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公開番号
2025027458
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2024133979
出願日
2024-08-09
発明の名称
噴霧部材及びそのような噴霧部材を備える回転式コーティング製品噴射器
出願人
エクセル インダストリー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
5/04 20060101AFI20250219BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】本発明は、コーティング製品回転式噴射器(2)用の噴霧部材(30)であって、回転式噴射器の駆動シャフト(16)に対する少なくとも1つの機械的係止重り(40)を担持している、コーティング製品回転式噴射器用の噴霧部材に関する。
【解決手段】この重りは、ボウルの中心軸線(A30)に対して半径方向に、かつ、この軸線に対して遠心方向に従って、駆動シャフト(16)上への噴霧部材(30)の取り付け、又は、このシャフトに対する噴霧部材の取り外しに対抗しない、係止解除位置と、駆動シャフトに対するボウルの取り外しに対抗する、係止位置との間で移動可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コーティング製品に関する回転式噴射器(2)用の噴霧部材(30)において、前記回転式噴射器の駆動シャフト(16)に対する少なくとも1つの機械的係止重り(40;140)を担持しており、前記重りが、ボウルの中心軸線(A30)に対して半径方向に、かつ、前記軸線に対して遠心方向に従って、
-前記駆動シャフト(16)上への前記噴霧部材(30)の取り付け、又は、前記シャフトに対する前記噴霧部材の取り外しに対抗しない、係止解除位置と、
-前記駆動シャフトに対する前記ボウルの取り外しに対抗する、係止位置と
の間で、移動可能であることを特徴とする、噴霧部材。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ボウルの中心軸線(A30)に対して少なくとも部分的な軸方向の力(E1)を加えるために、相補的な第2の磁気結合手段(22)と協働するように構成されている、第1の磁気結合手段(38)を装備していることを特徴とする、請求項1に記載の噴霧部材。
【請求項3】
前記中心軸線(A30)の周りに分散されている、複数の重り(40;140)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の噴霧部材。
【請求項4】
前記重り(40;140)が、前記中心軸線(A30)の周りに規則的なパターンで分散されていることを特徴とする、請求項3に記載の噴霧部材。
【請求項5】
ハブ(34)を備えることと、各重りが、前記ハブ内に形成され、かつ、前記ハブの外側半径方向表面(342)上に開口している、ハウジング(344)内に受け入れられていることと、
-前記重りの係止解除位置において、前記重り(40;140)が、前記ハウジング(344)内に完全に収容され、
-前記重りの係止位置において、前記重り(40;140)が、前記ハブ(34)の前記外側半径方向表面(342)を越えて、前記ハウジング(344)から突出することと、
を特徴とする、請求項1に記載の噴霧部材。
【請求項6】
前記ハウジング(344)が前記ハブの前記外側半径方向表面(342)上に開口している穴(344A)が、前記穴を通って前記重り(40)が前記ハウジングから抜け出すことを防止する寸法(Φ344)を有することを特徴とする、請求項5に記載の噴霧部材。
【請求項7】
各重り(140)が、前記駆動シャフト(16)を軸方向に圧迫するためのセグメント(144)を含むことと、前記ハウジングが、前記ハブの前記外側半径方向表面(342)上に配置されている溝の一部分(344D)を含むことと、を特徴とする、請求項5に記載の噴霧部材。
【請求項8】
溝の前記一部分(344D)が、前記ボウルの前記中心軸線(A30)に対して放射状に直交する方向に従って、前記ハウジングの別の部分(344C)の両側に延びており、前記別の部分内で、前記重りを案内するためにヒール(142)が係合されていることを特徴とする、請求項7に記載の噴霧部材。
【請求項9】
ハブ(34)を備え、各重りが、前記ハブと一体の部品によって形成されており、前記噴霧部材が、前記噴霧部材の中心軸線を中心として回転駆動されると、慣性の影響下で、前記ハブの一部の弾性変形によって、前記重りの係止位置から前記重りの係止解除位置に向けて移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の噴霧部材。
【請求項10】
前記重り(40;140)を、前記重りの係止解除位置に向けて弾性的に戻すための手段(150)を備えることを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の噴霧部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーティング製品回転式噴射器用の噴霧部材、並びに、そのような噴霧部材を備えるコーティング製品回転式噴射器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コーティング製品噴霧の分野では、例えば国際公開第2005/082542(A)号パンフレットから、噴射器の非回転部分に固定されている相補的な第2の磁気結合手段と協働することが可能な、第1の磁気結合手段を装備している、スプレーボウルが既知である。これらの第1の結合手段及び第2の結合手段は、ボウルの回転軸に対して軸方向の力を加え、このことは、ボウルと、対応する駆動部材との、回転の際の結合を誘発する。
【0003】
全般的に、この機器は満足のいくものである。
【0004】
しかしながら、この機器に関する1つの問題点は、噴射器が、多軸ロボットのアームの端部に取り付けられている場合に、著しい加速を被る可能性がある場合であっても、その噴射器上の所定の位置にボウルが留まることを確実にするためには、第1の結合手段と第2の結合手段との間の磁力が、強力でなければならない点である。この問題は、ボウルが高質量を呈する場合に、いっそう重大となる。
【0005】
第1の磁気結合手段と第2の磁気結合手段との間の、この磁力の強度は、メンテナンス作業中にボウルを取り外すことを困難にさせる。更には、この高い磁力は、噴射器上にボウルを取り付ける際に、操作者の指が挟まれた場合には、危険なものとなり得る。
【0006】
同様の問題は、ディスク型の噴霧部材、換言すれば、その直径が一般に120~500mmである、縁部を呈する噴霧部材にも生じる。これらのディスクの比較的高い質量に起因して、問題は更に悪化する。
【0007】
同様の問題はまた、磁気結合手段以外の結合手段によって、特に、ねじ込み、クリップ留め、又は四分の一回転係止によって、回転シャフト上に取り付けられている噴霧部材にも生じる。
【0008】
その一方で、独国特許出願公開第102017212480(A1)号明細書、同第102021127163(A1)号明細書、及び同第102017102965(A1)号明細書からは、噴霧部材の駆動シャフト上に係止部材を取り付けることが既知である。駆動シャフト上に取り付けられている、これらの係止部材は、いくつかのボウルと連続的に協働するため、摩耗する傾向がある。それらの係止部材はまた、駆動シャフトのバランス調整も、比較的複雑にさせる。最後に、これらの係止部材のうちの1つが故障した場合には、駆動シャフトを取り外すことが必要となり、この取り外しは、比較的複雑で時間を要する作業となる。
【発明の概要】
【0009】
本発明は、より詳細には、強力な結合力を誘発する結合手段を必ずしも必要とすることなく、コーティング製品回転式噴射器上への取り付けが、より確実となる、ボウル、ディスク、又は他のタイプのものとすることが可能な、新たな噴霧部材を提案することによって、これらの欠点を改善することを意図している。
【0010】
この目的のために、本発明は、その対象として、コーティング製品回転式噴射器用の噴霧部材において、回転式噴射器の駆動シャフトに対する少なくとも1つの機械的係止重りを担持しており、この重りが、ボウルの中心軸線に対して半径方向に、かつ、この軸線に対して遠心方向に従って、
-駆動シャフト上への噴霧部材の取り付け、又は、この駆動シャフトに対する噴霧部材の取り外しに対抗しない、係止解除位置と、
-駆動シャフトに対するボウルの取り外しに対抗する、係止位置と
の間で、移動可能であることを特徴とする、噴霧部材を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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