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公開番号2025027443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2024130576
出願日2024-08-07
発明の名称行動制御システム
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06N 3/006 20230101AFI20250219BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザへの情報の提案について改善する。
【解決手段】行動制御システムとしてエージェント800は、状態認識部230がユーザの行動を含むユーザ状態、及び電子機器の状態を認識し、感情決定部232がユーザの感情又はユーザと対話するためのアバターの感情を判定する。行動決定部236は、ユーザ状態、電子機器の状態、ユーザの感情、及びアバターの感情の少なくとも一つと、行動決定モデルとを用いて、アバター行動として、ユーザの好み情報に関連する外部データを、ユーザに提案することを含む。行動決定部236は、ユーザに好み情報に関連する外部データを提案する際、電子機器の画像表示領域にアバターを表示し、外部データを出力する。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザの行動を含むユーザ状態、及び電子機器の状態を認識する状態認識部と、
前記ユーザの感情又は前記ユーザと対話するためのエージェントを表すアバターの感情を判定する感情決定部と、
所定のタイミングで、前記ユーザ状態、前記電子機器の状態、前記ユーザの感情、及び前記アバターの感情の少なくとも一つと、行動決定モデルとを用いて、行動しないことを含む複数種類のアバター行動の何れかを、前記アバターの行動として決定する行動決定部と、
前記電子機器の画像表示領域に、前記アバターを表示させることを含む行動制御部と、
を含み、
前記アバター行動は、ユーザの好み情報に関連する外部データを提案することを含み、
前記行動決定部は、前記アバターの行動として、前記ユーザの好み情報に関連する外部データを提案することを決定した場合には、予め収集した、前記ユーザの好み情報に関連する外部データを出力する行動制御システム。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記行動決定モデルは、入力データに応じたデータを生成可能なデータ生成モデルであり、
前記行動決定部は、前記ユーザ状態、前記電子機器の状態、前記ユーザの感情、及び前記アバターの感情の少なくとも一つを表すデータと、前記アバター行動を質問するデータとを前記データ生成モデルに入力し、前記データ生成モデルの出力に基づいて、前記アバターの行動を決定する請求項１記載の行動制御システム。
【請求項３】
前記行動制御部は、前記アバターの行動として、前記ユーザの好み情報に関連する外部データを提案することを決定した場合には、予め収集した、前記ユーザの好み情報に関連する外部データに対応する風貌でアバターを動作させる請求項１記載の行動制御システム。
【請求項４】
前記電子機器はヘッドセット型端末である請求項１記載の行動制御システム。
【請求項５】
前記電子機器は眼鏡型端末である請求項１記載の行動制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、行動制御システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ユーザの状態に対してロボットの適切な行動を決定する技術が開示されている。特許文献１の従来技術は、ロボットが特定の行動を実行したときのユーザの反応を認識し、認識したユーザの反応に対するロボットの行動を決定できなかった場合、認識したユーザの状態に適した行動に関する情報をサーバから受信することで、ロボットの行動を更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許６０５３８４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら従来技術では、ユーザへの情報の提案について改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の第１の態様によれば、行動制御システムが提供される。当該行動制御システムは、ユーザの行動を含むユーザ状態、及び電子機器の状態を認識する状態認識部と、前記ユーザの感情又は前記ユーザと対話するためのエージェントを表すアバターの感情を判定する感情決定部と、所定のタイミングで、前記ユーザ状態、前記電子機器の状態、前記ユーザの感情、及び前記アバターの感情の少なくとも一つと、行動決定モデルとを用いて、行動しないことを含む複数種類のアバター行動の何れかを、前記アバターの行動として決定する行動決定部と、前記電子機器の画像表示領域に、前記アバターを表示させることを含む行動制御部と、を含み、前記アバター行動は、ユーザの好み情報に関連する外部データを提案することを含み、前記行動決定部は、前記アバターの行動として、前記ユーザの好み情報に関連する外部データを提案することを決定した場合には、予め収集した、前記ユーザの好み情報に関連する外部データを出力する。
【０００６】
第２の態様の行動制御システムは、第１の態様において、前記行動決定モデルは、入力データに応じたデータを生成可能なデータ生成モデルであり、前記行動決定部は、前記ユーザ状態、前記電子機器の状態、前記ユーザの感情、及び前記アバターの感情の少なくとも一つを表すデータと、前記アバター行動を質問するデータとを前記データ生成モデルに入力し、前記データ生成モデルの出力に基づいて、前記アバターの行動を決定する。
【０００７】
第３の態様の行動制御システムは、第１又は第２の態様において、前記行動制御部は、前記アバターの行動として、前記ユーザの好み情報に関連する外部データを提案することを決定した場合には、予め収集した、前記ユーザの好み情報に関連する外部データに対応する風貌でアバターを動作させる。
【０００８】
第４の態様の行動制御システムは、第１から第３の何れか１の態様において、前記電子機器はヘッドセット型端末である。
【０００９】
第５の態様の行動制御システムは、第１から第３の何れか１の対応において、前記電子機器は眼鏡型端末である。
【００１０】
ここで、アバターは、物理的な動作を行わずに映像や音声を出力する装置において、ソフトウェアにより表される。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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