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公開番号2025027433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2024118838
出願日2024-07-24
発明の名称アブレーション器具およびその製造方法
出願人エルベ エレクトロメディジン ゲーエムベーハー,Erbe Elektromedizin GmbH
代理人個人
主分類A61B 18/14 20060101AFI20250219BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】医療面および考慮事項にさらに相当配慮し、より自由な作業を可能にし、患者に対する処置の安全性が、著しく向上するアブレーション器具を提供する。
【解決手段】本発明に係る内部冷却アブレーション器具(11)は、アブレーション器具(11)がその軸方向(A)に対して曲がった湾曲セクション(20)を、遠位端部(12)に隣接して含む。この角度の大きさは、最大角度付けの1/3から最大2/3、好ましくは半分に規定されることが好ましい。最大角度付けは、絶対値140°を著しく上回ることができる。湾曲セクション(20)の予め曲げられた部分により、アブレーション器具のホースのねじれ、ひいては電極冷却の機能低下および高いせき止め圧の発生を有効に避けることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
特に電流印加により組織体積を熱失活させるための、アブレーション器具(11)であって、
可撓性を有するホース(24)の近位端部(13)から遠位端部(12)まで延在する少なくとも1つの管腔(27)を含む当該ホース(24)と、
前記ホース(24)の遠位端部(12)に配置された少なくとも1つの電極(21、22)とを備え、
前記アブレーション器具(11)は、外力が前記アブレーション器具(11)に加えられることなく前記ホース(24)が円弧に沿って構成されている湾曲セクション(20)を含む
アブレーション器具。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記管腔(27)は、前記遠位端部(12)の先端部で閉じている
請求項1に記載のアブレーション器具。
【請求項3】
前記ホース(24)を閉じるために、前記遠位端部(12)から近位方向に延在する牽引手段(29)に接続された閉鎖ピース(26)が設けられている
請求項2に記載のアブレーション器具。
【請求項4】
前記ホース(24)の内部には、前記少なくとも1つの電極(21)に近接して1以上の開口部を含む毛細管チャネルが配置されている
請求項1~3のいずれか1項に記載のアブレーション器具。
【請求項5】
前記毛細管チャネルは、前記管腔を貫通して延在する毛細管(30)内に形成されている
請求項4に記載のアブレーション器具。
【請求項6】
前記電極(21)は、前記ホース(24)を取り囲み、前記電極(21)は、前記ホース(24)にらせん状に巻き付けられた導電体によって形成されている
請求項1~3のいずれか1項に記載のアブレーション器具。
【請求項7】
前記電極(22)は、前記湾曲セクション(20)以外に配置されている
請求項1~3のいずれか1項に記載のアブレーション器具。
【請求項8】
前記ホース(24)の遠位端部(12)における湾曲していないセクションに、少なくとも1つの追加の電極(22)が配置されている
請求項1~3のいずれか1項に記載のアブレーション器具。
【請求項9】
2つの前記電極(21、22)は、互いに距離をとって配置されているが、互いに離れて同様に構成されている
請求項8に記載のアブレーション器具。
【請求項10】
前記ホース(24)にコーティング(31)が配置されている
請求項1に記載のアブレーション器具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特に電流印加により組織体積を熱アブレーションするための、アブレーション器具、さらに、そのようなアブレーション器具を製造するための方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、遠位端部に2つのアブレーション電極が配置されたホース状基体を有するアブレーション器具について開示されている。ホースは、プローブが内視鏡のワーキングチャネルに挿入されたときに様々な方向に曲がることができるように可撓性を有する。
【0003】
さらに、特許文献2には、可撓性内視鏡に使用するための外科器具について開示されている。この器具は、外科ツールが中に配置されたカテーテルを備える。このカテーテルは、規定された湾曲部と、当該湾曲部の領域内の開口部とを含み、その開口部から、カテーテル内で案内されるツールが出ることができる。
【0004】
特許文献3には、特に胆管の内視鏡処置用の別の器具について開示されている。この器具は、ワイヤ状電極が横切る遠位円弧状湾曲端部を含む。
【0005】
アクセスするのが難しい身体部位において手術を行うために、特許文献4には、鋭角をなして後方に曲がった遠位端部を有する器具について開示されている。
【0006】
特許文献5には、直腸内部で内視鏡および/または腹腔鏡に使用するためのHF外科器具について記載されており、器具は、遠位端部で湾曲している。器具の規定された湾曲により、内視鏡のチャネル内において器具を案内しやすくなり、器具の遠位端部は、強固に曲がった形状を有する。
【0007】
さらなる先行技術が特許文献6および特許文献7により提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
欧州特許出願公開第3788974号明細書
米国特許第4474174号明細書
米国特許第6017340号明細書
米国特許第2022065号明細書
欧州特許第0536440号明細書
欧州特許第0947171号明細書
欧州特許出願公開第1076523号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
アブレーションプローブを正しく操作するには、電極と接触している組織の乾燥を避けるために、組織と接触している電極が熱くなりすぎないことが不可欠である。これを実現するために、ホース状器具の内部管腔(ルーメン)を冷却チャネルとして使用することができる。そして、この冷却チャネルは、プローブが内視鏡によって曲がった形状に移行する場合、さらに流体透過性を有さなければならない。
【0010】
本発明の目的は、機能性を制限することなく、内視鏡に使用中、曲がった形状に移行し得るアブレーション器具を提供することである。このため、特に大きい角度付けと、きつい曲げ半径を可能にしなければならない。さらに、本発明の目的は、そのようなアブレーション器具を製造するための方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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