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公開番号2025027399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023132176
出願日2023-08-14
発明の名称定着装置、及び画像形成装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250219BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】巻付部材の緩みを抑制する。
【解決手段】定着装置は、定着ロールと、画像が形成された記録媒体を前記定着ロールとの間に挟んで回転方向へ回転し、前記画像を前記記録媒体へ定着する定着銅と、を備え、前記定着銅は、外周面に凹部が形成された胴本体と、前記外周面に巻き付けられ、回転方向下流側の部分が前記凹部の角部にて前記胴本体の径方向内側へ屈曲された状態で前記胴本体に取り付けられたシート状の巻付部材と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
定着ロールと、
画像が形成された記録媒体を前記定着ロールとの間に挟んで回転方向へ回転し、前記画像を前記記録媒体へ定着する定着銅と、
を備え、
前記定着銅は、
外周面に凹部が形成された胴本体と、
前記外周面に巻き付けられ、回転方向下流側の部分が前記凹部の角部にて前記胴本体の径方向内側へ屈曲された状態で前記胴本体に取り付けられたシート状の巻付部材と、
を有する
定着装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記回転方向下流側の部分は、
前記凹部の角部にて前記胴本体の径方向内側へ屈曲された第一屈曲部と、
前記第一屈曲部に対する前記径方向内側にて屈曲された第二屈曲部と、
前記第二屈曲部に対する前記第一屈曲部とは反対側に設けられ、前記胴本体に取り付けられた被取付部と、
を有する
請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記第二屈曲部は、
前記第一屈曲部に対する前記径方向内側にて前記径方向内側へ向かう方向から前記回転方向の下流側へ向かって屈曲されている
請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記回転方向下流側の部分を前記胴本体との間に挟んで、前記第二屈曲部の伸展を制限する制限部
を備える請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記凹部における前記径方向内側の底面に前記被取付部を取り付ける下流側取付部、
を備える請求項3に記載の定着装置。
【請求項6】
前記第一屈曲部及び前記第二屈曲部の少なくとも一方が、鋭角に屈曲する
請求項2に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第一屈曲部及び前記第二屈曲部の両方が、鋭角に屈曲する
請求項6に記載の定着装置。
【請求項8】
前記巻付部材の回転方向上流側の部分を前記胴本体に取り付け、前記回転方向上流側の部分を回転方向上流側へ引っ張る引張方向へ移動可能とされた上流側取付部、
を備える
請求項1に記載の定着装置。
【請求項9】
前記上流側取付部は、前記胴本体の軸方向に沿って複数配置されている
請求項8に記載の定着装置。
【請求項10】
記録媒体に画像を転写する転写装置と、
前記転写装置によって記録媒体に転写された画像を当該記録媒体に定着する請求項1~9のいずれか1項に記載の定着装置と、
を備える画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、弾性層が形成される第一ロールと、前記第一ロールとの間で記録媒体を挟み込む挟み部が形成され、外周面に軸方向に延びる溝が形成されると共に弾性層を有さない第二ロールと、を備える定着装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、円筒状の胴本体と、前記胴本体に巻き付けられるシート部材と、前記胴本体と前記シート部材との間に介在する弾性接着剤と、を備える胴部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-31852号公報
特開2022-60837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
定着装置としては、定着ロールと、画像が形成された記録媒体を前記定着ロールとの間に挟んで回転方向へ回転し、前記画像を前記記録媒体へ定着する定着銅と、を備え、前記定着銅は、外周面に凹部が形成された胴本体と、前記外周面に巻き付けられたシート状の巻付部材と、を有する定着装置が考えられる。
【0006】
当該定着装置において、巻付部材の全体が胴本体の外周面のみに沿った状態で巻き付けられている場合では、画像が形成された記録媒体を定着ロールとの間に挟んで定着銅が回転方向へ回転すると、巻付部材が緩むことがある。
【0007】
本開示は、巻付部材の全体が胴本体の外周面のみに沿った状態で巻き付けられている場合に比べ、巻付部材の緩みを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様は、定着ロールと、画像が形成された記録媒体を前記定着ロールとの間に挟んで回転方向へ回転し、前記画像を前記記録媒体へ定着する定着銅と、を備え、前記定着銅は、外周面に凹部が形成された胴本体と、前記外周面に巻き付けられ、回転方向下流側の部分が前記凹部の角部にて前記胴本体の径方向内側へ屈曲された状態で前記胴本体に取り付けられたシート状の巻付部材と、を有する。
【0009】
第2態様では、第1態様において、前記回転方向下流側の部分は、前記凹部の角部にて前記胴本体の径方向内側へ屈曲された第一屈曲部と、前記第一屈曲部に対する前記径方向内側にて屈曲された第二屈曲部と、前記第二屈曲部に対する前記第一屈曲部とは反対側に設けられ、前記胴本体に取り付けられた被取付部と、を有する。
【0010】
第3態様では、第2態様において、前記第二屈曲部は、前記第一屈曲部に対する前記径方向内側にて前記径方向内側へ向かう方向から前記回転方向の下流側へ向かって屈曲されている。
(【0011】以降は省略されています)

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