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公開番号
2025027374
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023132127
出願日
2023-08-14
発明の名称
熱機器
出願人
リンナイ株式会社
,
株式会社コロナ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F24H
4/02 20220101AFI20250219BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ヒートポンプを安定して動作させ続けることができる技術を提供する。
【解決手段】制御部は、ヒートポンプを第1の消費電力で動作させて液体を加熱する第1の運転と、ヒートポンプを第1の消費電力よりも大きい第2の消費電力で動作させて液体を加熱する第2の運転と、を実行可能であり、かつ、ヒートポンプの消費電力の上限値を設定しない通常モードと、ヒートポンプの消費電力の上限値を設定する抑制モードと、を設定可能であり、抑制モードでは、熱機器におけるヒートポンプ以外の要素の消費電力に応じてヒートポンプの消費電力の上限値を設定し、ヒートポンプの消費電力が設定した上限値未満になるようにヒートポンプを動作させるように構成されており、抑制モードを設定する場合に、ヒートポンプの消費電力の上限値を所定の基準値未満に設定する場合は、第2の運転を実行することを禁止してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を加熱するヒートポンプと、
前記ヒートポンプを制御する制御部と、を備える熱機器であって、
前記制御部は、
前記ヒートポンプを第1の消費電力で動作させて液体を加熱する第1の運転と、
前記ヒートポンプを前記第1の消費電力よりも大きい第2の消費電力で動作させて液体を加熱する第2の運転と、を実行可能であり、かつ、
前記ヒートポンプの消費電力の上限値を設定しない通常モードと、
前記ヒートポンプの消費電力の上限値を設定する抑制モードと、を設定可能であり、
前記抑制モードでは、前記熱機器における前記ヒートポンプ以外の要素の消費電力に応じて前記ヒートポンプの消費電力の上限値を設定し、前記ヒートポンプの消費電力が設定した上限値未満になるように前記ヒートポンプを動作させるように構成されており、
前記抑制モードを設定する場合に、前記ヒートポンプの消費電力の上限値を所定の基準値未満に設定する場合は、前記第2の運転を実行することを禁止する、熱機器。
続きを表示(約 89 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第2の運転を実行することを禁止した後に、所定の解除条件が成立する場合は、前記第2の運転の禁止を解除する、請求項1に記載の熱機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、熱機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に給湯システムが開示されている。特許文献1の給湯システムは、貯湯タンクの温水の沸き上げを行うヒートポンプ式加熱部と、貯湯タンクから出湯部に供給される温水を加熱可能な補助加熱部とを備えている。特許文献1の給湯システムは、ヒートポンプ式加熱部によって貯湯タンクの温水の沸き上げが行われるヒートポンプ単独運転と、ヒートポンプ式加熱部による貯湯タンクの温水の沸き上げだけでは熱量不足となる場合に、貯湯タンクの温水の沸き上げおよび補助加熱部による温水の加熱が同時に行われる補助加熱併用運転とが可能である。ヒートポンプ単独運転は、互いに加熱能力が異なる、第1のモードでの沸き上げ、および、第2のモードでの沸き上げを含む。第1モードでの沸き上げの加熱能力は、第2のモードでの沸き上げの加熱能力よりも高く、かつ、第1のモードでの沸き上げのヒートポンプ効率は第2のモードでの沸き上げのヒートポンプ効率よりも低い。特許文献1の給湯システムでは、大量出湯が見込まれる、あるいは、大量出湯が生じていることにより、第2のモードでの沸き上げでは熱量不足が生じ易い所定の条件下では、第1のモードでの沸き上げが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-27740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヒートポンプを備える熱機器において、ヒートポンプの加熱能力が高いモードが設定されると、ヒートポンプの消費電力が大きくなり、それが原因でブレーカーがトリップしてしまい、ヒートポンプが期せずして停止してしまうことが考えられる。例えば、分電盤の分岐配線に接続される熱機器におけるヒートポンプ以外の要素の消費電力が大きい状況では、熱機器全体の消費電力が大きくなるので、ヒートポンプが期せずして停止してしまう可能性が高くなる。本明細書では、ヒートポンプを安定して動作させ続けることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、熱機器が、液体を加熱するヒートポンプと、前記ヒートポンプを制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記ヒートポンプを第1の消費電力で動作させて液体を加熱する第1の運転と、前記ヒートポンプを前記第1の消費電力よりも大きい第2の消費電力で動作させて液体を加熱する第2の運転と、を実行可能であり、かつ、前記ヒートポンプの消費電力の上限値を設定しない通常モードと、前記ヒートポンプの消費電力の上限値を設定する抑制モードと、を設定可能であり、前記抑制モードでは、前記熱機器における前記ヒートポンプ以外の要素の消費電力に応じて前記ヒートポンプの消費電力の上限値を設定し、前記ヒートポンプの消費電力が設定した上限値未満になるように前記ヒートポンプを動作させるように構成されており、前記抑制モードを設定する場合に、前記ヒートポンプの消費電力の上限値を所定の基準値未満に設定する場合は、前記第2の運転を実行することを禁止してもよい。
【0006】
この構成によれば、ヒートポンプの消費電力の上限値を所定の基準値未満に設定する場合に第2の運転を実行することを禁止することにより、ヒートポンプの消費電力の上限値が低い状況で第2の運転が実行されることを抑制することができる。これにより、ヒートポンプの消費電力が大きいことに起因してヒートポンプが期せずして停止してしまうことを抑制することができる。例えば、ブレーカーがトリップすることによりヒートポンプが停止してしまうことを抑制することができる。その結果、ヒートポンプを安定して動作させ続けることができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記制御部は、前記第2の運転を実行することを禁止した後に、所定の解除条件が成立する場合は、前記第2の運転の禁止を解除してもよい。
【0008】
この構成によれば、第2の運転の禁止を解除することにより、再び消費電力が大きい第2の運転を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の貯湯式給湯器の構成を模式的に示す図である。
実施例の第2の沸上運転処理のフローチャートである。
変形例の第2の沸上運転処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(貯湯式給湯器104)
図1に示すように、実施例の貯湯式給湯器104(熱機器の一例)は、HP(ヒートポンプ)ユニット4と、タンクユニット6と、バーナユニット8とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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