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公開番号2025027365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023132114
出願日2023-08-14
発明の名称超音波診断装置及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類A61B 8/14 20060101AFI20250219BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】連続して取得された複数の超音波画像から検査の状況を判定することを目的とする。
【解決手段】診断部位判定部36は、超音波の送受信によって連続して取得された複数の超音波画像を受け付け、当該複数の超音波画像のそれぞれが表す診断部位を判定する。検査状況判定部38は、診断部位の判定の確信度の時間変化に基づいて、超音波を用いた検査の状況を判定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
超音波の送受信によって複数の超音波画像を連続して取得する取得部と、
前記複数の超音波画像のそれぞれが表す診断部位を判定する診断部位判定部と、
診断部位の判定の確信度の時間変化に基づいて、超音波を用いた検査の状況を判定する検査状況判定部と、
を含む超音波診断装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記検査状況判定部は、確信度の大きさ及び確信度の変動のうち少なくとも1つに基づいて、検査の状況を判定する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】
請求項2に記載の超音波診断装置において、
前記検査状況判定部は、超音波診断装置のユーザの属性に応じて、確信度の大きさ及び確信度の変動のうち少なくとも1つを用いた判定基準を変えて、検査の状況を判定する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項4】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記取得部は、前記検査状況判定部によって判定された検査の状況に応じた撮像モードに従って超音波を送受信することで超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項5】
請求項4に記載の超音波診断装置において、
前記取得部は、更に、前記検査状況判定部によって判定された検査の状況に応じた画質パラメータに従って超音波画像の画質を調整する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項6】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記検査状況判定部は、更に、前記取得部によって取得された超音波画像の画質を判定し、画質に関する情報を出力する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項7】
請求項6に記載の超音波診断装置において、
前記取得部によって取得された超音波画像の画質の判定結果に応じて、次に行うべき処理をユーザに提示する提示部を更に含む、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項8】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記検査状況判定部によって判定された検査の状況に応じた表示態様に従って、前記取得部によって取得された超音波画像に表されている特定の領域をディスプレイに表示させる表示制御部を更に含む、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項9】
コンピュータを、
超音波の送受信によって連続して取得された複数の超音波画像を受け付け、前記複数の超音波画像のそれぞれが表す診断部位を判定する診断部位判定手段、
診断部位の判定の確信度の時間変化に基づいて、超音波を用いた検査の状況を判定する検査状況判定手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波診断装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
超音波検査においては、検査の状況に応じた撮像モードや画質パラメータが選択されて撮像が行われることがある。例えば、粗いスキャンを行う状況、特定の断面を探索するためのスキャンを行う状況、計測する状況及び画像を保存する状況等が、検査の状況として挙げられる。一般的に、検査の状況に応じた撮像モードや画質パラメータが選択され(例えば、状況毎に画質パラメータが変えられ)、検査の状況に応じた条件に従って撮像が行われる。
【0003】
特許文献1には、画像パターンと類似するパターンデータを検索し、そのパターンデータに対応する診断部位を出力する装置が記載されている。
【0004】
特許文献2には、検索された患者情報に対応付けられた画像パラメータを読み出し、その画像パラメータを診断対象部位に応じた画像パラメータとして用いる装置が記載されている。
【0005】
特許文献3には、被検体に関する診断情報を取得し、その診断情報に基づいて画像パラメータを調整する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平4-224738号公報
特開2007-167116号公報
特開2000-029351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
医師や検査技師等のユーザが、検査の状況に応じた撮像モードや画質パラメータを手動で選択することが考えられる。しかし、ユーザ自身が検査の状況を正確に把握することが容易ではない。そのため、ユーザが検査の状況に応じた撮像モードや画質パラメータを手動で選択することは容易ではない。また、検査の状況に応じた撮像モードや画質パラメータを選択するためには経験を要するため、その選択に時間を要することがある。熟練者であっても、検査の状況に応じた撮像モードや画質パラメータを手動で選択することは容易ではない。その結果、検査全体に要する時間が長くなることもある。そこで、検査の状況を判定することが重要となる。
【0008】
本開示の目的は、連続して取得された複数の超音波画像から検査の状況を判定することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の1つの態様は、超音波の送受信によって複数の超音波画像を連続して取得する取得部と、前記複数の超音波画像のそれぞれが表す診断部位を判定する診断部位判定部と、診断部位の判定の確信度の時間変化に基づいて、超音波を用いた検査の状況を判定する検査状況判定部と、を含む超音波診断装置である。
【0010】
前記検査状況判定部は、確信度の大きさ及び確信度の変動のうち少なくとも1つに基づいて、検査の状況を判定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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