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公開番号
2025027351
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023132096
出願日
2023-08-14
発明の名称
仕分システム及び仕分方法
出願人
株式会社Techno File Japan
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20250219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】多数の搬送物を仕分けることを可能としつつ設備規模が小さい仕分システムを提供する。
【解決手段】出荷先と仕分分類とがそれぞれに関連付けられた複数の搬送物を仕分ける仕分システムであって、複数の搬送ラインと、複数の搬送ラインのそれぞれの出口を、多方向搬送装置を通じて、複数の搬送ラインのそれぞれの入口に接続する循環ラインと、複数の搬送物を循環ラインから受け入れる受入部を有し、受入部と複数の搬送ラインそれぞれの任意の入口とを接続し、受入部を通じて仕分ユニットに供給される搬送物を複数の搬送ラインのいずれかに分配する多方向搬送装置と、を有する仕分ユニットと、仕分ユニットに供給された搬送物のうち、複数の搬送物のうち少なくとも1つの搬送物が出荷先及び仕分分類に基づいてまとめられた搬送物群に属する搬送物が、搬送物群ごとに連続して仕分ユニットにおいて配置されるよう、仕分ユニットを制御する制御ユニットと、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
出荷先と仕分分類とがそれぞれに関連付けられた複数の搬送物を仕分ける仕分システムであって、
複数の搬送ラインと、
前記複数の搬送ラインのそれぞれの出口を、前記多方向搬送装置を通じて、前記複数の搬送ラインのそれぞれの入口に接続する循環ラインと、
前記複数の搬送物を前記循環ラインから受け入れる受入部を有し、前記受入部と前記複数の搬送ラインそれぞれの任意の前記入口とを接続し、前記受入部を通じて前記仕分ユニットに供給される搬送物を前記複数の搬送ラインのいずれかに分配する多方向搬送装置と、
を有する仕分ユニットと、
前記仕分ユニットに供給された搬送物のうち、前記複数の搬送物のうち少なくとも1つの搬送物が前記出荷先及び前記仕分分類に基づいてまとめられた搬送物群に属する搬送物が、前記搬送物群ごとに連続して前記仕分ユニットにおいて配置されるよう、前記仕分ユニットを制御する制御ユニットと、
を備える仕分システム。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の仕分システムであって、
前記複数の搬送ラインのそれぞれは、前記循環ラインに直角に合流する、仕分システム。
【請求項3】
請求項1に記載の仕分システムであって、
前記受入部を通じて前記多方向搬送装置に前記複数の搬送物を供給する供給ユニット、をさらに備え、
前記多方向搬送装置は、前記循環ラインを通じて前記仕分ユニットに供給される搬送物及び前記供給ユニットを通じて前記仕分ユニットに供給される搬送物を前記複数の搬送ラインのいずれかに分配する、仕分システム。
【請求項4】
出荷先と仕分分類とがそれぞれに関連付けられた複数の搬送物を仕分ける仕分方法であって、
複数の搬送ラインと、前記複数の搬送ラインのそれぞれの出口を、前記多方向搬送装置を通じて、前記複数の搬送ラインのそれぞれの入口に接続する循環ラインと、前記複数の搬送物を前記循環ラインから受け入れる受入部を有し、前記受入部と前記複数の搬送ラインそれぞれの任意の前記入口とを接続し、前記受入部を通じて前記仕分ユニットに供給される搬送物を前記複数の搬送ラインのいずれかに分配する多方向搬送装置と、を有する仕分ユニットに供給された搬送物のうち、前記複数の搬送物のうち少なくとも1つの搬送物が前記出荷先及び前記仕分分類に基づいてまとめられた搬送物群に属する搬送物が、前記搬送物群ごとに連続して前記仕分ユニットにおいて配置されるよう、前記仕分ユニットを制御すること、を含む、仕分方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仕分システム及び仕分方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗で販売される商品は、例えば、各店舗からの注文に応じて配送センターから各店舗に納品される。配送される商品は、各商品の販売者により配送センターに納入された後、配送センターにおいて、商品がピッキングされ、出荷先別に仕分けられる。複数のコンテナのそれぞれには、店頭での陳列が円滑に行われるように、カテゴリーが共通する商品が収納される。仕分けられた商品は、例えば、コンテナ(搬送物)に格納され、台車等に積載され、コンテナを積み込んだ配送トラックにより配送先に納入される。特許文献1には、効率的な陳列を可能とするために、出荷時に商品毎の特性や梱包形態等に合わせて搬送物をグルーピングし、グルーピングされた搬送物を積み込むことを可能にする仕分方法が示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-233416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の方法では、搬送物の仕分を行うために、出荷のバッチ単位に含まれる搬送物をシークエンスグループという分割された搬送物のセットに分割し、仕分の効率化を図っている。特許文献1に記載の方法では、仕分の際にはバッチに含まれる搬送物の全てが仕分を行うユニットに在荷する必要があるため、設備規模が大きくなってしまう。また、特許文献1に記載の方法では、仕分処理の簡素化と迅速化のために、機能が相違するユニットによる複数のステージ化を経た仕分を行う必要があり、結果として設備規模が大きくなっている。
【0005】
そこで、本発明は、多数の搬送物を仕分けることを可能としつつ設備規模が小さい仕分システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る仕分システムは、出荷先と仕分分類とがそれぞれに関連付けられた複数の搬送物を仕分ける仕分システムであって、複数の搬送ラインと、複数の搬送ラインのそれぞれの出口を、多方向搬送装置を通じて、複数の搬送ラインのそれぞれの入口に接続する循環ラインと、複数の搬送物を循環ラインから受け入れる受入部を有し、受入部と複数の搬送ラインそれぞれの任意の入口とを接続し、受入部を通じて仕分ユニットに供給される搬送物を複数の搬送ラインのいずれかに分配する多方向搬送装置と、を有する仕分ユニットと、仕分ユニットに供給された搬送物のうち、複数の搬送物のうち少なくとも1つの搬送物が出荷先及び仕分分類に基づいてまとめられた搬送物群に属する搬送物が、搬送物群ごとに連続して仕分ユニットにおいて配置されるよう、仕分ユニットを制御する制御ユニットと、を備える。
【0007】
複数の搬送ラインのそれぞれの入口は多方向搬送装置によって接続される。多方向搬送装置を用いることで、多方向搬送装置に供給された搬送物を、例えば搬送物の循環方向とは異なる方向等に移動させることが可能となる。これにより、搬送ラインの入口側に供給可能な搬送物の許容量が増加するので、搬送物の量に対する仕分ユニットの設備規模を小さくすることができる。
【0008】
上記態様において、複数の搬送ラインのそれぞれは、循環ラインに直角に合流してもよい。
【0009】
搬送ラインの出口側を循環ラインの方向に沿って曲げないので、仕分ユニットの設備規模を小さくすることができる。
【0010】
上記態様において、仕分ユニットは、受入部を通じて多方向搬送装置に複数の搬送物を供給する供給ユニット、をさらに備え、多方向搬送装置は、循環ラインを通じて仕分ユニットに供給される搬送物及び供給ユニットを通じて仕分ユニットに供給される搬送物を複数の搬送ラインのいずれかに分配する。
(【0011】以降は省略されています)
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