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公開番号2025027346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023132082
出願日2023-08-14
発明の名称推定システム、推定方法及び推定プログラム
出願人エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G16H 50/30 20180101AFI20250219BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザが行う作業を簡易に特定し、ストレス推定結果に対応付けることができる。
【解決手段】推定システムは、ユーザの位置を検出する位置検出部と、ユーザの位置を基に、ユーザが行う作業候補を推定する作業推定部と、作業推定部によって推定された作業候補を、ユーザが使用するウェアラブルデバイスの画面に表示させる表示作業設定部と、ウェアラブルデバイスの画面に表示された作業候補のうちユーザの入力操作によって選択された作業を、ユーザが行う作業であると特定し、特定した作業の情報と、ユーザのバイタルデータとを対応付けて取得するバイタルデータ取得部と、ユーザのバイタルデータを基にユーザのストレスを推定し、ストレス推定結果とユーザの入力操作によって選択された作業とを対応付けて記憶部に格納するストレス推定部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザの位置を検出する位置検出部と、
前記ユーザの位置を基に、前記ユーザが行う作業候補を推定する第１の推定部と、
前記第１の推定部によって推定された作業候補を、前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示させる表示制御部と、
前記端末装置の画面に表示された作業候補のうち前記ユーザの入力操作によって選択された作業を、前記ユーザが行う作業であると特定し、特定した作業の情報と、前記ユーザのバイタルデータとを対応付けて取得する取得部と、
前記ユーザのバイタルデータを基に前記ユーザのストレスを推定し、ストレス推定結果と前記ユーザの入力操作によって選択された作業とを対応付けて記憶部に格納する第２の推定部と、
を有することを特徴とする推定システム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記記憶部は、前記ユーザの工程表または前記ユーザのスケジュールを記憶し、
前記第１の推定部は、前記ユーザの位置、及び、前記ユーザの作業工程表または前記ユーザのスケジュールを基に、前記ユーザの作業候補を推定することを特徴とする請求項１に記載の推定システム。
【請求項３】
当該推定システムは、
前記表示制御部と、前記取得部と、前記作業の情報と前記ユーザのバイタルデータとを送信する送信部とを有する前記ユーザが使用する端末装置と、
前記第１の推定部と、前記作業の情報と前記ユーザのバイタルデータとを受信する通信部と、前記第１の推定部と、前記記憶部と、を有するサーバ装置と、
を有することを特徴とする請求項１に記載の推定システム。
【請求項４】
前記位置検出部は、前記端末装置と他の通信機器との間の通信状況、撮像装置による撮像画像、作業対象である装置の操作状況、または、建物或いは居室の出退記録を基に、前記ユーザの位置を検出することを特徴とする請求項１に記載の推定システム。
【請求項５】
前記表示制御部は、前記端末装置の画面の大きさに応じた数の前記作業候補を一覧表示させることを特徴とする請求項１に記載の推定システム。
【請求項６】
推定システムが実行する推定方法であって、
ユーザの位置を検出する位置工程と、
前記ユーザの位置を基に、前記ユーザが行う作業候補を推定する第１の推定工程と、
前記第１の推定工程において推定された作業候補を、前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示させる制御工程と、
前記端末装置の画面に表示された作業候補のうち前記ユーザの入力操作によって選択された作業を、前記ユーザが行う作業であると特定し、特定した作業の情報と、前記ユーザのバイタルデータとを対応付けて取得する取得工程と、
前記ユーザのバイタルデータを基に前記ユーザのストレスを推定し、ストレス推定結果と前記ユーザの入力操作によって選択された作業とを対応付けて記憶部に格納する第２の推定工程と、
を含んだことを特徴とする推定方法。
【請求項７】
ユーザの位置を検出する位置ステップと、
前記ユーザの位置を基に、前記ユーザが行う作業候補を推定する第１の推定ステップと、
前記第１の推定ステップにおいて推定された作業候補を、前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示させる制御ステップと、
前記端末装置の画面に表示された作業候補のうち前記ユーザの入力操作によって選択された作業を、前記ユーザが行う作業であると特定し、特定した作業の情報と、前記ユーザのバイタルデータとを対応付けて取得する取得ステップと、
前記ユーザのバイタルデータを基に前記ユーザのストレスを推定し、ストレス推定結果と前記ユーザの入力操作によって選択された作業とを対応付けて記憶部に格納する第２の推定ステップと、
をコンピュータに実行させるための推定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、推定システム、推定方法及び推定プログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
ウェアラブルデバイスをユーザに装着させ、ユーザのバイタルデータ（生体情報（例えば、皮膚電位及び心拍））を収集し、ユーザの心理的な負担（ストレス）を推定する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－１８１１６０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば、ストレス推定結果を用いて、どの作業の場合にストレスを強く感じているかを判別し、業務や指導の方向性を変更する場合がある。このため、具体的な作業の内容と、ストレスの度合いとの関係を明確にしたいという要望があった。
【０００５】
しかしながら、ユーザが、多数ある作業の中から、ユーザ自身が行う作業を一から手入力し、バイタルデータと紐づけるという処理は、非常に煩雑であるという問題があった。
【０００６】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが行う作業を簡易に特定し、ストレス推定結果に対応付けることができる推定システム、推定方法及び推定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の推定システムは、ユーザの位置を検出する位置検出部と、前記ユーザの位置を基に、前記ユーザが行う作業候補を推定する第１の推定部と、前記第１の推定部によって推定された作業候補を、前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示させる表示制御部と、前記端末装置の画面に表示された作業候補のうち前記ユーザの入力操作によって選択された作業を、前記ユーザが行う作業であると特定し、特定した作業の情報と、前記ユーザのバイタルデータとを対応付けて取得する取得部と、前記ユーザのバイタルデータを基に前記ユーザのストレスを推定し、ストレス推定結果と前記ユーザの入力操作によって選択された作業とを対応付けて記憶部に格納する第２の推定部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ユーザが行う作業を簡易に特定し、ストレス推定結果に対応付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、実施の形態に係る推定システムの構成を説明する図である。
図２は、図１に示すウェアラブルデバイスの構成を説明する図である。
図３は、図１に示すサーバ装置の構成を説明する図である。
図４は、図３に示す工程表データのデータ構成の一例を示す図である。
図５は、図３に示すスケジュールデータのデータ構成の一例を示す図である。
図６は、ウェアラブルデバイスの画面に表示される作業メニューの一例を示す図である。
図７は、ウェアラブルデバイスの画面に表示される作業メニューの一例を示す図である。
図８は、ウェアラブルデバイスの画面に表示される作業メニューの一例を示す図である。
図９は、実施の形態に係る通信方法の処理手順を示すシーケンス図である。
図１０は、プログラムが実行されることにより、推定システムの各装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
（【００１１】以降は省略されています）

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