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公開番号2025027319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023132027
出願日2023-08-14
発明の名称管理システム、管理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250219BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが都合の良いタイミングで交換依頼を行うことができる仕組みを提供する。
【解決手段】管理システム10は、ユーザが契約したプランに対応する契約期間において画像形成装置100を定額で利用可能なサービスを提供する。管理システム10は、サブスクリプションサービスに関するダッシュボード情報を含むダッシュボード画面1100の表示を制御し、交換依頼ボタン表示条件を含む契約情報700を管理する。管理システム10は、画像形成装置100の使用状況情報900を取得し、使用状況情報900に基づいて画像形成装置100が契約終了日前に寿命に到達するか否かを判定する。管理システム10は、画像形成装置100が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ交換依頼ボタン表示条件を満たした場合、画像形成装置100の本体又は消耗部品の交換を依頼する交換依頼ボタンをダッシュボード画面1100に表示する制御を行う。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザが契約したプランに対応する契約期間において画像形成装置を定額で利用可能なサービスを提供する管理システムであって、
前記画像形成装置の使用状況情報を取得する手段と、
前記サービスに関するダッシュボード情報を含むダッシュボード画面の表示を制御する手段と、
前記ダッシュボード画面の表示制御に使用される所定の表示条件を含む契約情報を管理する手段と、
前記使用状況情報に基づいて前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達するか否かを判定する手段とを備え、
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記所定の表示条件を満たす場合、前記制御する手段は、前記画像形成装置の本体又は前記画像形成装置の消耗部品の交換を依頼する交換依頼ボタンを前記ダッシュボード画面に表示する制御を行うことを特徴とする管理システム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記所定の表示条件は、前記画像形成装置の本体の交換依頼ボタンの表示条件を含み、
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記画像形成装置の本体の交換依頼ボタンの表示条件を満たす場合、前記制御する手段は、前記画像形成装置の本体の交換依頼ボタンを前記ダッシュボード画面に表示する制御を行うことを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
【請求項３】
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記契約情報に含まれる所定の条件を満たす場合、ユーザから指示を受けることなく前記画像形成装置の本体の配送手配を行うサービスを提供する手段を更に備え、
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記画像形成装置の本体の配送手配を行うサービスの契約がなされておらず且つ前記画像形成装置の本体の交換依頼ボタンの表示条件を満たす場合、前記制御する手段は、前記画像形成装置の本体の交換依頼ボタンを前記ダッシュボード画面に表示する制御を行うことを特徴とする請求項２に記載の管理システム。
【請求項４】
前記所定の表示条件は、前記画像形成装置の消耗部品の交換依頼ボタンの表示条件を含み、
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記画像形成装置の消耗部品の交換依頼ボタンの表示条件を満たす場合、前記制御する手段は、前記画像形成装置の消耗部品の交換依頼ボタンを前記ダッシュボード画面に表示する制御を行うことを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
【請求項５】
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記契約情報に含まれる所定の条件を満たす場合、ユーザから指示を受けることなく前記画像形成装置の消耗部品の配送手配を行うサービスを提供する手段を更に備え、
前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記画像形成装置の消耗部品の配送手配を行うサービスの契約がなされておらず且つ前記画像形成装置の消耗部品の交換依頼ボタンの表示条件を満たす場合、前記制御する手段は、前記画像形成装置の消耗部品の交換依頼ボタンを前記ダッシュボード画面に表示する制御を行うことを特徴とする請求項４に記載の管理システム。
【請求項６】
前記消耗部品は、ドラムカートリッジであることを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
【請求項７】
前記消耗部品は、トナーカートリッジであることを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
【請求項８】
前記取得する手段は、前記画像形成装置が１ページ分の印刷を行う度に、前記画像形成装置によって更新された使用状況情報を取得することを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
【請求項９】
前記ユーザから受けた指示に従って、前記所定の表示条件を変更する手段を更に備えることを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
【請求項１０】
前記ダッシュボード画面は、前記ユーザが操作する情報処理装置の表示部に表示されることを特徴とする請求項１に記載の管理システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、管理システム、管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
管理サーバが画像形成装置から受信したデバイス情報やユーザの使用履歴を用いて画像形成装置を管理するサービスが提供されている。例えば、インク等の消耗部品の管理を管理サーバで行い、残量が少なくなった際に自動で配送するサービスもその一例である。また、近年では、ユーザが画像形成装置を購入することなく低コストで利用可能な画像形成装置のサブスクリプションサービスが提供されている。サブスクリプションサービスは、ユーザが契約したプランに対応する上限印刷枚数まで定額で画像形成装置を利用可能なサービスであり、当該ユーザの元に画像形成装置が配送される。ユーザは、この画像形成装置において、例えば、契約したプランに対応する契約期間中に画像形成装置の本体や消耗部品の交換を行うことができる。
【０００３】
このような契約型の定額サービスでは、画像形成装置は、画像形成装置の情報を管理サーバに通知し、通知を受け取った管理サーバは契約情報に従った処理を行う。例えば、ドラムカートリッジのような画像形成装置の消耗部品が故障した際に、画像形成装置は消耗部品の故障情報を管理サーバに通知し、管理サーバはドラムカートリッジを画像形成装置のユーザの元に配送する手配を行う（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１１７４６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、上述したサブスクリプションサービスのような契約型の定額サービスでは、本体や消耗部品の管理責任はサブスクリプションサービスを提供するサービス提供者側にある。サービス提供者は、契約期間中において、一定の印刷品質を維持した画像形成装置をユーザに使用してもらえるように、契約期間中に画像形成装置の本体や消耗部品が寿命に達することが無いように管理する必要がある。画像形成装置の印刷品質を維持する方法として、例えば、ユーザから指示を受けることなく、本体又は消耗部品が寿命に達する前に、交換対象となる本体又は消耗部品をユーザの元に配送する自動配送制御を行うことが考えられる。しかし、このような自動配送制御では、画像形成装置の印刷品質を維持することは可能であるが、ユーザの都合が悪いタイミングで交換対象となる本体や消耗部品がユーザの元に配送される懸念がある。
【０００６】
本発明は、ユーザが都合の良いタイミングで交換依頼を行うことができる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために、本発明の管理システムは、ユーザが契約したプランに対応する契約期間において画像形成装置を定額で利用可能なサービスを提供する管理システムであって、前記画像形成装置の使用状況情報を取得する手段と、前記サービスに関するダッシュボード情報を含むダッシュボード画面の表示を制御する手段と、前記ダッシュボード画面の表示制御に使用される所定の表示条件を含む契約情報を管理する手段と、前記使用状況情報に基づいて前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達するか否かを判定する手段とを備え、前記画像形成装置が契約終了日前に寿命に到達すると判定され且つ前記所定の表示条件を満たす場合、前記制御する手段は、前記画像形成装置の本体又は前記画像形成装置の消耗部品の交換を依頼する交換依頼ボタンを前記ダッシュボード画面に表示する制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ユーザが都合の良いタイミングで交換依頼を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施の形態に係る管理システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図１の画像形成装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図１のデバイス管理サーバのハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図１のサービス管理サーバのハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図１の情報処理装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図１の管理システムにおいてユーザがサブスクリプションサービスの利用を開始するための処理の手順を示すシーケンス図である。
図１のサービス管理サーバによって管理される契約情報の一例を示す図である。
図１の画像形成装置が印刷を行ってから情報処理装置の表示部にダッシュボード画面を表示するまでの処理の流れを示すシーケンス図である。
図９は、図１の画像形成装置の使用状況情報の一例を示す図である。
図８のＳ８０８の交換依頼ボタン表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
使用状況情報が図９（ａ）に示す内容である場合のダッシュボード情報を表示したダッシュボード画面を示す図である。
使用状況情報が図９（ｂ）に示す内容である場合のダッシュボード情報を表示したダッシュボード画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
（【００１１】以降は省略されています）

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