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公開番号
2025027301
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023131985
出願日
2023-08-14
発明の名称
車両用インストルメントパネル構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
35/50 20240101AFI20250219BHJP(車両一般)
要約
【課題】多様な携帯型電子機器を車室内で簡便に充電でき、かつ、充電中の発熱による携帯型電子機器の温度上昇を抑制可能な車両用インストルメントパネル構造を提供する。
【解決手段】車両用インストルメントパネル構造は、インストルメントパネル1の主面部11に、空調風が送風されるレジスター4とUSBポート取付部18とを備える。インストルメントパネル1は、主面部11から車両後方に向かって延び、携帯型電子機器6を載置可能に構成されたトレイ部16を含む。主面部11は、トレイ部16の載置面16Aの前縁から車両上方に向かって延びる縦壁17を有し、USBポート取付部18は、縦壁17に設けられている。レジスター4は、縦壁17の車幅方向範囲内で縦壁17よりも車両上方、かつ、載置面16Aの後縁よりも車両前方に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内における車両前方側に配置され車幅方向に延びるインストルメントパネルと、
前記インストルメントパネルの車両後方を臨む主面部に形成され、空調風が車室内に向けて吹き出される送風口と、
携帯型電子機器が電気的に接続され該携帯型電子機器への給電機能を有する接続ポートを、前記主面部に取り付けるための接続ポート取付部と、
を備えた車両用インストルメントパネル構造であって、
前記インストルメントパネルは、前記主面部から車両後方に向かって延び、前記携帯型電子機器を載置可能に構成されたトレイ部を含み、
前記主面部は、前記トレイ部における前記携帯型電子機器の載置面の前縁から車両上方に向かって延びる縦壁を有し、
前記接続ポート取付部は、前記縦壁に設けられており、
前記送風口は、前記縦壁の車幅方向範囲内で前記縦壁よりも車両上方、かつ、前記載置面の後縁よりも車両前方に配置されている、車両用インストルメントパネル構造。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記トレイ部は、前記携帯型電子機器の前記載置面から車両上方側に突出し、前記載置面の後縁に沿って延びる突縁部分を有している、請求項1に記載の車両用インストルメントパネル構造。
【請求項3】
前記接続ポート取付部は、前記送風口の車幅方向範囲内で前記送風口よりも車両下方かつ車両前方に配置されている、請求項1に記載の車両用インストルメントパネル構造。
【請求項4】
前記インストルメントパネルは、
前記主面部から、前記インストルメントパネルの車幅方向中央部後方に配置された車載器に向かって延びる延出部と、
前記延出部の車幅方向の側面から車幅方向外側に向かって延び、前記送風口に対応する位置にレジスターが取り付けられるレジスターカバーと、を含み、
前記縦壁は、
前記載置面の前縁および前記レジスターカバーの下縁の間に位置し、前記接続ポート取付部が設けられる前壁部と、
前記載置面の車幅方向内側縁から車両上方に向かって前記延出部の下面まで延びる側壁部と、を含み、
前記レジスターカバーおよび前記側壁部は、前記延出部の側面および下面で形成されるコーナー部分を介して繋がっている、請求項1に記載の車両用インストルメントパネル構造。
【請求項5】
前記前壁部は、前記コーナー部分に隣接する部分に、車両上方に向かうに従い車両前方に傾斜して延びる傾斜面を有し、該傾斜面に前記接続ポート取付部が設けられている、請求項4に記載の車両用インストルメントパネル構造。
【請求項6】
前記トレイ部は、前記携帯型電子機器の載置面上における前記傾斜面の車幅方向外側縁に対応する位置に、前記載置面から車両上方側に突出し、車両前後方向に延びる凸形状部分を有している、請求項5に記載の車両用インストルメントパネル構造。
【請求項7】
前記インストルメントパネルは、前記主面部に形成され、助手席側のグローブボックスが設置される開口部を含み、
前記トレイ部は、前記開口部の車両上方に配置されている、請求項1に記載の車両用インストルメントパネル構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用インストルメントパネル構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1には、携帯端末を充電する非接触式の充電部を備えた充電器を車両の内装部材に設けた構成が開示されている。この充電器は、充電部に対向して携帯端末を載せる載置面に、携帯端末を保持する保持部材を複数備えており、保持部材は、充電部の中心に対して点対称となる位置に設けられている。このような充電器を車室のセンターコンソールに設けることで、携帯端末の移動を抑制しながら、充電器に対して携帯端末の配置・持出しを容易に行うことができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-195232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の充電器が車両の内装部材(センターコンソール)に設けられた構造については、非接触式の充電に対応していない携帯端末(以下、「携帯型電子機器」とする)や、充電器の保持部材の配置に対して幅方向のサイズが適合しない携帯型電子機器を、車室内で充電することが困難であるという課題がある。また、センターコンソールがない車両(例えば、運転席と助手席が繋がった車両など)には対応できない構造になっている。さらに、センターコンソール上で移動が抑制された状態にある携帯型電子機器では、充電中に発生する熱がこもって温度が上昇しやすい。高温の状態で充電を継続した場合、携帯型電子機器のバッテリ劣化を招くだけでなく、内部回路の故障を引き起こす可能性もあり、改善の余地があった。
【0005】
本発明は上記の点に着目してなされたもので、多様な携帯型電子機器を車室内で簡便に充電でき、かつ、充電中の発熱による携帯型電子機器の温度上昇を抑制可能な車両用インストルメントパネル構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため本発明の一態様は、車室内における車両前方側に配置され車幅方向に延びるインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの車両後方を臨む主面部に形成され、空調風が車室内に向けて吹き出される送風口と、携帯型電子機器が電気的に接続され該携帯型電子機器への給電機能を有する接続ポートを、前記主面部に取り付けるための接続ポート取付部と、を備えた車両用インストルメントパネル構造を提供する。この車両用インストルメントパネル構造において、前記インストルメントパネルは、前記主面部から車両後方に向かって延び、前記携帯型電子機器を載置可能に構成されたトレイ部を含み、前記主面部は、前記トレイ部における前記携帯型電子機器の載置面の前縁から車両上方に向かって延びる縦壁を有し、前記接続ポート取付部は、前記縦壁に設けられており、前記送風口は、前記縦壁の車幅方向範囲内で前記縦壁よりも車両上方、かつ、前記載置面の後縁よりも車両前方に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用インストルメントパネル構造によれば、多様な携帯型電子機器を車室内で簡便に充電でき、かつ、充電中の発熱による携帯型電子機器の温度上昇を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る車両用インストルメントパネル構造の要部を車両後方の斜め左側から見た斜視図である。
図1のA-A線断面図である。
上記実施形態におけるUSBポート周辺を拡大して車両後方から見た後面図である。
上記実施形態におけるトレイ部を車両上方から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用インストルメントパネル構造の要部を車両後方の斜め左側から見た斜視図である。また、図2は、図1のA-A線断面図である。なお、以下で説明する各図において、矢印F方向は、車両前後方向で前方を示している。また、矢印U方向は車両上下方向で上方を示している。さらに、矢印R方向および矢印L方向は、車室内から車両前方を見たときの右方および左方を示している。
【0010】
図1および図2において、本実施形態による車両用インストルメントパネル構造が適用された車両は、車室R内における車両前方側にインストルメントパネル1を備えている。インストルメントパネル1は、車室R内における車両幅方向の全幅に亘って配置されている。インストルメントパネル1は、樹脂製の部材であり、車両後方を臨む主面部11と、車両上方を臨む上面部12と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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