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公開番号2025027235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131872
出願日2023-08-14
発明の名称走行特性学習方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 40/09 20120101AFI20250219BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者が運転する車両の走行特性を学習する走行特性学習システムにおいて、運転者が希望する車間距離を、より高い精度で学習できるようにする。
【解決手段】走行特性学習方法は、運転者による手動運転と自動運転とを切り替え可能な車両において、前記運転者の前記手動運転中における前記車両の先行車との車間距離を学習し、前記車間距離の学習結果を前記自動運転の走行特性に適用する運転制御装置の走行特性学習方法であって、前記運転者が前記手動運転を行っている場合、前記車両の減速操作が終わり、定常走行に移行したときの前記車間距離を優先して学習することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
運転者による手動運転と自動運転とを切り替え可能な車両において、
前記運転者の前記手動運転中における前記車両の先行車との車間距離を学習し、
前記車間距離の学習結果を前記自動運転の走行特性に適用する運転制御装置の走行特性学習方法であって、
前記運転者が前記手動運転を行っている場合、
前記車両の減速操作が終わり、定常走行に移行したときの前記車間距離を優先して学習することを特徴とする、走行特性学習方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、走行特性学習方法に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
運転者が運転する車両の走行特性を学習する走行特性学習方法がある。例えば、運転者による手動運転と自動運転度を切り替え可能な車両において、運転者の手動運転における減速操作中の車間距離を優先して学習し、学習結果を自動運転の走行特性に適用する技術が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１８／１３８７６７号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、例えば、運転者の減速方法等によって、減速操作中の車間距離と、運転者が希望する車間距離とが異なる場合があるため、特許文献１に開示された技術では、運転者が希望する車間距離を高い精度で学習できない場合がある。
【０００５】
本発明の一実施形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、運転者が運転する車両の走行特性を学習する走行特性学習システムにおいて、運転者が希望する車間距離を、より高い精度で学習できるようにする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る走行特性学習方法は、運転者による手動運転と自動運転とを切り替え可能な車両において、前記運転者の前記手動運転中における前記車両の先行車との車間距離を学習し、前記車間距離の学習結果を前記自動運転の走行特性に適用する運転制御装置の走行特性学習方法であって、前記運転者が前記手動運転を行っている場合、前記車両の減速操作が終わり、定常走行に移行したときの前記車間距離を優先して学習することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の一実施形態によれば、運転者が運転する車両の走行特性を学習する走行特性学習システムにおいて、運転者が希望する車間距離を、より高い精度で学習できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態に係る走行特性学習システムの構成例、及び希望速度学習処理の例を示す図である。
本実施形態に係る嗜好車間学習処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して、本実施形態（本発明の実施形態）について説明する。
【００１０】
＜システムの構成＞
図１は、本実施形態に係る走行特性学習システムの構成例、及び希望速度学習処理の例を示す図である。走行特性学習システム１は、運転者による手動運転と自動運転とを切り替え可能な車両１０において、運転者が希望する（又は運転者が好む）先行車との間の車間距離を学習するシステムである。図１の例では、走行特性学習システム１は、車両１０に搭載された運転制御装置１００を含む。
（【００１１】以降は省略されています）

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