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公開番号2025027225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131848
出願日2023-08-14
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04N 1/387 20060101AFI20250219BHJP(電気通信技術)
要約【課題】冊子原稿をより好適に読み取るための仕組みを提供すること。
【解決手段】画像処理装置は、スキャン対象をスキャンするように制御するスキャン制御手段と、ユーザーからの切り出し領域を指定する操作が無くとも、冊子原稿と台紙とが原稿台に置かれた状態でスキャンされた画像のうち、冊子原稿に対応する部分のうち、台紙と逆側の一部を削除した部分を切り出して出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スキャン対象をスキャンするように制御するスキャン制御手段と、
ユーザーからの切り出し領域を指定する操作が無くとも、冊子原稿と台紙とが原稿台に置かれた状態でスキャンされた画像のうち、前記冊子原稿に対応する部分のうち、前記台紙と逆側の一部を削除した部分を切り出して出力する出力手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記出力手段は、スキャン対象が冊子原稿である指示を受けたことに基づいて前記切り出しを行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記出力手段は、前記スキャン制御手段によるスキャンによって、スキャン対象が冊子原稿と台紙とが原稿台に置かれたものであることを検知したことに基づいて冊子原稿用の前記切り出しを行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記出力手段は、前記スキャン制御手段によるスキャンによって、スキャン対象が冊子原稿と台紙とが原稿台に置かれたものであることを検知した場合、冊子原稿用ではない切り出しも行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
冊子原稿用に切り出した画像と冊子原稿用ではない切り出しを行った画像と、ユーザーが選択可能に表示するように制御する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
スキャン対象をスキャンするように制御するスキャン制御手段と、
冊子原稿に台紙を挟んでスキャンすることに関するガイダンスを表示するように制御する表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
前記画像処理装置はさらに、
ユーザーからの切り出し領域を指定する操作が無くとも、冊子原稿と台紙とが原稿台に置かれた状態でスキャンされた画像のうち、前記冊子原稿に対応する部分のうち、前記台紙と逆側の一部を削除した部分を切り出して出力する出力手段、
を有することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、スキャン対象が冊子原稿である指示を受けたことに基づいて、前記スキャン制御手段によるスキャンの前に前記ガイダンスを表示するように制御することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記スキャン制御手段によるスキャンに基づいて、スキャン対象が冊子原稿であることを検知した場合、前記ガイダンスを表示することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項10】
スキャン対象をスキャンするように制御するスキャン制御手段と、
原稿と台紙とを共にスキャンすることに関するガイダンスを表示するように制御する表示制御手段と、
台紙を排紙することの指示を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段で排紙の指示を受け付けたことに応じて原稿とともにスキャンするための台紙を排紙するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置およびその制御方法に係り、特に、冊子原稿を読み取る際の制御に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
辞書、辞典、または教材などの分厚い書籍(冊子原稿)をコピーする機会がある。厚みのある冊子原稿は、その厚みのため、高画質な読取、またはコピーを行うことが簡単ではない。
【0003】
特許文献1には、分厚い書籍(ブック原稿)の見開き頁間ののど部(中折れ部)に相当する領域を照射して白帯部(中消し部)に変えることで、高画質を得ることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-109727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
厚みのある冊子原稿を読み取った際に、読み取りたい、あるいはコピーしたい単一の対象ページの範囲を正確に切り出すことが難しい。例えば、冊子原稿の小口(綴じ部である「のど部」に対向する辺)側における、対象ページの外側の、本の厚み部分が読み取りまたはコピーされてしまうことがあるといった課題がある。
【0006】
そこで本開示は、冊子原稿をより好適に読み取るための仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に一態様に係る画像処理装置は、スキャン対象をスキャンするように制御するスキャン制御手段と、ユーザーからの切り出し領域を指定する操作が無くとも、冊子原稿と台紙とが原稿台に置かれた状態でスキャンされた画像のうち、前記冊子原稿に対応する部分のうち、前記台紙と逆側の一部を削除した部分を切り出して出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、冊子原稿をより好適に読み取るための仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
冊子原稿のスキャンを説明する図である。
読取システムの概略構成図である。
画像読取装置の処理全体のフローチャートである。
台紙付きスキャン用のクロップ処理の詳細を示したフローチャートおよび処理するデータの範囲を示した模式図である。
ブックコピーを実行する際に画像処理装置に表示される画面の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、この実施の形態で用いる装置の各構成要素の相対配置、装置形状等は、あくまで例示であり、これらのみに限定するものではない。同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明については適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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