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公開番号
2025027110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024209636,2021162615
出願日
2024-12-02,2013-08-16
発明の名称
画像処理装置、X線診断装置及び画像処理方法
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
A61B
6/46 20240101AFI20250218BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生理学的指標の計測位置を血管画像上で把握することができる画像処理装置、医用画像診断装置及び血圧モニタを提供することである。
【解決手段】実施形態に係る画像処理装置は、特定部と、表示制御部とを備える。前記特定部は、血流に関する指標の取得位置を、医用画像診断装置によって収集された血管を含む画像上で特定する。前記表示制御部は、前記血管を含む画像上に前記取得位置を表示するとともに、前記取得位置に対応付けて、前記指標を表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の造影画像を取得する画像取得部と、
複数の前記造影画像上に、前記造影画像の収集時に対応する心拍位相を表示する表示制御部と、
ユーザの操作に応じて、複数の前記造影画像のいずれかを第1造影画像として決定する決定部と、
透視画像上において、血流に関する指標を測定するためのデバイスによる複数の計測位置を特定し、前記特定した複数の計測位置にそれぞれ対応する前記第1造影画像上における複数の表示位置を特定する特定部と、
を備える、画像処理装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、前記複数の計測位置におけるいずれか一つの計測位置である第1の計測位置に対応する第1の血流に関する指標の表示指示をユーザから受け付けると、前記第1の血流に関する指標を、前記第1造影画像上に表示する、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記造影画像上に心電波形を表示させ、当該心電波形において前記造影画像の収集時の心拍位相を識別可能に表示する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記ユーザの操作を受け付ける入力部をさらに備える、請求項1~3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
【請求項5】
被検体を造影下で撮像した複数の造影画像を収集する収集部と、
複数の前記造影画像上に、前記造影画像の収集時に対応する心拍位相を表示する表示制御部と、
ユーザの操作に応じて、複数の前記造影画像のいずれかを第1造影画像として決定する決定部と、
透視画像上において、血流に関する指標を測定するためのデバイスによる複数の計測位置を特定し、前記特定した複数の計測位置にそれぞれ対応する前記第1造影画像上における複数の表示位置を特定する特定部と、
を備える、X線診断装置。
【請求項6】
複数の造影画像を取得し、
複数の前記造影画像上に、前記造影画像の収集時に対応する心拍位相を表示し、
ユーザの操作に応じて、複数の前記造影画像のいずれかを第1造影画像として決定し、
透視画像上において、血流に関する指標を測定するためのデバイスによる複数の計測位置を特定し、前記特定した複数の計測位置にそれぞれ対応する前記第1造影画像上における複数の表示位置を特定する、
ことを含む、画像処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、画像処理装置、X線診断装置及び画像処理方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、冠動脈狭窄病変の診断は、狭窄の有無や狭窄の程度などを形態学的に評価する「解剖学的評価」、及び、心筋虚血の有無や心筋虚血の程度などを客観的に評価する「生理学的評価」の両面からなされている。また、「生理学的評価」に用いられる生理学的指標として、FFR(Fractional Flow Reserve)や、CFR(Coronary Flow Reserve)などが注目を集めている。例えば、FFRは、冠動脈の狭窄によって引き起こされる心筋虚血の程度を示す指標であり、狭窄存在下の最大冠血流量と狭窄非存.在下の最大冠血流量との比で示される。また、例えば、CFRは、心筋における酸素需要の増大に対応して冠血流量を増大させ得る能力を示す指標であり、安静時と最大反応性充血時との冠血流量の比で示される。
【0003】
従来、これらの生理学的指標は、所定の計測装置によって算出される。例えば、計測装置は、圧力センサ付ガイドワイヤ(プレッシャーワイヤ)を有し、冠動脈の内圧を計測することで、FFRを算出する。また、例えば、計測装置は、超音波探触子を先端に装着したガイドワイヤ(ドップラーワイヤ)を有し、この超音波探触子によって冠動脈の血流速度を計測することで、CFRを算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2010-526556号公報
特表2004-528920号公報
特表2003-525067号公報
特開2011-156321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、生理学的指標の計測位置を血管画像上で把握することができる画像処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る画像処理装置は、特定部と、表示制御部とを備える。前記特定部は、血流に関する指標の取得位置を、医用画像診断装置によって収集された血管を含む画像上で特定する。前記表示制御部は、前記血管を含む画像上に前記取得位置を表示するとともに、前記取得位置に対応付けて、前記指標を表示部に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態の概要を示す図。
図2は、第1の実施形態に係るX線診断装置の全体構成を示すブロック図。
図3は、第1の実施形態に係るX線診断装置、計測装置、及びECG(Electrocardiogram)計測装置の構成を示す図。
図4は、第1の実施形態における表示画像の生成を説明するための図。
図5は、第1の実施形態における表示例を示す図。
図6は、第1の実施形態における他の表示例を示す図。
図7は、第1の実施形態における他の表示例を示す図。
図8は、第2の実施形態における表示画像の生成を説明するための図。
図9は、第3の実施形態における表示画像の生成を説明するための図。
図10は、第3の実施形態における表示例を示す図。
図11は、第3の実施形態における他の表示例を示す図。
図12は、本実施形態に係るX線診断装置の構成を示す図。
図13は、図12のガントリ部の外観を示す図。
図14は、本実施形態のDA画像収集からガイドワイヤ引き抜き完了までの一連の動作を概略的に示す図。
図15は、図14のカテーテル挿入から参照画像選択までの処理手順を示す流れ図。
図16は、図15の工程S14で選択された参照画像の一例を示す図。
図17は、図14のガイドワイヤ引き抜き期間における処理手順を示す流れ図。
図18は、図17の工程S35の説明図。
図19は、図17の工程S36の説明図。
図20は、図17の工程S37の説明図。
図21は、図17の工程S31-S38のループ動作に関する説明図。
図22は、図17の工程S38におけるディスプレイの表示画面例を示す図。
図23は、図22の表示画面においてマーク列に代えてFFR値の数値を参照画像上に重ねる表示画面例を示す図。
図24は、図22の表示画面から切り替えられた、マーク列が透視画像上に重ねられる表示画面例を示す図。
図25は、図22の表示画面においてマーク列に代えてFFR値の数値を透視画像上に重ねる表示画面例を示す図。
図26は、ガイドワイヤの側面図。
図27は、第4の実施形態に係るX線診断装置の構成を示すブロック図。
図28は、第4の実施形態における表示例を示す図。
図29は、第5の実施形態に係るX線診断装置、計測装置、及びECG計測装置の構成を示す図。
図30は、第5の実施形態における心筋虚血改善予測を説明するための図。
図31は、第5の実施形態における表示例を示す図。
図32は、その他の実施形態における表示画像の生成及び表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る画像処理装置、医用画像診断装置及び血圧モニタを説明する。なお、第1~第5の実施形態においては、X線診断装置100の実施形態を説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の概要を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態においては、X線診断装置100によって被検体Pの血管を含む画像を収集しながら、計測装置200によるFFRや、CFR、iFR(instant wave-Free Ratio)、IMR(Index of Microcirculatory Resistance)などの計測が行われる。例えば、操作者は、X線診断装置100によって収集された血管を含む画像を見ながら計測装置200の圧力センサ付ガイドワイヤを被検体Pの冠動脈内に挿入し、血管内圧の計測を行う。また、操作者は、圧力センサ付ガイドワイヤを適宜移動させながら、冠動脈内の複数の位置で血管内圧の計測を行う。なお、血管を含む画像(以下、血管画像と記す)とは、冠動脈などの血管を対象として撮影された画像のことであり、造影下で収集されたX線画像及び非造影下で収集されたX線画像を含む。また、例えば、X線診断装置100によって造影下で収集された場合には、造影X線画像を意味し、X線診断装置100によって非造影下で収集された場合には、非造影X線画像を意味する。
【0010】
図1に示すように、X線診断装置100は、血管内圧の計測中に収集された時系列の血管画像群を記憶部に記憶する。一方、計測装置200は、血管内圧の計測データに基づきFFRやCFRなどを算出する。そして、X線診断装置100は、血管内圧の計測中に収集された時系列の血管画像群と、計測装置200によって計測された計測データとを関連付ける。
(【0011】以降は省略されています)
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