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公開番号2025027108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-26
出願番号2024209595,2020113473
出願日2024-12-02,2020-06-30
発明の名称複合冷菓
出願人森永製菓株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類A23G 9/00 20060101AFI20250218BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】本発明の課題は、新規な形態で、保形性に優れる複合冷菓及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】載置部と、該載置部に対して上方に配置された冷菓充填ノズルとを備え、冷菓充填ノズルは、クリーム吐出口とチョコレート吐出口とを備える冷菓充填装置を用い、前記載置部に板状の可食性容器部を載置し、前記可食性容器部又は前記冷菓充填ノズルを回転させ、かつ、前記可食性容器部に対して前記ノズルが次第に離れるように前記可食性容器又は前記ノズルを移動させながら、前記冷菓用クリームを吐出させると共に、前記冷菓用チョコレートを吐出させて、前記可食性容器部に前記冷菓用クリームと前記冷菓用チョコレートとを螺旋形状をなすように積層させて冷菓部を形成し、冷菓部の前記可食性容器部の反対側から、板状をなす別の可食性容器部を被せて押圧する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
クリーム部、及び層状の固体チョコレート部を含む冷菓部と、及び前記冷菓部を両側から挟持する板状の可食容器部とを備える複合冷菓であって、
前記固体チョコレート部の少なくとも一部が、前記クリーム部内に分散してなる、複合冷菓。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記固体チョコレート部が、前記板状の可食容器部の平面方向に対して略垂直方向に積層してなる、請求項1に記載の複合冷菓。
【請求項3】
前記固体チョコレート部の一部が、前記冷菓部の側面から露出してなる、請求項1又は2に記載の複合冷菓。
【請求項4】
前記固体チョコレート部が、略螺旋形状に分散してなる、請求項1~3の何れか一項に記載の複合冷菓。
【請求項5】
前記冷菓部の外観形状が、略螺旋形状である、請求項1~4の何れか一項に記載の複合冷菓。
【請求項6】
前記複合冷菓を可食容器部の厚さ方向に切断した断面形状において、前記固体チョコレート部が層状に分散されてなる、請求項1~5の何れか一項に記載の複合冷菓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーム部及びチョコレート部を含む冷菓部と、前記冷菓部を両側から挟持する板状の可食容器部とを備える複合冷菓に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、冷菓をビスケットやクッキー等の焼成菓子に挟んだ形態の、いわゆる「サンドアイス」と呼ばれる形態の複合冷菓が存在する。このサンドアイスは、焼成菓子、及び冷菓のそれぞれ異なる食感、及び味を楽しむことができる。
【0003】
本出願人も、従来よりバニラアイスを両側からビスケットで挟持するサンドアイスを販売して来ており、根強い人気のロングセラー商品となっている(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
森永製菓株式会社、「ビスケットサンド」、[online]、[令和2年3月6日検索]、インターネット<URL:https://www.morinaga.co.jp/ice/bissan/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなサンドアイスは、消費者自身の手に取って頬張りやすいという利点があるが、冷菓が消費されやすい夏場の気温や、他の荷物により圧力がかかることで、一度形状が崩れるとしてしまうと、喫食し辛くなるという問題が発生し得る。また、形状が崩れると、サンドアイスの美観が損なわれ、好ましくない。
【0006】
したがって、本発明は、保形性に優れる複合冷菓を提供することをさらなる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意研究の結果、意外にも、クリーム部に層状のチョコレート部を分散させた冷菓部の両側を、板状の可食容器で挟持した新規の形態の複合冷菓は、その形状自身により優れた保形性を有することを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、前記課題を解決する本発明は、
クリーム部、及び層状の固体チョコレート部を含む冷菓部と、及び前記冷菓部を両側から挟持する板状の可食容器部とを備える複合冷菓であって、
前記固体チョコレート部が、前記クリーム部内に分散されてなる、複合冷菓である。
このような形態の複合冷菓は、保形性に優れる。
【0009】
本発明の好ましい形態では、前記固体チョコレート部は、前記板状の可食容器部の平面方向に対して略垂直方向に積層してなる。
このような形態の複合冷菓は、より保形性に優れる。
【0010】
本発明の好ましい形態では、
前記固体チョコレート部の少なくとも一部が、前記冷菓部の側面から露出してなる。
このような形態の複合冷菓は、保形性に優れる。また、固体チョコレート部が、冷菓部の表面に露出してなることで、美観に優れる。
(【0011】以降は省略されています)

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