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公開番号2025027096
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-26
出願番号2024208580,2023176242
出願日2024-11-29,2019-08-01
発明の名称管理装置
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250218BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技店の負担を抑制しつつ、キャッシュレス決済に対応すること。
【解決手段】第1の決済によりプリペイド価値を加算した後、異なる種別の決済によるプリペイド価値の加算を制限するよう設定を行う。最初の入金が現金を投入する現金決済であれば、現金による追加の入金は可能であるが、キャッシュレス決済による追加の入金を禁止する設定を行う。同様に、最初の入金にキャッシュレス決済を用いていれば、キャッシュレス決済による追加の入金は可能であるが、現金の投入による追加の入金を禁止する。台間カード処理機10は、禁止された入金に対応する操作を受け付けた場合には、投入された現金の返金やキャッシュレス決済を行えない旨の報知などの動作を行い、異なる方法でプリペイド価値の加算が行われることを防止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
遊技機に併設された各台装置と通信可能な管理装置であって、
入金種別が異なる複数の購入方法で価値の付与が可能な価値付与手段と、
第1の購入方法に基づいて価値の付与が行われた場合に、前記第1の購入方法とは異なる第2の購入方法に基づく価値の付与を制限するよう設定可能な制限設定手段と
を備えたことを特徴とする管理装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
遊技機に併設された各台装置と通信可能な管理装置であって、
複数のキャッシュレス決済方法で価値の付与が可能な価値付与手段と、
第1のキャッシュレス決済方法に基づいて価値が付与された場合に、前記第1のキャッシュレス決済方法とは異なる第2のキャッシュレス決済方法に基づく価値の付与を制限するよう設定可能な制限設定手段と
を備えたことを特徴とする管理装置。
【請求項3】
遊技機に併設された各台装置と通信可能な管理装置であって、
前記各台装置から追加入金に基づく価値の付与要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により前記追加入金に基づく価値の付与要求を受け付けた場合に、前記各台装置の記憶媒体に関連付けられた価値が存在するならば、前記追加入金に基づく価値の付与を制限するよう設定可能な制限設定手段と
を備えたことを特徴とする管理装置。
【請求項4】
遊技機に併設された各台装置と通信可能な管理装置であって、
前記各台装置から追加入金に基づく価値の付与要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により前記追加入金による価値の付与要求を受け付けた場合に、前記各台装置の記憶部に記憶された持遊技媒体数が存在するならば、前記追加入金に基づく価値の付与を制限するよう設定可能な制限設定手段と
を備えたことを特徴とする管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、遊技媒体を用いた遊技を行う遊技機に併設されて遊技媒体に係る処理を行う各台装置と通信可能な管理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遊技店では、遊技媒体を介在させた遊技を提供している。例えば、パチンコ遊技では、遊技玉を遊技媒体として用い、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う。遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。このように、遊技の結果によって遊技媒体の数が増減し、遊技客は獲得した遊技媒体を賞品と交換することができる。
【0003】
遊技機には、各台装置が併設されることが一般的である。各台装置は、入金を受け付けて遊技媒体の貸出処理を行う。加えて、各台装置は、遊技により獲得された遊技媒体の数を持遊技媒体数として管理し、持遊技媒体数を減算して遊技媒体を払い出す再プレイ処理を行う(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
また、遊技客が遊技を終了する際に、遊技機に設けられた返却ボタンを操作すると、各台装置は、自装置で管理している持遊技媒体数をカードに関連付けたうえで排出する。遊技客は、このカードを賞品カウンタで提示することにより、関連付けられた持遊技媒体数に応じた賞品と交換することができる。また、カードには遊技媒体の貸出に使用可能な有価価値も関連付けられる。遊技終了時に残った有価価値の残高は、精算機にて精算することができる。
【0005】
また、現金のみならず、各種キャッシュレス決済によって遊技媒体の貸出に使用可能な有価価値の付与を行うことも考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-131037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の技術では、現金決済により付与された価値とキャッシュレス決済により付与された価値をどのように管理するかが問題であった。例えば、キャッシュレス決済では、ポイントの付与などの特典を提供する場合があり、現金により付加された価値とキャッシュレス決済により付加された価値とを不可分に管理したのでは、特典の管理が困難になる。また、現金決済で付与された価値の未使用分は精算により現金で返却可能であるが、キャッシュレス決済で付与された価値についても精算可能とすると、特典の不正取得などに用いられるおそれが生ずる。
【0008】
一方で、現金決済により付与された価値とキャッシュレス決済により付与された価値とを個別に管理することとすれば、遊技店の負担が増え、また遊技客の利便性も低下する。さらに、キャッシュレス決済にも多数の種別があるため、これらを全て個別に管理するのは現実的でない。
【0009】
これらのことから、遊技店の負担を抑制しつつ、キャッシュレス決済に対応することのできる管理装置をいかにして実現するかが重要な課題となっていた。
【0010】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、遊技店の負担を抑制しつつ、キャッシュレス決済に対応することのできる管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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