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公開番号
2025027086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024208095,2022165198
出願日
2024-11-29,2018-08-09
発明の名称
分離部が縮小されたインダクタコイルを有するエアロゾル発生装置
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/465 20200101AFI20250218BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】インダクタからサセプタ素子へのエネルギー伝達を改善するエアロゾル発生装置を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生物品(14)の少なくとも一部分を受容するためのチャンバー(18)を画定するハウジング(16)と、チャンバー(18)の中に配置されたインダクタコイル(26)とを備えるエアロゾル発生装置(12)が提供されている。エアロゾル発生装置(12)はまた、使用時にインダクタコイル(26)が交番磁界を発生してサセプタ素子(24)を誘導加熱し、これによってインダクタコイル(26)の中に受容されたエアロゾル発生物品(14)の少なくとも一部分を加熱するように、インダクタコイル(26)に接続された、かつ交流電流をインダクタコイル(26)に提供するように構成された電源(32)およびコントローラー(30)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生装置であって、
エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受容するためのチャンバーを画定する、ハウジングと、
前記チャンバーの中に少なくとも部分的に配置されたインダクタコイルであって、前記ハウジングが前記チャンバーの内表面内に陥凹部を画定し、前記インダクタコイルが少なくとも部分的に前記陥凹部内に配置されている、インダクタコイルと、
使用時に前記インダクタコイルが交番磁界を発生してサセプタ素子を誘導加熱し、これによって前記インダクタコイルの中に受容されたエアロゾル発生物品の少なくとも一部分を加熱するように、前記インダクタコイルに接続された、かつ交流電流を前記インダクタコイルに提供するように構成された電源およびコントローラーと、を備えるエアロゾル発生装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記インダクタコイルの中に少なくとも部分的に配置された細長いサセプタ素子をさらに備える、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項3】
前記インダクタコイルが、前記インダクタコイルの中のエアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受容するように構成されていて、かつエアロゾル発生物品が前記インダクタコイル内に受容されている時に、前記インダクタコイルが前記エアロゾル発生物品に接触するように構成されている、請求項1または2に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項4】
前記インダクタコイルの外表面が前記ハウジングの一部分でオーバーモールドされていて、前記ハウジングの前記オーバーモールドされた部分が前記陥凹部を形成する、請求項1、2、または3に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項5】
前記インダクタコイルが、前記インダクタコイルの巻線が前記チャンバーの内表面に対して付勢されるように、弾性材料から形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項6】
前記インダクタコイルの各巻線が、前記インダクタコイルの隣接する巻線に接触する、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項7】
前記インダクタコイルが、導電性コアおよび前記導電性コアを包囲する外層を備えるワイヤーから形成されていて、前記外層が電気絶縁性材料を含む、請求項6に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項8】
前記インダクタコイルが、長方形の断面形状を有するワイヤーから形成されている、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項9】
前記インダクタコイルの各巻線の平面が、前記インダクタコイルの隣接する巻線の平面と接触する、請求項8に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項10】
前記インダクタコイルが、エアロゾル発生物品を受容するために前記インダクタコイルを通って延びる内腔を画定し、かつ前記インダクタコイルの複数の連続した巻線が、一定の断面積を有する前記内腔の第一の部分を画定する、請求項9に記載のエアロゾル発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル発生物品に接触するように配設されたインダクタコイルを有するエアロゾル発生装置に関する。本発明はまた、エアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置で使用するためのエアロゾル発生物品とを備えるエアロゾル発生システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
たばこプラグなどのエアロゾル形成基体を加熱するために電気ヒーターを有するエアロゾル発生装置が使用される数多くの電気的に作動するエアロゾル発生システムが、当該技術分野において提唱されてきた。こうしたエアロゾル発生システムの一つの目的は、従来の紙巻たばこにおけるたばこの燃焼および熱分解によって生成されるタイプの周知の有害な煙成分を減少させることである。典型的に、エアロゾル発生基体は、エアロゾル発生装置のチャンバーまたはくぼみの中に挿入されているエアロゾル発生物品の一部として提供されている。一部の周知のシステムにおいて、エアロゾルを形成することができる揮発性成分を放出することが可能な温度にエアロゾル形成基体を加熱するために、加熱ブレードなどの抵抗発熱体は、物品がエアロゾル発生装置内に受容されている時にエアロゾル形成基体の中に、またはその周りに挿入される。その他のエアロゾル発生システムにおいて、抵抗発熱体ではなく誘導ヒーターが使用されている。誘導ヒーターは典型的に、エアロゾル発生装置の一部を形成するインダクタと、エアロゾル発生装置の中にあって、かつエアロゾル形成基体と熱的に近接するように配設された導電性サセプタ素子とを備える。使用中、インダクタは交番磁界を発生して、サセプタ素子内に渦電流およびヒステリシス損失を生成し、サセプタ素子の加熱を生じさせ、これによってエアロゾル形成基体を加熱する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
誘導加熱システムは、インダクタからサセプタ素子への誘導エネルギー伝達に依存する。インダクタからサセプタ素子へのエネルギー伝達を改善するエアロゾル発生装置を提供することが望ましいことになる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第一の態様によると、エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受容するためのチャンバーを画定するハウジングと、チャンバーの中に少なくとも部分的に配置されたインダクタコイルとを備えるエアロゾル発生装置が提供されている。エアロゾル発生装置は、使用時にインダクタコイルが交番磁界を発生してサセプタ素子を誘導加熱し、これによってチャンバーの中に受容されたエアロゾル発生物品の少なくとも一部分を加熱するように、インダクタコイルに接続された、かつ交流電流をインダクタコイルに提供するように構成された電源およびコントローラーも備える。
【0005】
本明細書で使用される「長軸方向」という用語は、エアロゾル発生装置またはエアロゾル発生物品の主軸に沿った方向を説明するために使用され、「横断方向」という用語は、長軸方向に対して直角を成す方向を説明するために使用されている。チャンバーまたはインダクタコイルを参照する時、「長軸方向」という用語は、エアロゾル発生物品がチャンバーまたはインダクタコイルの中に挿入される方向を指し、また「横断方向」という用語は、エアロゾル発生物品がチャンバーまたはインダクタコイルの中に挿入される方向と直角を成す方向を指す。
【0006】
本明細書で使用される「幅」という用語は、エアロゾル発生装置の、またはエアロゾル発生物品の構成要素の、その長さに沿った特定の場所での、横断方向の主要な寸法を指す。「厚さ」という用語は、エアロゾル発生装置の、またはエアロゾル発生物品の構成要素の、幅と直角を成す横断方向における寸法を指す。
【0007】
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有する基体に関する。こうした揮発性化合物は、エアロゾル形成基体を加熱することによって放出されてもよい。エアロゾル形成基体はエアロゾル発生物品の一部である。
【0008】
本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体を含む物品を指す。例えば、エアロゾル発生物品は、システムの近位端またはユーザー側の端でマウスピースを吸うまたは吸煙するユーザーによって直接吸入可能なエアロゾルを発生する物品であってもよい。エアロゾル発生物品は使い捨てであってもよい。たばこを含むエアロゾル形成基体を含む物品は、たばこスティックと呼ばれる。
【0009】
本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル発生物品と相互作用してエアロゾルを発生する装置を指す。
【0010】
本明細書で使用される「エアロゾル発生システム」という用語は、本明細書でさらに記述および図示される通りのエアロゾル発生物品と、本明細書でさらに記述および図示される通りのエアロゾル発生装置との組み合わせを指す。エアロゾル発生システムにおいて、エアロゾル発生物品とエアロゾル発生装置は協働して、呼吸に適したエアロゾルを発生する。
(【0011】以降は省略されています)
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