TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025027042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-26
出願番号2024206500,2022054162
出願日2024-11-27,2022-03-29
発明の名称ドア開閉装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類E05F 15/73 20150101AFI20250218BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】使用者がドアに沿って設定動作を行う領域を確保でき、ドアを開閉する操作性を向上できるドア開閉装置、及びドア開閉方法を提供する。
【解決手段】ドア開閉装置10は、測定部32が測定した第1距離Md1,Md2に基づいて、第1検出範囲16A及び第2検出範囲16Bのうち一方の少なくとも一部を、被検出物7による設定動作Sm1,Sm2のうちの第1段階Sm1a,Sm2aを検出するためのスタート区域35に設定するとともに、第1検出範囲16A及び第2検出範囲16Bのうち他方の一部を、設定動作Sm1,Sm2のうちの第2段階Sm1b,Sm2bを検出するためのトリガ区域36に設定する設定部34を備える。制御部30は、測定部32が測定した距離Md1,Md2の変化によって、スタート区域35とトリガ区域36の間の移動を含む設定動作Sm1,Sm2を被検出物7が行ったと判断すると、駆動部28によってドア2を開閉する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体に対してドアを開閉する駆動部と、
前記ドアの周辺に設定された第1検出範囲内に存在する被検出物を繰り返し検出する第1検出部と、
前記第1検出部に対して水平方向に間隔をあけて配置され、前記第1検出範囲と一部が重複するように前記ドアの周辺に設定された第2検出範囲内に存在する前記被検出物を繰り返し検出する第2検出部と、
前記第1検出部の検出結果に基づいて前記第1検出部から前記被検出物までの第1距離を測定するとともに、前記第2検出部の検出結果に基づいて前記第2検出部から前記被検出物までの第2距離を測定する測定部と、
前記測定部が測定した前記第1距離と前記第2距離に基づいて、前記第1検出範囲及び前記第2検出範囲のうち一方の少なくとも一部を、前記被検出物による設定動作のうちの第1段階を検出するための第1区域に設定するとともに、前記第1検出範囲及び前記第2検出範囲のうち他方の一部を、前記設定動作のうちの第2段階を検出するための第2区域に設定する設定部と、
前記測定部が測定した前記第1距離の変化と前記第2距離の変化とによって、前記第1区域と前記第2区域の間の移動を含む前記設定動作を前記被検出物が行ったと判断すると、前記駆動部によって前記ドアを開閉する制御部と
を備える、ドア開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
使用者がドアハンドルに触れることなく、ドアの開放と閉鎖を自動的に行うことが可能なドア開閉装置が知られている。ドア開閉装置は、超音波センサからなる一対の検出部を備え、検出部が発した超音波による扇形状の検出範囲内に存在する使用者を検出する。また、一対の検出部の検出結果から得られる距離の変化によって、使用者が定められた設定動作を行ったと判断すると、駆動部によってドアの開閉を行う。
【0003】
特許文献1には、一対の検出部の検出結果に基づいて使用者の進入位置を判断し、サイドアクセスモードとセンタアクセスモードのいずれかにモード設定を行って設定動作を検出し、ドアを開閉するようにしたドア開閉装置が開示されている。サイドアクセスモードでは、一対の検出部のうち一方の検出結果に基づいて、ドアに平行な方向に沿って行う使用者の設定動作を検出する。センタアクセスモードでは、一対の検出部それぞれの検出結果に基づいて、ドアに交差する方向に沿って行う使用者の設定動作を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-180523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
検出部の検出範囲は、検出部から離れるに従って次第に広がる扇形状であるため、ドアの近傍では使用者を検出可能な領域が狭い。よって、サイドアクセスモードでは、使用者が設定動作を行うための領域(距離)の確保が困難である。この点で、特許文献1のドア開閉装置には、操作性について改善の余地がある。
【0006】
本発明は、使用者がドアに沿って設定動作を行う領域を確保でき、ドアを開閉する操作性を向上できるドア開閉装置、及びドア開閉方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、車体に対してドアを開閉する駆動部と、前記ドアの周辺に設定された第1検出範囲内に存在する被検出物を繰り返し検出する第1検出部と、前記第1検出部に対して水平方向に間隔をあけて配置され、前記第1検出範囲と一部が重複するように前記ドアの周辺に設定された第2検出範囲内に存在する前記被検出物を繰り返し検出する第2検出部と、前記第1検出部の検出結果に基づいて前記第1検出部から前記被検出物までの第1距離を測定するとともに、前記第2検出部の検出結果に基づいて前記第2検出部から前記被検出物までの第2距離を測定する測定部と、前記測定部が測定した前記第1距離と前記第2距離に基づいて、前記第1検出範囲及び前記第2検出範囲のうち一方の少なくとも一部を、前記被検出物による設定動作のうちの第1段階を検出するための第1区域に設定するとともに、前記第1検出範囲及び前記第2検出範囲のうち他方の一部を、前記設定動作のうちの第2段階を検出するための第2区域に設定する設定部と、前記測定部が測定した前記第1距離の変化と前記第2距離の変化とによって、前記第1区域と前記第2区域の間の移動を含む前記設定動作を前記被検出物が行ったと判断すると、前記駆動部によって前記ドアを開閉する制御部とを備える、ドア開閉装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のドア開閉装置では、使用者がドアに沿って設定動作を行う領域を確保でき、ドアを開閉する操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るドア開閉装置のブロック図。
ドアの閉状態を示す斜視図。
ドアの開状態を示す斜視図。
第1検出範囲と第2検出範囲に対するモード設定の概要を示す平面図。
第1検出範囲と第2検出範囲を示す平面図。
第1検出部と第2検出部が検出した被検出物とドアに対する被検出物の位置とに基づくモード設定を示す図表。
左アクセスモードでのスタート区域とトリガ区域を示す平面図。
右アクセスモードでのスタート区域とトリガ区域を示す平面図。
中央アクセスモードでのスタート区域とトリガ区域を示す平面図。
制御部によるメインの制御を示すフローチャート。
図10のモード設定処理を示すフローチャート。
図11Aの続きのフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
内窓と窓開閉システム
4か月前
個人
ワイヤー式ドアクローザー
4か月前
株式会社京成電子
鍵管理装置
4か月前
リョービ株式会社
ドアクローザ
6日前
株式会社ユニオン
錠機構
3か月前
個人
子供転落防止窓等ロックシステム
4か月前
中西産業株式会社
クレセント錠
4か月前
和気産業株式会社
係留具
28日前
株式会社SKB
自閉扉の制動装置
2か月前
株式会社SKB
引戸のアシスト装置
1か月前
生興株式會社
シリンダーキー
2か月前
株式会社ムラコシ精工
係合装置
27日前
株式会社アイシン
リモコン装置
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
4か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
4か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
4か月前
個人
両開き回転扉の機能を備えた円形引き戸
1か月前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
3か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
1か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
1か月前
株式会社WEST inx
錠操作部材
3か月前
株式会社ツーデン
自動ドア用安全装置
3か月前
株式会社セイコク金属
引戸用錠
13日前
株式会社ユニオン
ドアハンドル
7日前
IHI運搬機械株式会社
開閉装置
4か月前
昭和フロント株式会社
建具
3か月前
豊田鉄工株式会社
車両用ドアの制御装置
2か月前
マクス株式会社
引き戸用施解錠システム
2か月前
昭和フロント株式会社
建具
2か月前
個人
扉ロック装置
14日前
株式会社ユーシン
車両用ドアハンドル装置
4か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
2か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
4か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
1か月前
株式会社WEST inx
施解錠システム
1か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
4か月前
続きを見る