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公開番号
2025027036
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024206347,2023207120
出願日
2024-11-27,2019-01-30
発明の名称
符号化装置、復号装置及びビットストリーム生成装置
出願人
パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
,
Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/105 20140101AFI20250218BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像ブロックを効率的に処理することができる符号化装置、復号装置及びビットストリーム生成装置を提供する。
【解決手段】符号化装置100は、回路160と、メモリ162とを備え、BIOが実行されると判定された場合、回路160は、画像ブロックに対して、複数の第1予測画像を取得し、複数の第1予測画像に対する勾配画像を取得し、複数の第1予測画像及び勾配画像を用いて、画像ブロックの予測画像を生成し、動き補償処理が実行されると判定された場合、画像ブロック中に複数のパーティションを定義し、複数のパーティションのそれぞれについて、動きベクトルを用いて第2予測画像を取得し、複数の第2予測画像を用いて、画像ブロックの予測画像を生成し、インター予測に関するフラグを生成する。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
回路と、
メモリとを備え、
前記回路は、前記メモリを用いて、インター予測に関する情報に基づいて、第1インター予測処理又は第2インター予測処理を実行すると判定し、
前記第1インター予測処理は、BIO(Bi-directional Optical Flow)を含み、
前記第2インター予測処理は、動き補償処理を含み、前記BIOを含まず、
前記BIOが実行されると判定された場合、前記回路は、
画像ブロックに対して、複数の第1予測画像を取得し、
前記複数の第1予測画像に対する勾配画像を取得し、
前記複数の第1予測画像及び前記勾配画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、
前記動き補償処理が実行されると判定された場合、前記回路は、
前記画像ブロック中に複数のパーティションを定義し、
前記複数のパーティションのそれぞれについて、動きベクトルを用いて第2予測画像を取得し、
複数の前記第2予測画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、
インター予測に関するフラグを生成する、
符号化装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
回路と、
メモリとを備え、
前記回路は、前記メモリを用いて、インター予測に関する情報に基づいて、第1インター予測処理又は第2インター予測処理を実行すると判定し、
前記第1インター予測処理は、BIO(Bi-directional Optical Flow)を含み、
前記第2インター予測処理は、動き補償処理を含み、前記BIOを含まず、
前記BIOが実行されると判定された場合、前記回路は、
画像ブロックに対して、複数の第1予測画像を取得し、
前記複数の第1予測画像に対する勾配画像を取得し、
前記複数の第1予測画像及び前記勾配画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、
前記動き補償処理が実行されると判定された場合、前記回路は、
前記画像ブロック中に複数のパーティションを定義し、
前記複数のパーティションのそれぞれについて、動きベクトルを用いて第2予測画像を取得し、
複数の前記第2予測画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、
前記インター予測に関する情報は、フラグを含む、
復号装置。
【請求項3】
ビットストリームを生成するビットストリーム生成装置であって、
回路と、
前記回路に接続されたメモリと、を備え、
前記回路は、動作において、
予測処理に従って処理対象ブロックの符号化を復号装置に実行させるためのインター予測に関する情報を生成し、
前記インター予測に関する情報をビットストリームに含め、
前記インター予測に関する情報に基づいて、第1インター予測処理又は第2インター予測処理を実行すると判定し、
前記第1インター予測処理は、BIO(Bi-directional Optical Flow)を含み、
前記第2インター予測処理は、動き補償処理を含み、前記BIOを含まず、
前記BIOが実行されると判定された場合、前記回路は、
画像ブロックに対して、複数の第1予測画像を取得し、
前記複数の第1予測画像に対する勾配画像を取得し、
前記複数の第1予測画像及び前記勾配画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、
前記動き補償処理が実行されると判定された場合、前記回路は、
前記画像ブロック中に複数のパーティションを定義し、
前記複数のパーティションのそれぞれについて、動きベクトルを用いて第2予測画像を取得し、
複数の前記第2予測画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、
前記インター予測に関する情報は、フラグを含む、
ビットストリーム生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像ブロックを符号化する符号化装置等に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、動画像を符号化するための規格として、HEVC(High Efficiency Video Coding)とも呼ばれるH.265が存在する(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
H.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC)/HEVC(High Efficiency Video Coding)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、動画像に含まれる画像ブロックが効率的に処理されなければ、処理量の増大等が発生する。
【0005】
そこで、本開示は、画像ブロックを効率的に処理することができる符号化装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る符号化装置は、回路と、メモリとを備え、前記回路は、前記メモリを用いて、インター予測に関する情報に基づいて、第1インター予測処理又は第2インター予測処理を実行すると判定し、前記第1インター予測処理は、BIO(Bi-directional Optical Flow)を含み、前記第2インター予測処理は、動き補償処理を含み、前記BIOを含まず、前記BIOが実行されると判定された場合、前記回路は、画像ブロックに対して、複数の第1予測画像を取得し、前記複数の第1予測画像に対する勾配画像を取得し、前記複数の第1予測画像及び前記勾配画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、前記動き補償処理が実行されると判定された場合、前記回路は、前記画像ブロック中に複数のパーティションを定義し、前記複数のパーティションのそれぞれについて、動きベクトルを用いて第2予測画像を取得し、複数の前記第2予測画像を用いて、前記画像ブロックの予測画像を生成し、インター予測に関するフラグを生成する。
【0007】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、又は、コンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの非一時的な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、及び、記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様に係る符号化装置等は、画像ブロックを効率的に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態1に係る符号化装置の機能構成を示すブロック図である。
図2は、実施の形態1におけるブロック分割の一例を示す図である。
図3は、各変換タイプに対応する変換基底関数を示す表である。
図4Aは、ALFで用いられるフィルタの形状の一例を示す図である。
図4Bは、ALFで用いられるフィルタの形状の他の一例を示す図である。
図4Cは、ALFで用いられるフィルタの形状の他の一例を示す図である。
図5Aは、イントラ予測における67個のイントラ予測モードを示す図である。
図5Bは、OBMC処理による予測画像補正処理の概要を説明するためのフローチャートである。
図5Cは、OBMC処理による予測画像補正処理の概要を説明するための概念図である。
図5Dは、FRUCの一例を示す図である。
図6は、動き軌道に沿う2つのブロック間でのパターンマッチング(バイラテラルマッチング)を説明するための図である。
図7は、カレントピクチャ内のテンプレートと参照ピクチャ内のブロックとの間でのパターンマッチング(テンプレートマッチング)を説明するための図である。
図8は、等速直線運動を仮定したモデルを説明するための図である。
図9Aは、複数の隣接ブロックの動きベクトルに基づくサブブロック単位の動きベクトルの導出を説明するための図である。
図9Bは、マージモードによる動きベクトル導出処理の概要を説明するための図である。
図9Cは、DMVR処理の概要を説明するための概念図である。
図9Dは、LIC処理による輝度補正処理を用いた予測画像生成方法の概要を説明するための図である。
図10は、実施の形態1に係る復号装置の機能構成を示すブロック図である。
図11は、実施の形態1の第1態様における画像ブロックの符号化処理及び復号処理を示すフローチャートである。
図12Aは、実施の形態1における4分割を示す模式図である。
図12Bは、実施の形態1における2分割の第1例を示す模式図である。
図12Cは、実施の形態1における2分割の第2例を示す模式図である。
図12Dは、実施の形態1における3分割の第1例を示す模式図である。
図12Eは、実施の形態1における3分割の第2例を示す模式図である。
図12Fは、実施の形態1における斜め分割の第1例を示す模式図である。
図12Gは、実施の形態1における斜め分割の第2例を示す模式図である。
図12Hは、実施の形態1における斜め分割の第3例を示す模式図である。
図12Iは、実施の形態1における複数の分割の組み合わせの第1例を示す模式図である。
図12Jは、実施の形態1における複数の分割の組み合わせの第2例を示す模式図である。
図13Aは、実施の形態1における三角形パーティションを示す模式図である。
図13Bは、実施の形態1におけるL型パーティションを示す模式図である。
図13Cは、実施の形態1における五角形パーティションを示す模式図である。
図13Dは、実施の形態1における六角形パーティションを示す模式図である。
図13Eは、実施の形態1における多角形パーティションを示す模式図である。
図14は、実施の形態1におけるATMVP処理を示すフローチャートである。
図15は、ATMVP処理における対応ブロックの決定処理を示す概念図である。
図16は、ATMVP処理におけるサブブロックに対する動きベクトルの導出処理を示す概念図である。
図17は、実施の形態1におけるSTMVP処理を示すフローチャートである。
図18は、実施の形態1におけるDMVR処理を示すフローチャートである。
図19は、実施の形態1におけるフラグの符号化処理及び復号処理の第1例を示すフローチャートである。
図20は、実施の形態1におけるフラグの符号化処理及び復号処理の第2例を示すフローチャートである。
図21は、実施の形態1の第2態様における画像ブロックの符号化処理及び復号処理を示すフローチャートである。
図22は、実施の形態1の第3態様における画像ブロックの符号化処理及び復号処理を示すフローチャートである。
図23は、実施の形態1の第4態様における画像ブロックの符号化処理及び復号処理を示すフローチャートである。
図24は、実施の形態1に係る符号化装置の実装例を示すブロック図である。
図25は、実施の形態1に係る符号化装置の第1動作例を示すフローチャートである。
図26は、実施の形態1に係る符号化装置の第2動作例を示すフローチャートである。
図27は、実施の形態1に係る符号化装置の第3動作例を示すフローチャートである。
図28は、実施の形態1に係る復号装置の実装例を示すブロック図である。
図29は、実施の形態1に係る復号装置の第1動作例を示すフローチャートである。
図30は、実施の形態1に係る復号装置の第2動作例を示すフローチャートである。
図31は、実施の形態1に係る復号装置の第3動作例を示すフローチャートである。
図32は、コンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ供給システムの全体構成図である。
図33は、スケーラブル符号化時の符号化構造の一例を示す図である。
図34は、スケーラブル符号化時の符号化構造の一例を示す図である。
図35は、webページの表示画面例を示す図である。
図36は、webページの表示画面例を示す図である。
図37は、スマートフォンの一例を示す図である。
図38は、スマートフォンの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示の基礎となった知見)
例えば、符号化装置は、動画像に含まれる画像ブロックを符号化する際、画像ブロックを複数のパーティションに分割し、各パーティションに対して予測処理を行う。符号化装置は、パーティションに対してインター予測を行ってもよい。そして、符号化装置は、予測処理の結果を用いて画像ブロックを符号化する。具体的には、符号化装置は、予測処理によって得られる予測画像が画像ブロックから取り除かれた差分を符号化する。これにより、符号量が削減される。
(【0011】以降は省略されています)
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