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公開番号2025027023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-26
出願番号2024205738,2021552318
出願日2024-11-26,2020-10-05
発明の名称測距デバイスおよびその受光方法
出願人ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G01S 17/36 20060101AFI20250218BHJP(測定;試験)
要約【課題】光源とToFセンサとを別体で構成した場合において光源の変調周波数とToFセンサの変調周波数とを同期させるようにする。
【解決手段】他の装置が備える光源から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光する測距デバイスは、他の装置から無線通信により送信されてきた送信信号の同期処理を行うことにより、他の装置の同期クロック信号に同期した信号を生成する受信部と、同期クロック信号に基づいて、他の装置において光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、基準クロック信号に基づいて、他の装置の光源から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光するToFセンサとを備える。本技術は、例えば、被写体までの距離を測定する測距デバイス等に適用できる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
他の装置が備える光源から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光する測距デバイスであって、
前記他の装置から無線通信により送信されてきた送信信号の同期処理を行うことにより、前記他の装置の同期クロック信号に同期した信号を生成する受信部と、
前記同期クロック信号に基づいて、前記他の装置において前記光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、
前記基準クロック信号に基づいて、前記反射光を受光するToFセンサと
を備える測距デバイス。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記受信部は、前記光源から照射される前記照射光に関する光源情報を、前記無線通信により受信し、
前記光源情報は、発光時間、発光開始時刻情報、変調周波数、光源の波長、または、発光パターンのいずれかを含む
請求項1に記載の測距デバイス。
【請求項3】
前記受信部は、ネットワークを介して前記他の装置から無線通信により送信されてきた送信信号を受信する
請求項1に記載の測距デバイス。
【請求項4】
前記ToFセンサの検出結果に基づいて、前記他の装置までの距離を算出する信号処理部をさらに備える
請求項1に記載の測距デバイス。
【請求項5】
前記他の装置までの距離を第1の距離として前記他の装置へ送信するとともに、前記他の装置が算出した距離を第2の距離として受信する通信部をさらに備える
請求項4に記載の測距デバイス。
【請求項6】
前記第1の距離と前記第2の距離とから、前記他の装置との相対距離を計算する距離計算部をさらに備える
請求項5に記載の測距デバイス。
【請求項7】
前記ToFセンサは、複数の前記他の装置の前記光源それぞれから照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光する
請求項1に記載の測距デバイス。
【請求項8】
複数の前記他の装置の前記光源それぞれから照射された照射光の位相差に基づいて、前記物体までの距離を算出する信号処理部をさらに備える
請求項7に記載の測距デバイス。
【請求項9】
他の装置が備えるToFセンサのための照射光を発光する測距デバイスであって、
無線通信の送信信号を前記他の装置へ送信する通信部と、
前記送信信号に同期した同期クロック信号に基づいて、光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、
前記基準クロック信号に基づいて、前記照射光を照射する光源と
を備える測距デバイス。
【請求項10】
無線通信の送信信号を送受信する通信部と、
基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、
光源と、ToFセンサと
を備える測距デバイスであって、
前記測距デバイスが、自分以外の他の装置が備える光源から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光する場合、
前記通信部は、前記他の装置から無線通信により送信されてきた送信信号の同期処理を行うことにより、前記他の装置の同期クロック信号に同期した信号を生成し、
前記基準クロック生成部は、前記同期クロック信号に基づいて、前記他の装置において前記光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成し、
前記ToFセンサは、前記基準クロック信号に基づいて、前記反射光を受光し、
前記測距デバイスが、自分以外の他のToFセンサのための照射光を発光する場合、
前記通信部は、無線通信の送信信号を前記他のToFセンサを備える装置へ送信し、
前記基準クロック生成部は、前記送信信号に同期した同期クロック信号に基づいて、基準クロック信号を生成し、
前記光源は、前記基準クロック信号に基づいて、前記他のToFセンサのための照射光を照射する
測距デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、測距デバイスおよびその受光方法に関し、特に、光源とToFセンサとを別体で構成した場合において光源の変調周波数とToFセンサの変調周波数とを同期させるようにした測距デバイスおよびその受光方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
光を用いて被測定物までの距離を測定する測距方式の一つとして、ToF(Time of Flight)方式と呼ばれる測距手法が知られている。ToF方式は、光源を用いて光を物体に照射し、その反射光をToFセンサで受光し、受光結果を解析して物体までの距離などを計測する方式である。
【0003】
また、ToFセンサとは別体の光源から物体に光を照射し、その反射光をToFセンサで受光して物体までの距離などを計測する技術も提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-31607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、光源とToFセンサとを別体で構成した場合、光源用の光源クロックとToFセンサ用のセンサクロックとが別体となる。したがって、光源の変調周波数とToFセンサの変調周波数とが必ずしも同期せず、周波数がずれる場合があった。そして、ToFセンサの変調周波数が光源の変調周波数からずれた場合、測距結果に誤差が生じる恐れがあった。
【0006】
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、光源とToFセンサとを別体で構成した場合において光源の変調周波数とToFセンサの変調周波数とを同期させることができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本技術の第1の側面の測距デバイスは、他の装置から無線通信により送信されてきた送信信号の同期処理を行うことにより、他の装置の同期クロック信号に同期した信号を生成する受信部と、前記同期クロック信号に基づいて、光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、前記基準クロック信号に基づいて、前記光源から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光するToFセンサとを備える。
【0008】
本技術の第2の側面の測距デバイスは、無線通信の送信信号を送信する通信部と、前記送信信号に同期した同期クロック信号に基づいて、光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、前記基準クロック信号に基づいて、照射光を照射する光源とを備える。
【0009】
本技術の第3の側面の測距デバイスは、無線通信の送信信号を送受信する通信部と、前記送信信号に同期した同期クロック信号に基づいて、光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、前記基準クロック信号に基づいて、照射光を照射する光源と前記基準クロック信号に基づいて、他の装置から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光するToFセンサとを備える。
【0010】
本技術の第4の側面の測距デバイスの受光方法は、測距デバイスが、他の装置から無線通信により送信されてきた送信信号の同期処理を行うことにより、他の装置の同期クロック信号に同期した信号を生成し、前記同期クロック信号に基づいて、光源が発光する際の基準となる基準クロック信号を生成し、前記基準クロック信号に基づいて、前記光源から照射された照射光が物体で反射されて返ってきた反射光を受光する。
(【0011】以降は省略されています)

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