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公開番号
2025027020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024205565,2021569400
出願日
2024-11-26,2020-05-21
発明の名称
患者において血清リン酸塩を低下させるための組み合わせ
出願人
アルデリックス, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
45/06 20060101AFI20250218BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】リン酸塩結合剤と組み合わせたNHE3阻害剤などの上皮リン酸塩輸送阻害剤、ならびにそのような上皮リン酸塩輸送阻害剤とリン酸塩結合剤とを含む医薬組成物を投与することを含む、哺乳動物における血清リン酸塩を低下させるための方法を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様では、リン酸塩結合剤と組み合わせた有効量の上皮リン酸塩輸送阻害剤を投与することを含む、患者において高リン血症を治療するための方法が提供され、投与されるリン酸塩結合剤の量は、単剤として投与される量よりも少ない。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年5月21日に出願された米国仮出願第62/851,099号に対する優先権を主張し、かつ2019年5月23日に出願された米国仮出願第62/852,299号に対する優先権を主張する。上記で参照されるこれらの出願の内容全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
本発明は、血清リン酸塩レベルの低下または血清リン酸塩上昇の防止における、リン酸塩結合剤と組み合わせた上皮リン酸塩輸送阻害剤の使用に関する。
【背景技術】
【0003】
血清リン酸塩レベルは通常、主に腎リン酸塩排泄の調節を通して、狭い生理学的範囲内に維持される。結果として、高リン血症は、尿中リン酸塩排泄障害または欠如を有する、透析中の末期腎疾患(ESRD)患者によく見られる。腸管リン酸塩吸収は、リン酸塩濃度勾配に線形従属であり、高い管腔リン酸塩濃度でも飽和しない。さらに、ESRD患者における腎リン酸塩排泄能障害にもかかわらず、血液透析患者における腸管リン酸塩吸収は、健康な個人と類似しており、二次性副甲状腺機能亢進症を管理するためにESRDで一般的に使用されるビタミンD療法によってさらに増加する。したがって、腎リン酸塩排泄障害に直面した腸管リン酸塩吸収の持続は、ESRD患者において観察された高リン血症の高有病率を予測する。
【0004】
テナパノールは、腸管リン酸塩吸収を阻害するために胃腸管内で局所的に作用し、かつ血液透析患者において血清リン酸塩レベルを有意に低下させることが示されている、ナトリウム/水素交換アイソフォーム3(NHE3)の画期的かつ最小限に吸収される小分子阻害剤である。NHE3は、小腸および近位結腸全体にわたって管腔表面上に発現し、輸送体として機能して、細胞プロトンの代わりに管腔ナトリウムを取り込む。テナパノールによるNHE3の阻害が、傍細胞リン酸塩透過性を減少させることによって腸管リン酸塩吸収を低減する機序は、King et al(Sci Transl Med.2018 Aug 29;10(456))の、密着結合を調整して経上皮電気抵抗を増加させるための細胞内プロトン保持の結果によって報告されている。
【0005】
電気化学的リン酸塩勾配によって駆動される密着結合複合体を通る傍細胞リン酸塩フラックスは、定量的に、リン酸塩利用可能性の典型的な条件下での腸管リン酸塩吸収の最も重要な機序である。これは、生理学的な管腔リン酸塩濃度下のマウスにおける腸管リン酸塩吸収に対して、主要なナトリウム依存性リン酸塩輸送体であるNaPi2b(SLC34A2)の欠失の影響がないことを示す近年の研究で確認された。腸管内の傍細胞リン酸塩フラックスは、優勢な電気化学的リン酸塩勾配と、同時の傍細胞リン酸塩透過性との組み合わせによって決定される。
【0006】
高リン血症の現在の医学的管理は、食餌性リン酸塩制限を経口リン酸塩結合剤の投与と組み合わせることによって、腸管リン酸塩吸収を低減することを目指す。食餌性リン酸塩摂取量を制限することは、高リン血症の重症度をやや低減することができるが、加工食品中の高リン酸塩含量の添加剤の広範な使用に少なくとも部分的に起因して、順守は困難であり、典型的には不十分である。リン酸塩結合剤は、食餌性リン酸塩を物理的に隔離し、それを吸収に対して利用不可能にし、血清リン酸塩を効果的に低下させることができる。しかしながら、多くのESRD患者は、高い費用の負担が必要である結果としてリン酸塩結合剤の使用に順守しないことが要因で、目標範囲の血清リン酸塩レベルを維持することができない。血清リン酸塩濃度の上昇は、全死因死亡率、心血管事象、左心室肥大、および透析をまだ受けていない患者におけるCKD進行を含む、不良な患者転帰に関連するため、血清リン酸塩の不十分な制御は、重要な臨床的意義を有する。したがって、高リン血症患者において血清リン酸塩管理を最適化するためには、追加の治療アプローチが必要である。
【0007】
したがって、低減された量のリン酸塩結合剤を使用して、CKDおよびESRD患者において血清リン酸塩を制御することが望ましい。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
King et al(Sci Transl Med.2018 Aug 29;10(456)
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様では、リン酸塩結合剤と組み合わせた有効量の上皮リン酸塩輸送阻害剤を投与することを含む、患者において高リン血症を治療するための方法が提供され、投与されるリン酸塩結合剤の量は、単剤として投与される量よりも少ない。
【0010】
本発明の別の態様では、上皮リン酸塩輸送阻害剤とリン酸塩結合剤とを含む医薬組成物が提供され、リン酸塩結合剤の量は、単剤として投与される量よりも少ない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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