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公開番号
2025026950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024201629,2021539234
出願日
2024-11-19,2020-08-05
発明の名称
端末装置、基地局装置、端末装置の制御方法および基地局装置の制御方法
出願人
ソニーグループ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04W
28/04 20090101AFI20250218BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】所望の通信品質を得ることに寄与する端末装置、基地局装置、端末装置の制御方法及び基地局装置の制御方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末装置は、無線通信部と制御部とを有する。制御部は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)feedbackの無効情報を、無線通信部を介して受信し、HARQfeedbackの無効情報が示す1又は複数のHARQ feedback無効であると認識する。HARQfeedbackの無効情報は、セル毎、ビーム毎、コンポーネントキャリア毎、BWP(BandWidth Part)毎、UE(User Equipment)毎又はHARQ process毎に設定される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置であって、
通信部と制御部とを有し、
前記制御部は、
基地局装置からの準静的な通知、動的な通知、前記準静的な通知および前記動的な通知の組み合わせのいずれかで送出されるHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)feedbackの無効情報を、前記通信部を介して受信し、
前記HARQfeedbackの無効情報が示す1又は複数のHARQ feedbackが無効であると認識するよう構成され、
前記準静的な通知は、RRC(Radio Resource Control)のシグナル通知であり、
前記HARQfeedbackの無効情報は、セル毎、ビーム毎、コンポーネントキャリア毎、BWP(BandWidth Part)毎、UE(User Equipment)毎またはHARQ process毎に設定され、
前記HARQfeedbackの無効情報は、1又は複数のHARQ processの中で無効であるHARQ processの識別情報が含まれ、前記HARQfeedbackの無効情報が示す1又は複数のHARQ feedbackが有効である場合、HARQ-RTT-Timerのスタートを示す、
ことを特徴とする端末装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記動的な通知は、DCI(Downlink Control Information)またはUCI(Uplink Control Information)の通知である、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記HARQfeedbackの無効情報は、1又は複数のHARQ processの中で無効である個数が含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記HARQfeedbackの無効情報に基づいて再送を無効としていないHARQ processから再送を無効としたHARQ processへの切り替えに応じて誤り率特性の補償を切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記再送を無効としたHARQ processへの切り替えに応じて、前記再送を無効としていないHARQ processの時よりも前記誤り率特性の補償を高くする、
ことを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記1又は複数のHARQ processの数の増加または減少に応じて、当該増加または減少の情報を前記通信部を介して送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項7】
基地局装置であって、
通信部と制御部とを有し、
前記制御部は、
準静的な通知、動的な通知、前記準静的な通知および前記動的な通知の組み合わせのいずれかで送出されるHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)feedbackの無効情報を、前記通信部を介して送信し、
前記HARQfeedbackの無効情報が示す1又は複数のHARQ processが無効であると認識するよう構成され、
前記準静的な通知は、RRC(Radio Resource Control)のシグナル通知であり、
前記HARQfeedbackの無効情報は、セル毎、ビーム毎、コンポーネントキャリア毎、BWP(BandWidth Part)毎、UE(User Equipment)毎またはHARQ process毎に設定され、
前記HARQfeedbackの無効情報は、1又は複数のHARQ processの中で無効であるHARQ processの識別情報が含まれ、前記HARQfeedbackの無効情報が示す1又は複数のHARQ feedbackが有効である場合、HARQ-RTT-Timerのスタートを示す、
ことを特徴とする基地局装置。
【請求項8】
前記動的な通知は、DCI(Downlink Control Information)またはUCI(Uplink Control Information)の通知である、
ことを特徴とする請求項7に記載の基地局装置。
【請求項9】
前記HARQfeedbackの無効情報は、1又は複数のHARQ processの中で無効である個数が含まれる、
ことを特徴とする請求項7に記載の基地局装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記HARQfeedbackの無効情報に基づいて再送を無効としていないHARQ processから再送を無効としたHARQ processへの切り替えに応じて誤り率特性の補償を切り替える、
ことを特徴とする請求項7に記載の基地局装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、端末装置、基地局装置、端末装置の制御方法および基地局装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP((登録商標)3rd Generation Partnership Project) Rel.15 NR(New Radio)では、LTE(Long Term Evolution)と同様にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)がサポートされている。HARQ では、初送のデータおよび再送されたデータを結合(Soft combining)して誤り訂正が行われる。これにより、符号化利得を得ることができる。この処理は、“HARQ process”と呼ばれるプロセスごとに実施される。すなわち、複数個(例えば16個)のHARQ processが存在する場合、並列でのHARQ処理を実施することが可能となる。
【0003】
NRでは様々なユースケースが想定されているため、ユースケースによっては、HARQ processの数が不足するかもしれない。例えば、低遅延処理・低遅延通信(例えばURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications))の場合、短時間でデータを次々と受信する可能性があり、HARQ処理が間に合わないことで、HARQ processの数が不足するかもしれない。また、NTN(Non-Terrestrial Network)通信の場合、伝搬遅延を起因としたHARQ process処理の遅延が生じ、HARQ processの数が不足するかもしれない。このHARQ processの数不足に関して、HARQ FEEDBACKをdeactivateすることや、disablingすることが知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
PR-190710 Revised SID for Study on solutions for NR to support non-terrestrial networks (NTN)
R1-1906088, Nokia, Nokia Shanghai Bell, “Consideration on HARQ in NTN,” 3GPP TSG RAN1 Meeting#97, Reno, USA, May, 2019
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、HARQ FEEDBACK disablingの具体的な方法は十分に検討されていない。端末装置に対するHARQ FEEDBACK disablingの詳細な設定方法が明確でない。このため、HARQ processの数不足が解消されず、所望の通信品質が得られない可能性がある。
【0006】
そこで、本開示では、所望の通信品質を得ることに寄与する端末装置、基地局装置、端末装置の制御方法および基地局装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示に係る一形態の端末装置は、通信部と制御部とを有する。制御部は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)フィードバックの無効情報(disabling information)を、通信部を介して受信し、HARQの無効情報が示す1又は複数のHARQ フィードバックが無効であると認識するよう構成され、HARQの無効情報は、セル毎、ビーム毎、コンポーネントキャリア毎、BWP(BandWidth Part)毎、UE(User Equipment)毎またはHARQ process毎に設定される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
通信システムが提供する無線ネットワークの一例を示す図である。
通信システムが提供する衛星通信の概要を示す図である。
衛星局が構成するセルの一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る管理装置の構成例を示す図である。
本開示の実施形態に係る非地上局の構成例を示す図である。
本開示の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
初期接続処理の一例を示すフローチャートである。
HARQの手続きの一例を示すシーケンス図である。
HARQ bufferの概要を説明する説明図である。
本開示の実施形態に係るHARQ disabling処理の一例を示すシーケンス図である。
本開示の実施形態に係るHARQ disabling処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて端末装置50
1
、50
2
および50
3
のように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、端末装置50
1
、50
2
および50
3
を特に区別する必要が無い場合には、単に端末装置50と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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