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公開番号
2025026721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024218164,2023563497
出願日
2024-12-12,2021-11-29
発明の名称
媒体給送装置
出願人
株式会社PFU
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
3/52 20060101AFI20250214BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】媒体をより良好に給送することが可能な媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】媒体給送装置は、媒体を給送するための給送ローラと、樹脂で形成され、且つ、給送ローラに対向して配置された分離ローラと、給送ローラと分離ローラとが接する位置にニップ領域が形成されるように、給送ローラ及び分離ローラの一方を他方に対して押圧する押圧部と、を有し、給送ローラの表面には、媒体の給送方向に対して垂直に配置された複数の溝が形成され、複数の溝のピッチは、媒体給送中に、ニップ領域内に少なくとも1本の溝が常に存在するように設定され、複数の溝の幅は、0.5mm以上であり、且つ、接触面積比率Sが0.5以上となるように設定され、接触面積比率Sは、{(ニップ領域における給送ローラの表面積-ニップ領域における給送ローラの溝の面積)}/(ニップ領域における給送ローラの表面積)である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を給送するための給送ローラと、
前記給送ローラに対向して配置された分離ローラと、
前記給送ローラと前記分離ローラとが接する位置にニップ領域が形成されるように、前記給送ローラ及び前記分離ローラの一方を他方に対して押圧する押圧部と、を有し、
前記給送ローラの表面には、媒体の給送方向に対して垂直に配置された複数の溝が形成され、
前記複数の溝のピッチは、媒体給送中に、前記ニップ領域内に少なくとも1本の溝が常に存在するように設定され、
前記複数の溝の幅は、0.5mm以上であり、且つ、接触面積比率Sが0.5以上且つ0.9以下となるように設定され、
前記接触面積比率Sは、{(前記ニップ領域における前記給送ローラの表面積-前記ニップ領域における前記給送ローラの溝の面積)}/(前記ニップ領域における前記給送ローラの表面積)であり、
前記分離ローラの表面には、媒体の給送方向に対して平行に配置された複数の溝が形成される、
ことを特徴とする媒体給送装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記分離ローラは、樹脂で形成される、請求項1に記載の媒体給送装置。
【請求項3】
前記分離ローラの複数の溝の幅は、0.5mm以上であり、且つ、接触面積比率Pが0.5以上となるように設定され、
前記接触面積比率Pは、{(前記ニップ領域における前記分離ローラの表面積-前記ニップ領域における前記分離ローラの溝の面積)}/(前記ニップ領域における前記分離ローラの表面積)である、請求項2に記載の媒体給送装置。
【請求項4】
前記給送ローラの複数の溝の幅は、2.0mm以下であり、
前記給送ローラの複数の溝のピッチは、1.0mm以上且つ4.0mm以下である、請求項1~3の何れか一項に記載の媒体給送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、媒体給送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、スキャナ等の媒体給送装置は、給送ローラ及び分離ローラを用いて、媒体を分離しながら給送する。このような媒体給送装置で給送される媒体には、紙粉、填料、塗工剤(顔料)、パウダ等の異物が付着している場合がある。このような媒体が給送される場合、媒体の表面に付着した異物が給送ローラに付着して、給送ローラの表面の摩擦係数が低下し、給送性能が低下する可能性がある。そのため、近年、異物を収容可能な溝が形成された給送ローラが開発されている。
【0003】
ゴム組成物からなり、ローラ表面に凹凸を設けた紙送りローラが開示されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-106067号公報
【発明の概要】
【0005】
媒体給送装置では、媒体をより良好に給送できることが求められている。
【0006】
実施形態に係る媒体給送装置は、媒体をより良好に給送することを目的とする。
【0007】
実施形態の一側面に係る媒体給送装置は、媒体を給送するための給送ローラと、樹脂で形成され、且つ、給送ローラに対向して配置された分離ローラと、給送ローラと分離ローラとが接する位置にニップ領域が形成されるように、給送ローラ及び分離ローラの一方を他方に対して押圧する押圧部と、を有し、給送ローラの表面には、媒体の給送方向に対して垂直に配置された複数の溝が形成され、複数の溝のピッチは、媒体給送中に、ニップ領域内に少なくとも1本の溝が常に存在するように設定され、複数の溝の幅は、0.5mm以上であり、且つ、接触面積比率Sが0.5以上となるように設定され、接触面積比率Sは、{(ニップ領域における給送ローラの表面積-ニップ領域における給送ローラの溝の面積)}/(ニップ領域における給送ローラの表面積)である。
【0008】
本実施形態によれば、媒体給送装置は、媒体をより良好に給送することが可能となる。
【0009】
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるだろう。前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る媒体給送装置100を示す斜視図である。
媒体給送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。
各ローラに加えられる力について説明するための模式図である。
各ローラの表面について説明するための模式図である。
(A)、(B)は各ローラの溝について説明するための模式図である。
(A)、(B)は接触面積比率Sについて説明するためのグラフである。
接触面積比率Sについて説明するためのグラフである。
(A)、(B)、(C)は分離ローラ113について説明するための模式図である
媒体の移動速度と振幅との間の関係を示すグラフである。
(A)、(B)は接触面積比率Pについて説明するためのグラフである。
周波数と音圧の関係を示すグラフである
媒体給送装置100の概略構成を示すブロック図である。
記憶装置140及び処理回路150の概略構成を示す図である。
媒体読取処理の動作の例を示すフローチャートである。
他の分離ローラ213について説明するための模式図である。
他の処理回路350の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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