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公開番号2025026681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024216479,2023108756
出願日2024-12-11,2013-06-28
発明の名称情報保持媒体及び情報処理システム
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類G06K 19/06 20060101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約【課題】誤認識を比較的少なくすることができる情報保持媒体及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システム1は、情報保持媒体2と情報読取装置3とを備える。情報保持媒体2は、単位データ部11の2次元配列を有し、一部の単位データ部11にはディジタルコードを形成するためのマーク13が設けられており、Y方向に隣り合う二つの単位データ部列のX方向順列のマークパターンが互いに異なる。情報読取装置3は、マーク13を検出する検出部21の群から同期して出力される複数の信号を一単位とする単位信号群に基づいてデータ列を生成し、単位データ部11の配列から順次得られるデータ列の群に基づいて情報保持媒体2のディジタルコードを認識する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
媒体基材と、
第1方向及び該第1方向と交差する第2方向に配列されて前記媒体基材に設けられた複数の単位データ部と、
を有し、
前記単位データ部の配列にディジタルコードを形成するためのマークが、一部の前記単位データ部に設けられており、
前記第1方向に延びる単位データ部列の前記第2方向の並びにおいて、隣り合う二つの単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンが互いに異なる情報保持媒体。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1記載の情報保持媒体であって、
前記単位データ部列は少なくとも一つの前記マークを含む情報保持媒体。
【請求項3】
媒体基材と、
第1方向及び該第1方向と交差する第2方向に配列されて前記媒体基材に設けられた複数の単位データ部と、
を有し、
前記単位データ部の配列にディジタルコードを形成するためのマークが、一部の前記単位データ部に設けられており、
前記第1方向に延びる単位データ部列の前記第2方向の並びにおける始端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンは、終端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターン及び前記第1方向とは反対方向順列のマークパターンと異なる情報保持媒体。
【請求項4】
請求項3記載の情報保持媒体であって、
前記始端側単位データ部列及び前記終端側単位データ部列を除く単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンは、前記終端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンと異なる情報保持媒体。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項記載の情報保持媒体であって、
前記媒体基材に設けられ、前記第2方向に延在する被ガイド部をさらに有する情報保持媒体。
【請求項6】
請求項5記載の情報保持媒体であって、
前記被ガイド部は溝であり、
前記単位データ部は前記溝に設けられている情報保持媒体。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項記載の情報保持媒体であって、
前記マークは前記媒体基材表面に形成される凸部である情報保持媒体。
【請求項8】
請求項1又は2記載の情報保持媒体と、
前記情報保持媒体の前記単位データ部の配列に形成されたディジタルコードを読み取る情報読取装置と、
を備え、
前記情報読取装置は、
前記情報保持媒体の前記第2方向への相対移動を伴って該情報保持媒体が装着される装着部と、
前記装着部に装着された前記情報保持媒体の前記第1方向に平行な方向に配列されて前記装着部に設けられ、前記情報保持媒体の前記単位データ部に設けられた前記マークを検出し、検出結果に対応した信号を出力する複数の検出部と、
複数の前記検出部から同期して出力される複数の信号を一単位とする単位信号に基づいてデータ列を生成し、前記情報保持媒体の前記単位データ部の配列から順次得られる前記データ列の群に基づいて前記ディジタルコードを認識する処理部と、
を有する情報処理システム。
【請求項9】
請求項3又は4記載の情報保持媒体と、
前記情報保持媒体の前記単位データ部の配列に形成されたディジタルコードを読み取る情報読取装置と、
を備え、
前記情報読取装置は、
前記情報保持媒体の前記第2方向への相対移動を伴って該情報保持媒体が装着される装着部と、
前記装着部に装着された前記情報保持媒体の前記第1方向に平行な方向に配列されて前記装着部に設けられ、前記情報保持媒体の前記単位データ部に設けられた前記マークを検出し、検出結果に対応した信号を出力する複数の検出部と、
複数の前記検出部から同期して出力される複数の信号を一単位とする単位信号に基づいてデータ列を生成し、前記情報保持媒体の前記単位データ部の配列から順次得られる前記データ列の群に基づいて前記ディジタルコードを認識する処理部と、
を有しており、
前記情報保持媒体の前記終端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンは特定マークパターンとされており、
前記処理部は、前記特定マークパターンから得られる特定データ列を検出した場合に前記ディジタルコードを認識する処理を実行し、また前記特定マークパターンを前記第1方向とは反対方向に反転してなる反転特定マークパターンから得られる反転特定データ列を検出した場合にエラー処理を実行する情報処理システム。
【請求項10】
請求項8又は9記載の情報処理システムであって、
前記情報保持媒体は、前記媒体基材に設けられ、前記第2方向に延在する被ガイド部をさらに有しており、
前記情報読取装置の前記装着部には、前記情報保持媒体の前記被ガイド部に係合して該情報保持媒体の前記第2方向の相対移動をガイドするガイド部が設けられている情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報保持媒体及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ゲームにおいて利用可能な複数の識別情報を、これに対応する凹凸部として保持し、ゲーム装置の装着部に装着された際、装着部に設けられたスイッチが凹凸部により押下されたか否かに基づいて、凹凸の組合せを読み取り、これと対応する識別情報をゲーム装置に読み取らせる情報保持媒体が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載された情報保持媒体における凹凸部は、データ信号部分と同期信号部分を並列してなり、それぞれ凹部と凸部との組合せにより構成されており、ゲーム装置に対して情報保持媒体が挿入されると凹凸部における各凸部がスイッチを押下するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-221004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された情報保持媒体の凹凸部における同期信号部分は、データ信号部分における凸部がスイッチを押下したか否かを特定するタイミングを指示するものに過ぎず、それ自体は何らかの情報を表すものではない。したがって、同期信号部分を無くし、代わりに第2のデータ信号部分をさらに設けることができれば、凹凸部が表現することができる情報の量を増やすことができる。しかし、凸部が連続した場合、先の凸部と後の凸部の境目の判別は、スイッチがオフになることによってのみ行われることになるので、凹凸部をスイッチに対して動かす速度を早くすると、先の凸部と後の凸部を1つの凸部として誤認識してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、保持している情報を誤認識されることを比較的少なくすることができる情報保持媒体及び情報処理システムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報保持媒体は、媒体基材と、第1方向及び該第1方向と交差する第2方向に配列されて前記媒体基材に設けられた複数の単位データ部と、を有し、前記単位データ部の配列にディジタルコードを形成するためのマークが、一部の前記単位データ部に設けられており、前記第1方向に延びる単位データ部列の前記第2方向の並びにおいて、隣り合う二つの単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンが互いに異なることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る情報保持媒体においては、前記単位データ部列は少なくとも一つの前記マークを含んでいてもよい。
【0009】
また、本発明に係る情報保持媒体は、媒体基材と、第1方向及び該第1方向と交差する第2方向に配列されて前記媒体基材に設けられた複数の単位データ部と、を有し、前記単位データ部の配列にディジタルコードを形成するためのマークが、一部の前記単位データ部に設けられており、前記第1方向に延びる単位データ部列の前記第2方向の並びにおける始端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンは、終端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターン及び前記第1方向とは反対方向順列のマークパターンと異なることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る情報保持媒体においては、前記始端側単位データ部列及び前記終端側単位データ部列を除く単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンは、前記終端側単位データ部列の前記第1方向順列のマークパターンと異なっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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