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公開番号
2025026158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131558
出願日
2023-08-10
発明の名称
ポリアミド樹脂及びポリアミド樹脂組成物
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08J
11/04 20060101AFI20250214BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明によれば、温室効果ガスを削減しながら物性の低下も抑制したポリアミド樹脂及びポリアミド樹脂組成物を提供することができる。
【解決手段】製造工程又は加工工程における端材、もしくは使用済みである廃材を、一度溶融しペレット化した再生ポリアミド樹脂であり、以下の特徴を満たすもの:1)0.75mm
2
以上の黒点を有するペレットの含有量が20個/kg以下である;2)水分率が0.75%以下である;3)金属含有ペレットの含有量が10g/kg以下である;4)変色ペレットの含有量が50g/kg以下である;及び5)発泡ペレットの含有量が100g/kg以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
製造工程又は加工工程における端材、もしくは使用済みである廃材を、一度溶融しペレット化した再生ポリアミド樹脂であり、以下の特徴を満たすもの:
1)0.75mm
2
以上の黒点を有するペレットの含有量が20個/kg以下である;
2)水分率が0.75%以下である;
3)金属含有ペレットの含有量が10g/kg以下である;
4)変色ペレットの含有量が50g/kg以下である;及び
5)発泡ペレットの含有量が100g/kg以下である。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の再生ポリアミド樹脂と、バージン品であるポリアミド樹脂の質量比(再生ポリアミド樹脂:バージン品ポリアミド樹脂)が、1:99~100:0である、ポリアミド樹脂。
【請求項3】
請求項2に記載のポリアミド樹脂と添加剤とを含む、ポリアミド樹脂組成物。
【請求項4】
請求項2に記載のポリアミド樹脂又は請求項3に記載のポリアミド樹脂組成物に関する自動車用途材料又は工業用途材料への適用。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリアミド樹脂及びポリアミド樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、持続可能な社会の実現に向けて、様々な環境対策が行われている。プラスチック等の樹脂類は、燃焼に伴い二酸化炭素を排出することから、カーボンニュートラルを契機に樹脂類の燃焼回避への社会的要請がさらに高まることが想定される。特に、ポリアミド66(PA66)は、樹脂1kgあたりの温室効果ガス(GHG)排出量が比較的多いことから、サーキュラーエコノミー(CE)への対応が急務となっている。このため、樹脂類のバイオ由来資源や他素材への代替が進むとともに、代替できない部分については燃焼回避のためのリサイクルが進展している。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数種のプラスチックから構成されたプラスチック系混合物を含むプラスチック廃材を再資源化する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-130885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
リサイクルにより、GHG排出量は削減が見込めるものの、物性については大幅に低下しバラつきも見られる。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、工程端材や使用済み廃材を利用し、GHGを削減しながら物性の低下も抑制したポリアミド樹脂及びポリアミド樹脂組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明は、以下の態様を含む。
[1]製造工程又は加工工程における端材、もしくは使用済みである廃材を、一度溶融しペレット化した再生ポリアミド樹脂であり、以下の特徴を満たすもの:
1)0.75mm
2
以上の黒点を有するペレットの含有量が20個/kg以下である;
2)水分率が0.75%以下である;
3)金属含有ペレットの含有量が10g/kg以下である;
4)変色ペレットの含有量が50g/kg以下である;及び
5)発泡ペレットの含有量が100g/kg以下である。
[2][1]に記載の再生ポリアミド樹脂と、バージン品であるポリアミド樹脂の質量比(再生ポリアミド樹脂:バージン品ポリアミド樹脂)が、1:99~100:0である、ポリアミド樹脂。
[3][2]に記載のポリアミド樹脂と添加剤とを含む、ポリアミド樹脂組成物。
[4][2]に記載のポリアミド樹脂又は[3]に記載のポリアミド樹脂組成物に関する自動車用途又は工業用途への適用。
【発明の効果】
【0008】
上記様態によれば、GHGを削減しながら物性の低下も抑制したポリアミド樹脂及びポリアミド樹脂組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
再生ポリアミド樹脂製造のフロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態(以下、単に「本実施形態」という)について詳細に説明する。以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨の範囲内で適宜に変形して実施できる。
(【0011】以降は省略されています)
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