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公開番号
2025024861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129204
出願日
2023-08-08
発明の名称
プログラム、音量調整方法及び情報処理装置
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H04R
25/00 20060101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】聴力検査と語音明瞭度検査による補聴器のフィッティングを短時間でかつ簡単にできるようにする。
【解決手段】端末装置の制御部は、互いに異なる周波数が割り当てられた複数のスライドバー33が表示されたフィッティング画面30を表示部に表示させる。複数のスライドバー33のそれぞれには、第1スライダー33aと第2スライダー33bとが設けられている。いずれかのスライドバー33における第1スライダー33aがスライド操作されると、制御部は、操作されたスライドバー33に割り当てられた周波数の聴力検査における検査音の音量を第1スライダー33aの位置に応じて調整し、いずれかのスライドバー33における第2スライダー33bが操作されると、操作されたスライドバー33に割り当てられた周波数の語音明瞭度検査における検査音の音量を第2スライダー33bの位置に応じて調整する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータを、
互いに異なる周波数が割り当てられた複数のスライドバーが表示された画面を表示部に表示させ、
前記複数のスライドバーのそれぞれには、聴力検査における検査音の音量を調整するための第1スライダーと語音明瞭度検査における検査音の音量を調整するための第2スライダーとが設けられ、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第1スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記聴力検査における検査音の音量を前記第1スライダーの位置に応じて調整し、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第2スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記語音明瞭度検査における検査音の音量を前記第2スライダーの位置に応じて調整し、
前記聴力検査における音量調整結果の情報と及び前記語音明瞭度検査における音量調整結果の情報を取得する、
制御部として機能させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1スライダーは、前記スライドバーにおける前記第2スライダーよりも小さい音量側に位置する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1スライダー又は前記第2スライダーが操作されている間のみ、操作された前記第1スライダー又は前記第2スライダーに応じた検査音を発音させる、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記画面上に、前記語音明瞭度検査における検査音として発音させる音声のテキストをユーザが任意に入力するための入力欄を表示し、
前記第2スライダーが操作されている間、前記入力欄から入力されたテキストの音声を前記語音明瞭度検査における検査音として発音させる、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記取得した前記聴力検査における音量調整結果の情報と及び前記語音明瞭度検査における音量調整結果の情報を記憶部に記憶させ、
新たに前記複数のスライドバーが表示された画面を前記表示部に表示させる際、前記記憶部に記憶されている前記音量調整結果の情報に基づいて、前記複数のスライドバーのそれぞれにおける前記第1スライダー及び前記第2スライダーの位置を設定する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
コンピュータが、
互いに異なる周波数が割り当てられた複数のスライドバーが表示された画面を表示部に表示させ、
前記複数のスライドバーのそれぞれには、聴力検査における検査音の音量を調整するための第1スライダーと語音明瞭度検査における検査音の音量を調整するための第2スライダーとが設けられ、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第1スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記聴力検査における検査音の音量を前記第1スライダーの位置に応じて調整し、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第2スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記語音明瞭度検査における検査音の音量を前記第2スライダーの位置に応じて調整し、
前記聴力検査における音量調整結果の情報と及び前記語音明瞭度検査における音量調整結果の情報を取得する、
音量調整方法。
【請求項7】
互いに異なる周波数が割り当てられた複数のスライドバーが表示された画面を表示部に表示させ、
前記複数のスライドバーのそれぞれには、聴力検査における検査音の音量を調整するための第1スライダーと語音明瞭度検査における検査音の音量を調整するための第2スライダーとが設けられ、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第1スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記聴力検査における検査音の音量を前記第1スライダーの位置に応じて調整し、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第2スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記語音明瞭度検査における検査音の音量を前記第2スライダーの位置に応じて調整し、
前記聴力検査における音量調整結果の情報と及び前記語音明瞭度検査における音量調整結果の情報を取得する、
制御部を備える情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、音量調整方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
聴覚障害を持つユーザに対し、聞こえない音を増幅することによって、ユーザの聞こえをサポートする補聴器がある。補聴器のフィッティング(調整)のための検査としては、例えば、「ピー」といった一定のトーンの音を各周波数に対して鳴らし、各周波数に対して聞こえる最低の音量を記録する聴力検査(純音聴力検査)と、語音を聞かせて聞こえた語音を書かせる語音明瞭度検査とが行われる。
【0003】
フィッティングのための検査の欠点としては補聴器店に行かなくてはいけないことや受動的に音を聞く時間が長いことが挙げられる。
【0004】
そこで、例えば、特許文献1には、携帯電話での聴力検査を可能とし、簡便に補聴器の設定ができるようにした技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-200259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の携帯端末では、複数の周波数帯の複数の出力レベルの検査音を順次出力して聴力検査を行う。そのため、検査に時間を要し、聞こえに違和感があった際に毎度聴力検査を行うことが面倒である。また、特許文献1の携帯端末では、語音明瞭度検査は行っていないが、フィッティングの精度を上げるためには、語音明瞭度検査も必要となる。しかし、聴力検査とは別に語音明瞭度検査を行うとなると、フィッティングに時間と手間がかかり、ユーザが、より一層煩わしさを感じる。
【0007】
本発明の課題は、聴力検査と語音明瞭度検査による補聴器のフィッティングを短時間でかつ簡単にできるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明のプログラムは、
コンピュータを、
互いに異なる周波数が割り当てられた複数のスライドバーを表示部の同一画面上に表示させ、
前記複数のスライドバーのそれぞれには、聴力検査における検査音の音量を調整するための第1スライダーと語音明瞭度検査における検査音の音量を調整するための第2スライダーとが設けられ、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第1スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記聴力検査における検査音の音量を前記第1スライダーの位置に応じて調整し、
いずれかの前記スライドバーにおける前記第2スライダーが操作されると、操作された前記スライドバーに割り当てられた周波数の前記語音明瞭度検査における検査音の音量を前記第2スライダーの位置に応じて調整し、
前記聴力検査における音量調整結果の情報と及び前記語音明瞭度検査における音量調整結果の情報を取得する、
制御部として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、聴力検査と語音明瞭度検査による補聴器のフィッティングを短時間でかつ簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る補聴器フィッティングシステムの全体構成例を示す図である。
図1の端末装置の制御部により実行される補聴器フィッティング処理の流れを示すフローチャートである。
フィッティング画面の一例を示す図である。
図2のステップS7において実行される音量調整処理の流れを示すフローチャートである。
検査対象を左耳と右耳との間で切り替えるための切り替えボタンを有するフィッティング画面の一例を示す図である。
診断音声テキストボックスに図5と異なるテキストを入力した場合の音量調整後のフィッティング画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
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