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公開番号
2025023968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-19
出願番号
2024190831,2021539291
出願日
2024-10-30,2020-08-07
発明の名称
化合物、重合体、組成物、膜形成用組成物、パターン形成方法、絶縁膜の形成方法及び化合物の製造方法、並びにヨウ素含有ビニルポリマーおよびそのアセチル化誘導体の製造方法
出願人
三菱瓦斯化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07C
39/373 20060101AFI20250212BHJP(有機化学)
要約
【課題】露光感度に優れるレジストが得られる化合物及び化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】下式で表される、一つ以上のハロゲンと不飽和二重結合とを有する化合物。
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(式中、Xは、独立して、I、F、Cl、Br、又は、I、F、Cl、及びBrからなる群から選ばれる1以上5以下の置換基を有する炭素数1~30の有機基、L
1
は、独立して、単結合、エーテル基、エステル基等、Yは、独立して、水酸基、アルコキシ基、エステル基等、R
a
、R
b
、及びR
c
は、それぞれ独立して、H、I、F、Cl、Br、又は、置換基を有していてもよい炭素数1~60の有機基であり、Aは、有機基、Zは、独立して、アルコキシ基、エステル基等である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
一つ以上のハロゲンと、不飽和二重結合と、を有する化合物。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
一つ以上の親水性基又は一つの分解性基を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
下記式(1)で表される、請求項1又は2に記載の化合物。
TIFF
2025023968000204.tif
48
170
(式(1)中、
Xは、それぞれ独立して、I、F、Cl、Br、又は、I、F、Cl、及びBrからなる群から選ばれる1以上5以下の置換基を有する炭素数1~30の有機基であり、
L
1
は、それぞれ独立して、単結合、エーテル基、エステル基、チオエーテル基、アミノ基、チオエステル基、アセタール基、ホスフィン基、ホスフォン基、ウレタン基、ウレア基、アミド基、イミド基、又はリン酸基であり、前記L
1
のエーテル基、エステル基、チオエーテル基、アミノ基、チオエステル基、アセタール基、ホスフィン基、ホスフォン基、ウレタン基、ウレア基、アミド基、イミド基、又はリン酸基は、置換基を有していてもよく、
Yは、それぞれ独立して、水酸基、アルコキシ基、エステル基、アセタール基、カルボキシアルコキシ基、炭酸エステル基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、チオール基、エーテル基、チオエーテル基、ホスフィン基、ホスフォン基、ウレタン基、ウレア基、アミド基、イミド基、又はリン酸基であり、前記Yのアルコキシ基、エステル基、炭酸エステル基、アミノ基、エーテル基、チオエーテル基、ホスフィン基、ホスフォン基、ウレタン基、ウレア基、アミド基、イミド基、及びリン酸基は、置換基を有していてもよく、
R
a
、R
b
、及びR
c
は、それぞれ独立して、H、I、F、Cl、Br、又は、置換基を有していてもよい炭素数1~60の有機基であり、
Aは、炭素数1~30の有機基であり、
Zは、それぞれ独立して、アルコキシ基、エステル基、アセタール基、カルボキシアルコキシ基、又は炭酸エステル基であり、前記Zのアルコキシ基、エステル基、アセタール基、カルボキシアルコキシ基、又は炭酸エステル基は、置換基を有していてもよく、
pは1以上の整数であり、mは1以上の整数であり、nは0以上の整数であり、rは0以上の整数である。)
【請求項4】
下記式(1a)で表される、請求項3に記載の化合物。
TIFF
2025023968000205.tif
32
170
(式(1a)中、
X、L
1
、Y、A、Z、p、m、n、及びrは、式(1)における定義と同じである。)
【請求項5】
下記式(1b)で表される、請求項3に記載の化合物。
TIFF
2025023968000206.tif
48
170
(式(1b)中、
X、L
1
、Y、A、Z、p、m、n、及びrは、式(1)における定義と同じであり、
R
a1
、R
b1
、及びR
c1
は、それぞれ独立して、H、I、F、Cl、Br、又は、置換基を有していてもよい炭素数1~60の有機基であり、
R
a1
、R
b1
、及びR
c1
の少なくともいずれか1つは、I、F、Cl、Br、又は、置換基を有していてもよい炭素数1~60の有機基である。)
【請求項6】
n+rが1以上の整数である、請求項3~5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
Yが、それぞれ独立して下記式(Y-1)で表される基である、請求項3~6のいずれか1項に記載の化合物。
TIFF
2025023968000207.tif
5
170
(式(Y-1)中、
L
2
は、酸又は塩基の作用により開裂する基であり、
R
2
は、炭素数1~30の直鎖、分岐若しくは環状の脂肪族基、炭素数1~30の芳香族基、炭素数1~30の直鎖、分岐若しくは環状のヘテロ原子を含む脂肪族基、炭素数1~30のヘテロ原子を含む芳香族基であり、前記R
2
の脂肪族基、芳香族基、ヘテロ原子を含む脂肪族基、ヘテロ原子を含む芳香族基はさらに置換基を有していていてもよい。)
【請求項8】
Aが芳香環である、請求項3~7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
Aが脂環構造である、請求項3~7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
Aがヘテロ環構造である、請求項3~9のいずれか1項に記載の化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物、重合体、組成物、膜形成用組成物、パターン形成方法、絶縁膜の形成方法及び化合物の製造方法に関する。また、本発明は、ヨウ素含有ビニルポリマーおよびそのアセチル化誘導体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩によって急速に半導体(パターン)や画素の微細化が進んでいる。画素の微細化のため、一般に露光光源の短波長化がおこなわれている。具体的には、従来は、g線、i線に代表される紫外線が用いられていたが、現在ではKrFエキシマレーザー(248nm)やArFエキシマレーザー(193nm)等の遠紫外線を用いて露光する手法が量産の中心になってきており、さらには極端紫外線(EUV:Extreme Ultraviolet)リソグラフィー(13.5nm)の導入が進んできている。また、微細パターンの形成の為に電子線(EB:Electron Beam)も用いられる。
【0003】
これまでの一般的なレジスト材料は、アモルファス膜を形成可能な高分子系レジスト材料である。例えば、ポリメチルメタクリレートや、酸解離性基を有するポリヒドロキシスチレン又はポリアルキルメタクリレート等の高分子系レジスト組成物が挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。従来においては、これらレジスト組成物の溶液を基板上に塗布することによって作製したレジスト薄膜に、紫外線、遠紫外線、電子線、極端紫外線等を照射することで、10~100nm程度のラインパターンを形成している。
【0004】
また、電子線又は極端紫外線によるリソグラフィーは、反応メカニズムが通常の光リソグラフィーと異なる(非特許文献2、非特許文献3)。さらに、電子線又は極端紫外線によるリソグラフィーにおいては、数nm~十数nmの微細なパターン形成を目標としている。このようにレジストパターンの寸法が小さくなると、露光光源に対してさらに高感度であるレジスト組成物が求められる。特に極端紫外線によるリソグラフィーでは、スループットの点でさらなる高感度化を図ることが求められている。
上述のような問題を改善するレジスト材料としては、チタン、スズ、ハフニウムやジルコニウム等の金属錯体を含有するレジスト組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、このようにレジストパターンの寸法が小さくなると、露光光源に対してさらに高感度であるレジスト組成物が求められ、その原料モノマーとして、ヨウ素を含有する4-ヒドロキシスチレンが提案されている(例えば、特許文献2~3参照)が、ヨウ素含有ヒドロキシスチレンおよびそのアセチル化誘導体の合成方法は開示されていない。
【0006】
一方、ヨウ素を含有しないヒドロキシスチレンおよびそのアセチル化誘導体の合成方法は、多くの方法が知られている(例えば、特許文献4~6)。しかしながら、これらの方法は一般に、高価な試薬、厳しい条件が必要であり、収率が低い。またそれらの合成方法を、ヨウ素含有ヒドロキシスチレンおよびそのアセチル化誘導体に適用すると、一般に収率は更に低くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2015-108781号公報
US2019/0187342号公報
WO2019/187881号公報
US4,316,995号公報
US5,274,060号公報
WO2005/097719号公報
【非特許文献】
【0008】
岡崎信次、他8名「リソグラフィ技術その40年」S&T出版、2016年12月9日
H. Yamamoto, et al., Jpn.J.Appl.Phys.46,L142(2007)
H. Yamamoto, et al., J.Vac.Sci.Technol.b 23,2728(2005)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来開発された膜形成用組成物は、より細線化されたパターンの形成における、露光光源に対する感度が充分に高くないといった課題がある。
【0010】
これら課題を解決すべく、本発明は、露光感度に優れるレジストが得られる、化合物、重合体、組成物、レジスト組成物、パターン形成方法、絶縁膜の形成方法及び化合物の製造方法を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)
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