TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025023757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023128177
出願日
2023-08-04
発明の名称
床下地構造及び床構造
出願人
三井住友建設株式会社
,
三昌フォームテック株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
E04B
5/43 20060101AFI20250207BHJP(建築物)
要約
【課題】床下地構造及び床構造の断熱性能を向上させる。
【解決手段】コンクリートスラブ2の上に敷設される床下地構造43は、複数の断熱パネル44と、断熱パネルのレベルを調整するべく、コンクリートスラブと断熱パネルとの間に設けられる複数の筋モルタル45とを有する。断熱パネルは平面上の互いに交差する2方向のそれぞれに複数列に配置される。筋モルタルは断熱パネルのそれぞれの外縁に沿って閉環状に延在する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリートスラブの上に敷設される床下地構造であって、
平面上の互いに交差する2方向のそれぞれに複数列に配置される複数の断熱パネルと、
前記断熱パネルのレベルを調整するべく、前記コンクリートスラブと前記断熱パネルとの間に設けられ、前記断熱パネルのそれぞれの外縁に沿って閉環状に延在する複数の筋モルタルとを有する、床下地構造。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記断熱パネルは、前記2方向のそれぞれに3列以上配置されている、請求項1に記載の床下地構造。
【請求項3】
前記コンクリートスラブと少なくとも一部の前記断熱パネルとの間に設けられ、対応する前記筋モルタルの内方に配置された複数のモルタルダンゴを更に有する、請求項1に記載の床下地構造。
【請求項4】
床構造であって、
コンクリートスラブと、
前記コンクリートスラブの上に敷設される、請求項1~3のいずれか1項に記載の床下地構造と、
前記コンクリートスラブの上面に吹き付けられる断熱材とを有し、
前記コンクリートスラブは、
第1上面と、
前記第1上面よりも低い第2上面と、
上下方向に延在し、且つ前記第1上面と前記第2上面を接続する段差上面とを有し、
前記第1上面に前記床下地構造が配置され、
前記段差上面及び前記第2上面に前記断熱材が配置される床構造。
【請求項5】
床構造であって、
コンクリートスラブと、
前記コンクリートスラブの上に敷設される、請求項1~3のいずれか1項に記載の床下地構造と、
前記コンクリートスラブの下面に吹き付けられる断熱材とを有し、
前記コンクリートスラブは、
第1上面と、
前記第1上面よりも低い第2上面と、
上下方向に延在し、且つ前記第1上面と前記第2上面を接続する段差上面と、
前記第1上面の下方に位置する第1下面と、
前記第2上面の下方に位置し、前記第1下面よりも低く、且つ前記第2上面よりも広い第2下面と、
上下方向に延在し、且つ前記第1下面と前記第2下面を接続する段差下面とを有し、
前記第1上面に前記床下地構造が配置され、
前記段差下面及び前記第2下面に前記断熱材が配置される床構造。
【請求項6】
床構造であって、
コンクリートスラブと、
前記コンクリートスラブの上に敷設される、請求項1~3のいずれか1項に記載の床下地構造とを有し、
前記コンクリートスラブは、
第1上面と、
前記第1上面よりも低い第2上面と、
上下方向に延在し、且つ前記第1上面と前記第2上面を接続する段差上面とを有し、
前記第1上面に前記床下地構造が配置され、
前記段差上面、及び前記第2上面に前記断熱パネルが配置される請求項1に記載の床構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリートスラブの上に敷設される床下地構造、並びに、コンクリートスラブ及び床下地構造を有する床構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、直床では、床材とコンクリートスラブとの間に複数のモルタルダンゴ又は複数の筋モルタルが配置されることにより、床のレベル調整が行われる場合がある(特許文献1)。
【0003】
鉄筋コンクリート造の多層階建築物では、省エネルギー性能を確保するべく、熱橋をなす外気と接する外壁部、及び外壁部に接続される床スラブには断熱補強が行われる。具体的には断熱層と仕上層とを有する床板材がコンクリートスラブの上に敷設される(特許文献2)。床のレベル調整では一般に、外壁部の近傍にある床板材に対しては、床板材の外縁に沿ってコンクリートスラブ上に筋モルタルが配置される筋モルタル工法が適用され、それ以外の床板材に対しては、コンクリートスラブ上にモルタルダンゴが配置されるモルタルダンゴ工法が適用される。
【0004】
近年、賃貸住宅やマンションなどの集合住宅で使われるエネルギーを少なく抑えることができるZEH-M(ゼッチ・マンション:Net Zero Energy House Manshon、ネット・ゼロ・エネルギー・マンション)が注目されている(非特許文献1)。そのため、上の階の住戸と下の階の住戸との間の熱橋及び放熱を抑制するべく、コンクリートスラブの下面(下の階の住戸の天井側)には断熱材の吹付が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-13283号公報
特開2020-153121号公報
【非特許文献】
【0006】
資源エネルギー庁、「集合住宅におけるZEHロードマップ検討委員会とりまとめ」(平成30年5月)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
筋モルタルは矩形板状の各断熱パネルの周方向に沿って延びるように配置されている。そのためコンクリートスラブ、断熱パネル及び筋モルタルによって囲まれた空間は閉じられている。一方、複数のモルタルダンゴは断熱パネルの長軸方向及び短軸方向に所定の間隔を空けて配置されている。モルタルダンゴを配置して断熱パネルが敷設される場合、各モルタルダンゴの間には隙間が形成される。コンクリートスラブと各断熱パネルとの間に形成される空間は複数のモルタルダンゴ間の隙間を介して互いに連通しているため、熱が水平方向に伝達し易い。つまり、モルタルダンゴによってレベル調整された床の断熱性能は、筋モルタルによってレベル調整された床の断熱性能よりも小さい。
【0008】
本願の発明者は、モルタルダンゴによってレベル調整された床よりも断熱性能を向上させることにより、コンクリートスラブの下面への断熱材の吹き付けを省略又は低減でき、施工性を改善できることに思い至った。
【0009】
本発明は、以上の背景に鑑み、床下地構造及び床構造の施工性を改善する、或いは床下地構造及び床構造の断熱性能を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明は、コンクリートスラブ(2)の上に敷設される床下地構造(43)であって、平面上の互いに交差する2方向のそれぞれに複数列に配置される複数の断熱パネル(44)と、前記断熱パネルのレベルを調整するべく、前記コンクリートスラブと前記断熱パネルとの間に設けられ、前記断熱パネルのそれぞれの外縁に沿って閉環状に延在する複数の筋モルタル(45)とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
花立て
6日前
個人
納骨堂
1か月前
個人
作業補助器具
28日前
個人
アンカー
1か月前
積水樹脂株式会社
塀
1か月前
個人
住宅用建物
2か月前
有限会社瀬川興業
木製蓋
28日前
積水樹脂株式会社
取付金具
3か月前
株式会社創健
建築物
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
3か月前
三協立山株式会社
床
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
3か月前
個人
免震構造
1か月前
環境計測株式会社
局舎
7日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
個人
セルフアライメント落葉籠
1か月前
個人
連結具及び施工方法
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
21日前
三協立山株式会社
構造体
6日前
三協立山株式会社
構造体
28日前
株式会社オカムラ
ブース
21日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
戸田建設株式会社
補強木材
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
ウエダ産業株式会社
破砕機
2か月前
大成建設株式会社
木質架構
6日前
個人
ブロック及び建築構造物
21日前
エヌパット株式会社
支持装置
28日前
株式会社サワヤ
屋根用シート
10日前
株式会社日本設計
建築用木材
1か月前
鹿島建設株式会社
地上タンク
1か月前
個人
次世代電気自動車向けの駐車場
1か月前
株式会社大林組
疑似窓
1か月前
株式会社大林組
建築物
1か月前
株式会社大林組
構造体
3か月前
続きを見る
他の特許を見る