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公開番号
2025022033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126248
出願日
2023-08-02
発明の名称
濃度比測定方法、及び濃度比測定装置
出願人
日置電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
21/3577 20140101AFI20250206BHJP(測定;試験)
要約
【課題】トルエン乃至メチルシクロヘキサン含有溶液の濃度比を、長い期間にわたって広い濃度範囲でリアルタイムに信頼性の高い測定を実施することができる濃度比測定方法の提供。
【解決手段】測定開始時T0の補正波長λ
C
における溶液の吸光度A(λ
C
)
T0
と、所定時間経過後T1の補正波長λ
C
における溶液の吸光度A(λ
C
)
T1
と、所定時間経過後T1の特定波長λ
S
における溶液の吸光度A(λ
S
)
T1
と、を測定する工程と、下記式(I)に基づき前記吸光度A(λ
S
)
T1
を補正して補正値A'(λ
S
)
T1
を算出し、前記補正値A'(λ
S
)
T1
に基づき、予め記録された検量線に基づいて前記トルエンの濃度tと前記メチルシクロヘキサンの濃度mとの濃度比t:mを算出する工程と、を含む。
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【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
トルエン乃至メチルシクロヘキサンを含有する溶液の濃度比を測定する濃度比測定方法であって、
測定開始時T0の補正波長λ
C
における前記溶液の吸光度A(λ
C
)
T0
と、
所定時間経過後T1の前記補正波長λ
C
における前記溶液の吸光度A(λ
C
)
T1
と、
所定時間経過後T1の特定波長λ
S
における前記溶液の吸光度A(λ
S
)
T1
と、を測定する工程と、
下記式(I)に基づき前記吸光度A(λ
S
)
T1
を補正して補正値A'(λ
S
)
T1
を算出し、
TIFF
2025022033000024.tif
33
169
前記補正値A'(λ
S
)
T1
に基づき、予め記録された検量線に基づいて前記トルエンの濃度tと前記メチルシクロヘキサンの濃度mとの濃度比t:mを算出する工程と、を含み、
前記補正波長λ
C
におけるトルエンのモル吸光係数及びトルエンのモル濃度の積と、前記補正波長λ
C
におけるメチルシクロヘキサンのモル吸光係数及びメチルシクロヘキサンのモル濃度の積とが略等しく、
前記特定波長λ
S
が、1120nm以上1140nm以下、1190nm以上1230nm以下、1620nm以上1680nm以下、1730nm以上1850nm以下、1800nm以上2050nm以下、2150nm以上2180nm以下、及び2360nm以上2420nm以下の波長域における1以上の波長乃至波長域であることを特徴とする濃度比測定方法。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
前記補正波長λ
C
が、1160nm以上1166nm以下、1694nm以上1707nm以下、2086nm以上2090nm以下、及び2274nm以上2284nm以下の1以上の波長である請求項1に記載の濃度比測定方法。
【請求項3】
前記吸光度A(λ
C
)
T1
に対する前記吸光度A(λ
C
)
T0
の比A(λ
C
)
T0
/A(λ
C
)
T1
が、所定のバンド値を満たすか否かを判別し、満たす場合に測定を継続し、前記所定のバンド値を満たさない場合に測定を終了する工程と、を更に有する請求項1又は2に記載の濃度比測定方法。
【請求項4】
所定時間経過後T1の非吸収波長λ
N
における前記溶液の吸光度A(λ
N
)
T1
を測定する工程と、
前記吸光度A(λ
N
)
T1
が所定のバンド値を満たすか否かを判別し、満たす場合に測定を継続し、前記所定のバンド値を満たさない場合に測定を終了する工程と、を更に有し、
前記非吸収波長λ
N
におけるトルエンのモル吸光係数と前記非吸収波長λ
N
におけるメチルシクロヘキサンのモル吸光係数とがいずれも略ゼロである請求項1又は2に記載の濃度比測定方法。
【請求項5】
前記非吸収波長λ
N
が、1000nm以上1100nm以下、1300nm以上1340nm以下、1540nm以上1600nm以下の1以上の波長である請求項4に記載の濃度比測定方法。
【請求項6】
測定開始時T0の非吸収波長λ
N
における透過光強度I(λ
N
)
T0
、及び所定時間経過後T1の前記非吸収波長λ
N
における透過光強度I(λ
N
)
T1
を測定する工程と、
下記式(V)に基づき所定時間経過後T1の特定波長λ
S
における前記溶液の吸光度A(λ
S
)
T1
を補正して補正値A''(λ
S
)
T1
を算出する工程と、を更に有する請求項1又は2に記載の濃度比測定方法。
TIFF
2025022033000025.tif
33
169
【請求項7】
トルエン乃至メチルシクロヘキサンを含有する溶液の濃度比を測定する濃度比測定装置であって、
補正波長λ
C
、及び特定波長λ
S
における前記溶液の吸光度を測定する吸光度測定部と、
測定開始時T0の補正波長λ
C
における前記溶液の吸光度A(λ
C
)
T0
、所定時間経過後T1の前記補正波長λ
C
における前記溶液の吸光度A(λ
C
)
T1
、及び下記式(I)に基づき所定時間経過後T1の特定波長λ
S
における前記溶液の吸光度A(λ
S
)
T1
を補正して補正値A'(λ
S
)
T1
を算出し、
TIFF
2025022033000026.tif
33
169
前記補正値A'(λ
S
)
T1
に基づき、予め記録された検量線に基づいて前記トルエンの濃度tと前記メチルシクロヘキサンの濃度mとの濃度比t:mを算出する濃度比算出部と、
を有し、
前記補正波長λ
C
におけるトルエンのモル吸光係数及びトルエンのモル濃度の積と、前記補正波長λ
C
におけるメチルシクロヘキサンのモル吸光係数及びメチルシクロヘキサンのモル濃度の積とが略等しく、
前記特定波長λ
S
が、1120nm以上1140nm以下、1190nm以上1230nm以下、1620nm以上1680nm以下、1730nm以上1850nm以下、1800nm以上2050nm以下、2150nm以上2180nm以下、及び2360nm以上2420nm以下の波長域における1以上の波長乃至波長域であることを特徴とする濃度比測定装置。
【請求項8】
前記補正波長λ
C
が、1160nm以上1166nm以下、1694nm以上1707nm以下、2086nm以上2090nm以下、及び2274nm以上2284nm以下の1以上の波長である請求項7に記載の濃度比測定装置。
【請求項9】
前記吸光度A(λ
C
)
T1
に対する前記吸光度A(λ
C
)
T0
の比A(λ
C
)
T0
/A(λ
C
)
T1
が、所定のバンド値を満たすか否かを判別し、前記所定のバンド値を満たす場合に測定を継続し、前記所定のバンド値を満たさない場合に測定を終了する第1の判別部を更に有する請求項7又は8に記載の濃度比測定装置。
【請求項10】
前記吸光度測定部が、所定時間経過後T1の非吸収波長λ
N
における前記溶液の吸光度A(λ
N
)
T1
を更に測定し、
前記濃度比測定装置が、所定時間経過後T1の非吸収波長λ
N
における前記溶液の吸光度A(λ
N
)
T1
が所定のバンド値を満たすか否かを判別し、前記所定のバンド値を満たす場合に測定を継続し、前記所定のバンド値を満たさない場合に測定を終了する第2の判別部を更に有し、
前記非吸収波長λ
N
におけるトルエンのモル吸光係数と前記非吸収波長λ
N
におけるメチルシクロヘキサンのモル吸光係数とがいずれも略ゼロである請求項7又は8に記載の濃度比測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、濃度比測定方法、及び濃度比測定装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
脱炭素型エネルギーとして、水素エネルギーの利用が推進されている。
水素は、気体のままではエネルギー密度が小さく運搬しにくいため、水素の貯蔵及び輸送技術として、例えば、水素とトルエンとを反応させて水素貯蔵体としてのメチルシクロヘキサンを合成し、メチルシクロヘキサンを輸送し、メチルシクロヘキサンから脱水素して水素を取り出す、有機ハイドライト方式と呼ばれる技術が報告されている(例えば、特許文献1など参照)。
【0003】
メチルシクロヘキサンの合成反応、又は脱水素反応におけるトルエンとメチルシクロヘキサンとの濃度比を求める方法としては、合成後の反応溶液をガスクロマトグラフィーなどの質量分析装置で測定して、反応溶液中のトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度を求め、両者の濃度から転化率を算出する方法が知られている(例えば、特許文献2など参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-095329号公報
特開2020-159743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術の前記ガスクロマトグラフィーによる測定方法では、測定試料における測定対象の成分濃度が十分に小さいことが要求されるため、測定試料をサンプリングし、溶媒で十分に希釈し、ガスクロマトグラフィー装置に呈する必要がある。したがって、従来技術の測定方法は、測定精度が高いものの、広い濃度範囲でリアルタイムに濃度を測定することができず、自動化が困難であるという問題がある。
【0006】
本開示は、トルエン乃至メチルシクロヘキサン含有溶液の濃度比を、長い期間にわたって広い濃度範囲でリアルタイムに信頼性の高い測定を実施することができる濃度比測定方法、及び濃度比測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するための手段としての、本開示の一態様による濃度比測定方法は、トルエン乃至メチルシクロヘキサンを含有する溶液の濃度比を測定する濃度比測定方法であって、
測定開始時T0の補正波長λ
C
における前記溶液の吸光度A(λ
C
)
T0
を測定する工程と、
所定時間経過後T1の前記補正波長λ
C
における前記溶液の吸光度A(λ
C
)
T1
を測定する工程と、
所定時間経過後T1の特定波長λ
S
における前記溶液の吸光度A(λ
S
)
T1
を測定する工程と、
下記式(I)に基づき前記吸光度A(λ
S
)
T1
を補正して補正値A'(λ
S
)
T1
を算出し、
TIFF
2025022033000002.tif
33
169
前記補正値A'(λ
S
)
T1
に基づき、予め記録された検量線に基づいて前記トルエンの濃度tと前記メチルシクロヘキサンの濃度mとの濃度比t:mを算出する工程と、を含み、
前記補正波長λ
C
におけるトルエンのモル吸光係数と前記補正波長λ
C
におけるメチルシクロヘキサンのモル吸光係数とが略等しく、
前記特定波長λ
S
が、1120nm以上1140nm以下、1190nm以上1230nm以下、1620nm以上1680nm以下、1730nm以上1850nm以下、1800nm以上2050nm以下、2150nm以上2180nm以下、及び2360nm以上2420nm以下の波長域における1以上の波長乃至波長域である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、トルエン乃至メチルシクロヘキサン含有溶液の濃度比を、長い期間にわたって広い濃度範囲でリアルタイムに信頼性の高い測定を実施することができる濃度比測定方法、及び濃度比測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
1000nm~2500nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
トルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度と決定係数との関係を示すグラフである。
1100nm~1300nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
1600nm~1800nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
2000nm~2200nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
2200nm~2500nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
第1の実施形態における濃度比測定方法の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態における濃度比測定方法の一例を示すフローチャートである。
1000nm~1100nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
1280nm~1380nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
1520nm~1620nmにおけるトルエンとメチルシクロヘキサンの濃度比と吸光度との関係を示すグラフである。
第3の実施形態における濃度比測定方法の一例を示すフローチャートである。
第4の実施形態における濃度比測定装置の一例を示す概略図である。
第5の実施形態における濃度比測定装置の一例を示す概略図である。
第4の実施形態における濃度比測定装置の他の例を示す概略図である。
第4の実施形態における濃度比測定装置の他の例を示す概略図である。
第4の実施形態における濃度比測定装置の他の例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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