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公開番号
2025021785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125745
出願日
2023-08-01
発明の名称
液滴吐出装置、調整方法、及び物品の製造方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05C
11/00 20060101AFI20250206BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】
複数ノズルから吐出される液滴の測定精度を向上可能な液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】
液滴吐出装置において、複数のノズルを有するノズルヘッドと、前記複数のノズルを駆動して複数の液滴を吐出させる駆動手段と、前記複数の液滴を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記複数の液滴の合焦状態を確認する画像確認手段と、前記画像確認手段により確認された合焦状態に基づいて、前記複数の液滴に対する前記撮像手段の少なくとも一部の角度を調整する調整手段と、を有することを特徴とする液滴吐出装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のノズルを有するノズルヘッドと、
前記複数のノズルを駆動して複数の液滴を吐出させる駆動手段と、
前記複数の液滴を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された前記複数の液滴の合焦状態を確認する画像確認手段と、
前記画像確認手段により確認された合焦状態に基づいて、前記複数の液滴に対する前記撮像手段の少なくとも一部の角度を調整する調整手段と、
を有することを特徴とする液滴吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記調整手段は、前記撮像手段のレンズ又は撮像素子の少なくとも一方の角度を調整することを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
【請求項3】
前記ノズルヘッドと前記撮像手段とを相対的に移動させる移動手段とを備え、前記移動手段は所定方向の第1駆動軸と、前記第1駆動軸に垂直な方向の第2駆動軸を有し、前記第1駆動軸と前記第2駆動軸は前記複数のノズルの配列面に平行な軸であることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
【請求項4】
前記調整手段は、基準ノズルと、前記基準ノズルから所定距離だけ離れた測定ノズルの夫々の焦点位置を測定した結果に基づき前記角度を調整することを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出装置。
【請求項5】
前記ノズルヘッドは複数の基準マークを有し、前記基準マークを検出する検出手段の検出結果に基づいて前記移動手段を所定の位置に移動させる位置補正手段を有することを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出装置。
【請求項6】
前記検出手段は複数の前記基準マークを2点以上検出し、前記位置補正手段は前記検出手段の検出結果に基づき前記複数のノズルと前記移動手段の相対的な位置ずれを算出し、算出結果に基づき前記移動手段を所定の位置に移動させることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
【請求項7】
前記ノズルヘッドを複数有し、前記検出手段は複数の前記ノズルヘッドの複数の前記基準マークを検出し、前記位置補正手段は前記検出手段の検出結果に基づいてノズルヘッド毎に前記移動手段を所定の位置に移動させることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
【請求項8】
前記検出手段の検出結果に基づいて、前記調整手段により前記角度を調整することを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
【請求項9】
前記ノズルヘッドを複数有し、複数の前記ノズルヘッドの複数の前記基準マークに基づきノズルヘッド毎の角度ずれを算出し、ノズルヘッド毎に前記調整手段により前記角度を調整することを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
【請求項10】
前記駆動手段の駆動タイミングと前記撮像手段の撮像タイミングの間隔を調整するタイミング調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液滴吐出装置、調整方法、及び物品の製造方法等に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット装置のノズルから吐出される飛翔液滴を撮像して液滴の速度や体積、及び吐出角度等の液滴特性を測定する液滴観察装置は、通常、1つのノズルからの飛翔液滴を撮像して液滴特性を測定する。この場合、インクジェット装置の規模が大きく、ノズル数が多いと液滴特性の測定に多くの時間が必要となる。
【0003】
これに対し、複数のノズルからの飛翔液滴を同時に撮像して液滴特性を測定し、測定時間を短縮する方法がある。
【0004】
例えば、特許文献1には、ノズルの列方向に対して直交する位置に撮像手段を配置し、複数のノズルからの飛翔液滴を同時に撮像して液滴特性を測定する方法が示されている。この例では、液滴吐出ヘッドを撮像手段に対して相対的に回転可能とする回転手段と、撮像手段を液滴吐出ヘッドに対して撮像方向に移動可能とする移動機構を備えている。
【0005】
この回転手段により液滴吐出ヘッドのノズル列を撮像手段に対して直交させ、移動機構により撮像手段におけるノズル列からの飛翔液滴との距離を調整し、焦点を合わせ、複数ノズルの飛翔液滴を同時に撮像して液滴特性の測定を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-337771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術では、複数のノズルからの飛翔液滴を同時に撮像する際に、液滴吐出ヘッドに対して撮像方向に移動可能な移動機構により撮像手段とノズル列との距離を調整するのみであった。
【0008】
そのため撮像対象となる複数ノズルから吐出される飛翔液滴による被撮像面と、撮像手段の被写界深度による焦点が合った撮像面とが平行ではない場合、飛翔液滴に対して撮像面内で焦点が合わない場所が存在する。その結果、飛翔液滴の撮像画像にボケが生じ、正確な測定を行うことができないと言う問題があった。
【0009】
これらの点に鑑み、本発明は、複数ノズルから吐出される液滴の測定精度を向上可能な液滴吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明の1側面の液滴吐出装置は、
複数のノズルを有するノズルヘッドと、
前記複数のノズルを駆動して複数の液滴を吐出させる駆動手段と、
前記複数の液滴を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された前記複数の液滴の合焦状態を確認する画像確認手段と、
前記画像確認手段により確認された合焦状態に基づいて、前記複数の液滴に対する前記撮像手段の少なくとも一部の角度を調整する調整手段と、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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