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公開番号
2025021739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125668
出願日
2023-08-01
発明の名称
バックル及びシートベルト装置
出願人
Joyson Safety Systems Japan合同会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A44B
11/08 20060101AFI20250206BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】慣性レバーの回転軸から重心位置までの距離と質量との積を大きくし、慣性力によるタングとバックルとの解離を確実に防止しつつ、コストを抑えることができるバックルを提供する。
【解決手段】バックル1は、トング2に係止してトング2をラッチするラッチ部材3と、ラッチ部材3によるトング2のラッチを解除するための操作ボタン12と、ラッチ部材3を回動可能に支持するベース13と、ベース13に回動可能に支持され、操作ボタン12に当接することで操作ボタン12の解除方向の移動を阻止するレバー18と、を備える。レバー18は、ベース13に形成された溝に嵌合する回動軸18aと、操作ボタン12に当接するピン18cと、レバー12の重心が位置する錘部18bと、を有する。錘部18bは金属部材18mを含み、錘部18bのうち金属部材18mを囲む部分、回動軸18a及びピン18cは樹脂を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トングに係止して該トングをラッチするラッチ部材と、
前記ラッチ部材による前記トングのラッチを解除するための操作ボタンと、
前記ラッチ部材を回動可能に支持するベースと、
前記ベースに回動可能に支持され、前記操作ボタンに当接することで前記操作ボタンの解除方向の移動を阻止するレバーと、
を備え、
前記レバーは、
前記ベースに形成された溝に嵌合する回動軸と、
前記操作ボタンに当接するピンと、
前記レバーの重心が位置する錘部と、
を有し、
前記錘部は金属部材を含み、
前記錘部のうち前記金属部材を囲む部分、前記回動軸及び前記ピンは樹脂を含む、バックル。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記錘部にバックル短手方向に延びる貫通孔が形成されており、該貫通孔に前記金属部材が挿入されている、請求項1に記載のバックル。
【請求項3】
前記貫通孔の内周面に凸部が設けられている、請求項2に記載のバックル。
【請求項4】
前記金属部材の外周面に凹部が設けられており、前記凸部と前記凹部とが嵌合されている、請求項3に記載のバックル。
【請求項5】
乗員に装着されるシートベルトと、
前記シートベルトに移動可能に支持されたトングと、
前記トングが係止される請求項1乃至4のいずれかに記載のバックルと、
を備えるシートベルト装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の座席に装備されるシートベルト装置及びこのシートベルト装置用のバックルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部(シートボトム)と乗員の背面に位置する背もたれ部(シートバック)とを備えた座席に乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。シートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、座席の側面に配置されたバックルと、ウェビングに配置されたトングと、を備え、トングをバックルに嵌着させることによって乗員を座席に拘束している。
【0003】
一般に、バックルは、トングを係止する爪部を備えたラッチ部材をトングへの係止方向にばね付勢するようにして構成されている。このようなバックルにおいては、シートベルトに支持されたトングをバックルに挿入し、バックルのラッチ部材がトングに係止するとともに、解除阻止ピンでこのラッチ部材を係止状態に保持することでシートベルトが乗員に装着される。そして、トングとバックルとの係止を解除する解除ボタンが解除方向に押圧されて解除阻止ピンを非係止位置に移動することで、トングをバックルから抜脱することができる。
【0004】
また、車両衝突時等のような大きな衝撃を受けた場合において、トングとバックルとの係合保持を確実にするために、ベースに慣性レバーを回動可能に設けて、解除ボタンの解除方向への移動を防止したショックプルーフ装置を備えたバックルが知られている。
【0005】
このショックプルーフ装置の慣性レバーは、回転軸と重心位置がずれており、慣性が働いたときに回転慣性モーメントを生じる部品であり、回転軸から重心位置までの距離と質量との積を大きくすることが求められる。従来の慣性レバーは金属一体型の構造であったため、回転軸から重心位置までの距離を長くすることは慣性レバーの大型化を招き、コストが嵩み、効率良く回転慣性モーメントを生じさせることが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2005/082194号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、慣性レバーの回転軸から重心位置までの距離と質量との積を大きくし、慣性力によるタングとバックルとの解離を確実に防止しつつ、コストを抑えることができるバックル、及びこのバックルを備えたシートベルト装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のバックルは、トングに係止して該トングをラッチするラッチ部材と、前記ラッチ部材による前記トングのラッチを解除するための操作ボタンと、前記ラッチ部材を回動可能に支持するベースと、前記ベースに回動可能に支持され、前記操作ボタンに当接することで前記操作ボタンの解除方向の移動を阻止するレバーと、を備え、前記レバーは、前記ベースに形成された溝に嵌合する回動軸と、前記操作ボタンに当接するピンと、前記レバーの重心が位置する錘部と、を有し、前記錘部は金属部材を含み、前記錘部のうち前記金属部材を囲む部分、前記回動軸及び前記ピンは樹脂を含むものである。
【0009】
本発明の一態様では、前記錘部にバックル短手方向に延びる貫通孔が形成されており、該貫通孔に前記金属部材が挿入されている。
【0010】
本発明の一態様では、前記貫通孔の内周面に凸部が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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