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公開番号2025021194
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124964
出願日2023-07-31
発明の名称水中油型乳化化粧料
出願人株式会社マンダム
代理人弁理士法人G-chemical
主分類A61K 8/37 20060101AFI20250205BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】みずみずしさとコク感を両立しつつ、塗布後のべたつきを抑制することができる水中油型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】本発明の水中油型乳化化粧料は成分(A):25℃で固形であり、脂肪酸が直鎖構造の飽和脂肪酸である脂肪酸トリグリセリド、成分(B):ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル)及び/又はラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/2-オクチルドデシル)、成分(C):融点25~50℃の植物油脂、及び成分(D):水を含有し、前記成分(A)、前記成分(B)、及び前記成分(C)の含有割合が特定の範囲内であり、25℃で液状の油性成分(E)を含み又は含まず、前記成分(E)の含有割合が10.0質量%以下であり、前記成分(A)~成分(C)以外の25℃で固形の油性成分(F)を含み又は含まず、前記成分(F)の含有割合が5.0質量%以下であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、及び下記成分(D)を含有し、前記成分(A)の含有割合が0.5~5.0質量%であり、前記成分(B)の含有割合が0.3~2.0質量%であり、前記成分(C)の含有割合が0.5~5.0質量%であり、
下記成分(E)を含み又は含まず、前記成分(E)の含有割合が10.0質量%以下であり、
下記成分(F)を含み又は含まず、前記成分(F)の含有割合が5.0質量%以下である水中油型乳化化粧料。
成分(A):25℃で固形であり、脂肪酸が直鎖構造の飽和脂肪酸である脂肪酸トリグリセリド
成分(B):ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル)及び/又はラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/2-オクチルドデシル)
成分(C):融点25~50℃の植物油脂
成分(D):水
成分(E):25℃で液状の油性成分
成分(F):成分(A)~成分(C)以外の25℃で固形の油性成分
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
さらに、下記成分(G)を含有し、前記成分(G)の含有割合が0.3~5.0質量%である請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
成分(G):ノニオン性界面活性剤
【請求項3】
さらに、下記成分(H)を含有し、前記成分(H)の含有割合が0.3~3.0質量%である請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。
成分(H):水溶性高分子

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は水中油型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
皮膚の保湿等のために使用される皮膚化粧料として、例えば、ジェルやクリームなどの剤型の乳化化粧料が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-122756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記乳化化粧料の中でも、一般的に、ジェル剤型は「みずみずしさ」に優れ、一方、クリーム剤型は「コク感」に優れるという特徴を有する。しかしながら、通常みずみずしさとコク感の両者はトレードオフの関係にあり、ジェルとしてみずみずしさを高めるとコク感が物足りず、また、塗布後にべたつきやすい問題があった。さらに、コク感を高めるためには固形油を配合することとなるが、クリームとしてコク感を高めるとみずみずしさを感じることが難しくなるという問題があった。加えて、コク感を高める場合も、塗布後の固形油由来のべたつきを抑制することが困難であった。
【0005】
したがって、本発明の目的はみずみずしさとコク感を両立しつつ、塗布後のべたつきを抑制することができる水中油型乳化化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は上記課題を解決するために、鋭意検討した結果、下述の成分(A)~成分(D)を特定の含有割合で含有し、下述の成分(E)、成分(F)が特定の含有割合である水中油型乳化化粧料であれば、みずみずしさとコク感を両立しつつ、塗布後のべたつきを抑制することができることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成されたものである。
【0007】
すなわち、本発明は下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、及び下記成分(D)を含有し、上記成分(A)の含有割合が0.5~5.0質量%であり、上記成分(B)の含有割合が0.3~2.0質量%であり、上記成分(C)の含有割合が0.5~5.0質量%であり、
下記成分(E)を含み又は含まず、上記成分(E)の含有割合が10.0質量%以下であり、
下記成分(F)を含み又は含まず、上記成分(E)の含有割合が5.0質量%以下である水中油型乳化化粧料を提供する。
成分(A):25℃で固形であり、脂肪酸が直鎖構造の飽和脂肪酸である脂肪酸トリグリセリド
成分(B):ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/2-オクチルドデシル)及び/又はラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/2-オクチルドデシル)
成分(C):融点25~50℃の植物油脂
成分(D):水
成分(E):25℃で液状の油性成分
成分(F):成分(A)~成分(C)以外の25℃で固形の油性成分
【0008】
上記水中油型乳化化粧料は、さらに、下記成分(G)を含有し、上記成分(G)の含有割合が0.3~5.0質量%であることが好ましい。
成分(G):ノニオン性界面活性剤
【0009】
上記水中油型乳化化粧料は、さらに、下記成分(H)を含有し、上記成分(H)の含有割合が0.3~3.0質量%であることが好ましい。
成分(H):水溶性高分子
【発明の効果】
【0010】
本発明の水中油型乳化化粧料はみずみずしさとコク感を両立しつつ、塗布後のべたつきを抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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