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公開番号
2025020740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124303
出願日
2023-07-31
発明の名称
警報制御装置、警報制御方法、及びプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20250205BHJP(信号)
要約
【課題】道路上で転倒した人物が存在する場合に車両に適切に警報を行う。
【解決手段】警報制御装置は、ユーザ端末において前記ユーザ端末のユーザの転倒が検知されたことを示す第1転倒情報、及び、前記ユーザの位置情報を取得する第1取得部と、前記第1転倒情報、前記ユーザの位置情報、及び道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが道路上で転倒し、かつ、前記ユーザが道路上で停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う警報制御部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザ端末において前記ユーザ端末のユーザの転倒が検知されたことを示す第1転倒情報、及び、前記ユーザの位置情報を取得する第1取得部と、
前記第1転倒情報、前記ユーザの位置情報、及び道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが道路上で転倒し、かつ、前記ユーザが道路上で停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う警報制御部と
を備える警報制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1取得部は、前記ユーザ端末から、前記第1転倒情報及び前記ユーザ端末の位置情報を取得し、
前記警報制御部は、前記第1転倒情報、前記ユーザ端末の位置情報、及び、前記道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザの転倒が検知されたときに前記ユーザ端末が道路上にあり、かつ、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されてから前記ユーザ端末が道路上にある時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う
請求項1に記載の警報制御装置。
【請求項3】
前記警報制御部は、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されたときの前記ユーザ端末の位置を含む予め定められた範囲内に道路が含まれ、かつ、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されてから、前記ユーザ端末の位置を含む前記予め定められた範囲内に道路が含まれる時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う
請求項2に記載の警報制御装置。
【請求項4】
前記警報制御部は、前記第1転倒情報、前記ユーザ端末の位置情報、及び、前記道路における車道の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザの転倒が検知されたときに前記ユーザ端末が車道上にあり、かつ、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されてから前記ユーザ端末が車道上にある時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う
請求項2に記載の警報制御装置。
【請求項5】
前記警報制御部は、前記第1転倒情報、前記ユーザの位置情報、及び道路における車道の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが車道上で転倒し、かつ、前記ユーザが車道上で停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う
請求項1に記載の警報制御装置。
【請求項6】
複数の車両の位置情報の履歴を取得する第2取得部と、
前記複数の車両の位置情報の履歴に基づいて、前記車道の位置を示す情報を生成する車道情報生成部と
をさらに備える請求項4又は5に記載の警報制御装置。
【請求項7】
道路の周囲に設けられた撮像装置によって撮像された画像を解析することによって検出された、前記ユーザの位置情報の履歴及び前記ユーザが転倒した位置を示す情報を取得する第3取得部
をさらに備え、
前記警報制御部はさらに、前記第3取得部が取得した情報及び道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが転倒した位置が道路上にあり、かつ、前記ユーザが道路上に停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザの周囲の車両に警報を送信するための制御を行う
請求項1から5のいずれか一項に記載の警報制御装置。
【請求項8】
ユーザ端末において前記ユーザ端末のユーザの転倒が検知されたことを示す第1転倒情報、及び、前記ユーザの位置情報を取得する段階と、
前記第1転倒情報、前記ユーザの位置情報、及び道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが道路上で転倒し、かつ、前記ユーザが道路上で停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う段階と
を備える警報制御方法。
【請求項9】
請求項1から5のいずれか一項に記載の警報制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、警報制御装置、警報制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて予防安全技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。特許文献1-3には、歩行者の転倒検知に関する技術が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
特許文献1 国際公開第2019/044208号
特許文献2 特開2021-179803号公報
特許文献3 特開2020-181570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、予防安全技術においては、道路上で転倒した人物に対する安全確保が課題となる。本願は上記課題の解決のため、道路上で転倒した人物が存在する場合に車両に適切に警報を行うことを目的としたものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、警報制御装置が提供される。警報制御装置は、ユーザ端末において前記ユーザ端末のユーザの転倒が検知されたことを示す第1転倒情報、及び、前記ユーザの位置情報を取得する第1取得部を備える。警報制御装置は、前記第1転倒情報、前記ユーザの位置情報、及び道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが道路上で転倒し、かつ、前記ユーザが道路上で停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行う警報制御部を備える。
【0005】
上記警報制御装置において、前記第1取得部は、前記ユーザ端末から、前記第1転倒情報及び前記ユーザ端末の位置情報を取得してよい。前記警報制御部は、前記第1転倒情報、前記ユーザ端末の位置情報、及び、前記道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザの転倒が検知されたときに前記ユーザ端末が道路上にあり、かつ、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されてから前記ユーザ端末が道路上にある時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行ってよい。
【0006】
上記いずれかの警報制御装置において、前記警報制御部は、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されたときの前記ユーザ端末の位置を含む予め定められた範囲内に道路が含まれ、かつ、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されてから、前記ユーザ端末の位置を含む前記予め定められた範囲内に道路が含まれる時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行ってよい。
【0007】
上記いずれかの警報制御装置において、前記警報制御部は、前記第1転倒情報、前記ユーザ端末の位置情報、及び、前記道路における車道の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザの転倒が検知されたときに前記ユーザ端末が車道上にあり、かつ、前記ユーザ端末において前記ユーザの転倒が検知されてから前記ユーザ端末が車道上にある時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行ってよい。
【0008】
上記いずれかの警報制御装置において、前記警報制御部は、前記第1転倒情報、前記ユーザの位置情報、及び道路における車道の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが車道上で転倒し、かつ、前記ユーザが車道上で停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザ端末の周囲の車両に警報を送信するための制御を行ってよい。
【0009】
上記いずれかの警報制御装置は、複数の車両の位置情報の履歴を取得する第2取得部をさらに備えてよい。警報制御装置は、前記複数の車両の位置情報の履歴に基づいて、前記車道の位置を示す情報を生成する車道情報生成部をさらに備えてよい。
【0010】
上記いずれかの警報制御装置は、道路の周囲に設けられた撮像装置によって撮像された画像を解析することによって検出された、前記ユーザの位置情報の履歴及び前記ユーザが転倒した位置を示す情報を取得する第3取得部をさらに備えてよい。前記警報制御部はさらに、前記第3取得部が取得した情報及び道路の位置を示す情報に基づいて、前記ユーザが転倒した位置が道路上にあり、かつ、前記ユーザが道路上に停止している時間が予め定められた時間を超えると判断される場合に、前記ユーザの周囲の車両に警報を送信するための制御を行ってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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