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公開番号2025019227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024204861,2022051227
出願日2024-11-25,2022-03-28
発明の名称遊技機
出願人京楽産業.株式会社
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250130BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】過度な遊技を防止することが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】
遊技機1では、差数MYを示す差数カウンタが95000に達したときに打ち止め制御が行われる。大当たり遊技中に差数MYを示す差数カウンタが95000に達したときは、大当たり遊技終了後に打ち止め制御が行われる。大当たり遊技中に差数MYを示す差数カウンタが95000に達した後の大当たり遊技中の入賞に基づいて遊技価値が付与される。打ち止め制御が行われると遊技機1が継続して遊技を行うことが不可能な状態となり、例えば、各種スイッチによる遊技球の検出が停止される。打ち止め制御が行われた後には検出しないエラーと検出するエラーとがある。例えば不正入賞エラーは検出しない。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
扉枠を有し、遊技球を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であって、
前記扉枠が開放したことを検出する開放検出手段と、
所定領域への遊技球の入球を判定する入球判定手段と、
前記所定領域への遊技球の入球に基づいて遊技価値を付与する付与制御手段と、
前記入球判定手段による判定状況に関する第1エラーの発生を検出可能な第1エラー検出手段と、
前記開放検出手段により前記扉枠の開放に関する第2エラーの発生を検出可能な第2エラー検出手段と、
前記遊技価値の付与に関する第3エラーの発生を検出可能な第3エラー検出手段と、
所定条件の成立に応じて、遊技の機能を停止した遊技停止状態に制御可能な遊技停止状態制御手段と、を備え、
前記所定条件は、遊技により獲得した遊技価値を用いて算出した算出情報値が閾値に到達することであり、
遊技者に有利な特別遊技の実行中に前記所定条件が成立すると、当該特別遊技の終了後に前記遊技停止状態に制御し、
前記遊技停止状態において、前記第1エラー検出手段による前記第1エラーの検出が不可能である一方、前記第2エラー検出手段による前記第2エラーの検出と前記第3エラー検出手段による前記第3エラーの検出とが可能である、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特別遊技を実行するか否かを判定し、その判定結果に基づく演出を実行する遊技機に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遊技機では、始動口に遊技球が入賞して特別遊技を実行するか否かが判定されると、特別図柄表示器において、特別図柄が変動表示された後に判定結果を示す態様の特別図柄が停止表示される。特許文献1に記載の遊技機では、所定の画像表示装置において、特別図柄の変動表示の開始に伴って装飾図柄が変動表示され、特別図柄が停止表示されるのに伴って、判定結果を示す態様で装飾図柄が停止表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-183903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の遊技機では遊技者に付与された遊技価値に関わらず再現なく遊技を続けられる。このため、従来の遊技機では過度な遊技を防止するという点においては改善の余地があった。
【0005】
それ故に、本発明の目的は、過度な遊技を防止することが可能な遊技機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。
本発明に係る遊技機は、扉枠を有し、遊技球を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であって、前記扉枠が開放したことを検出する開放検出手段と、所定領域への遊技球の入球を判定する入球判定手段と、前記所定領域への遊技球の入球に基づいて遊技価値を付与する付与制御手段と、前記入球判定手段による判定状況に関する第1エラーの発生を検出可能な第1エラー検出手段と、前記開放検出手段により前記扉枠の開放に関する第2エラーの発生を検出可能な第2エラー検出手段と、前記遊技価値の付与に関する第3エラーの発生を検出可能な第3エラー検出手段と、所定条件の成立に応じて、遊技の機能を停止した遊技停止状態に制御可能な遊技停止状態制御手段と、を備え、前記所定条件は、遊技により獲得した遊技価値を用いて算出した算出情報値が閾値に到達することであり、遊技者に有利な特別遊技の実行中に前記所定条件が成立すると、当該特別遊技の終了後に前記遊技停止状態に制御し、前記遊技停止状態において、前記第1エラー検出手段による前記第1エラーの検出が不可能である一方、前記第2エラー検出手段による前記第2エラーの検出と前記第3エラー検出手段による前記第3エラーの検出とが可能である。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、過度な遊技を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遊技機1の概略正面図
演出ボタン26の一例について説明するための説明図
図1における表示器4の拡大図
遊技機1が備える制御装置の構成例を示すブロック図
メインRAM100cの構成例及びメインRAM100cに格納される各種情報を示すブロック図
特別図柄判定の結果の一例について説明するための説明図
性能表示器113で表示される情報について説明するための説明図
設定変更モード、設定確認モード、及びRAMクリアモードについて説明するための説明図
本実施形態の遊技機1における打ち止め制御の概要について説明するための説明図
電動チューリップ17の作動中に打ち止め制御が行われたときの態様について説明するための説明図
打ち止め制御と所定の入賞口に遊技球が入賞したことに応じた払出動作の有無との関係について説明するための説明図
差数カウンタの値が95000に達したときのベース値の算出・表示について説明するための説明図
作動予告表示SY1を説明するための説明図
作動予告表示の表示態様の変形例について説明するための説明図
到達表示THを説明するための説明図
打ち止め表示を説明するための説明図
特別図柄の変動表示中に打ち止め制御が行われたときの各種保留の扱いについて説明するための説明図
大当たり遊技中に打ち止め制御が行われたときの各種保留の扱いについて説明するための説明図
本実施形態の各種エラーについて説明するための説明図
作動予告表示または到達表示と電波エラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示または到達表示と不正入賞エラーA表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と不正入賞エラーC表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示または到達表示と磁石エラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と払出エラーA表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と玉詰まりエラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と可動体の異常動作エラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と接続エラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と扉開放エラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、又は打ち止め表示と下皿満タンエラー表示とが重複した場合について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、及び打ち止め表示の表示タイミングと各種エラーの発生タイミングとについて説明するための説明図
作動予告表示と各種エラー表示との表示中において遊技機1が電源「OFF」状態にされてから電源「ON」状態にされたときの様子について説明するための説明図
到達表示と各種エラー表示との表示中において遊技機1が電源「OFF」状態にされてから電源「ON」状態にされたときの様子について説明するための説明図
打ち止め表示と各種エラー表示との表示中において遊技機1が電源「OFF」状態にされてから電源「ON」状態にされたときの様子について説明するための説明図
作動予告表示、到達表示、及び打ち止め表示の表示タイミングと2種類のエラーの発生タイミングとについて説明するための説明図
作動予告表示と各種エラー表示との表示中において遊技機1が電源「OFF」状態にされてから電源「ON」状態にされたときの様子について説明するための説明図
到達表示と各種エラー表示との表示中において遊技機1が電源「OFF」状態にされてから電源「ON」状態にされたときの様子について説明するための説明図
打ち止め表示と各種エラー表示との表示中において遊技機1が電源「OFF」状態にされてから電源「ON」状態にされたときの様子について説明するための説明図
遊技制御基板100において実行されるメイン処理の一例を示すフローチャート
遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャート
図39のステップS2Aにおけるスイッチ処理の詳細フローチャート
図40のステップS21における第1始動口スイッチ処理の詳細フローチャート
図40のステップS22における第2始動口スイッチ処理の詳細フローチャート
図40のステップS23におけるゲートスイッチ処理の詳細フローチャート
図39のステップS3Aにおける特別図柄処理の詳細フローチャート
図39のステップS4Aにおける普通図柄処理の詳細フローチャート
図44のステップS309における大当たり判定処理の詳細フローチャート
図44のステップS310における変動パターン決定処理の詳細フローチャート
図39のステップS5Aにおける小入賞口開放制御処理の詳細フローチャート
図39のステップS6Aにおける大入賞口開放制御処理の詳細フローチャート
演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャート
図50のステップS10におけるコマンド受信処理の詳細フローチャート
作動予告表示の表示中において、初当たりとして大当たりA~Cの何れかの大当たり図柄が停止表示されたときにおける演出の一例について説明するための説明図
作動予告表示の表示中において、初当たりとして大当たりAが停止表示されたときにおける図52に続く演出の一例について説明するための説明図
作動予告表示の表示中において初当たりとして大当たりA~Cの何れかの大当たり図柄が停止表示され、大当たり遊技中に到達表示が表示されるときの演出の一例について説明するための説明図
作動予告表示の表示中において、5連目として時短無し小当たりが停止表示されたときにおける演出の一例について説明するための説明図
作動予告表示の表示中において、5連目として時短無し小当たりが停止表示されたときにおける演出の変形例について説明するための説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る遊技機1について説明する。
【0010】
[遊技機1の概略構成例]
まず、図1~図5を参照しつつ、遊技機1の概略構成について説明する。図1は、遊技機1の概略正面図である。図1に例示されるように、遊技機1は、入賞(すなわち入球)や判定に関する役物等が設けられた遊技盤2と、遊技盤2を支持固定する枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持しており、このガラス板と遊技盤2とによって、遊技球が流下可能な遊技領域10が形成されている。遊技機1には、遊技店の島構造体に取り付けられる外枠(不図示)に内枠(不図示)が開閉可能に装着され、この内枠に枠部材3が開閉可能に装着されている。枠部材3は、左右方向の一端側(例えば左側)においてヒンジ機構(不図示)を介して外枠に連結されており、ヒンジ機構を支点として左右方向の他端側(例えば右側)を外枠から開放させる方向に回動可能である。枠部材3をヒンジ機構部(不図示)を支点として扉のように回動することによって、遊技盤2を含む外枠の内側部分を開放できる。枠部材3の上記他端側には、枠部材3の上記他端側を外枠に固定するロック機構(不図示)が設けられている。ロック機構による固定は専用の鍵によって解除可能である。枠部材3には、枠部材3が外枠から開放されているか否かを検出する扉開放検出センサ59aが設けられている(図4)。遊技機1は、扉開放検出センサ59aがON状態になったことにより枠部材3が外枠から開放されていると判定して扉開放エラーを出力する。
(【0011】以降は省略されています)

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