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公開番号2025019184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024203294,2022039608
出願日2024-11-21,2022-03-14
発明の名称スロットマシン
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250130BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】有利区間における付与数と使用数との差が特定数を越えたことを判定する制御に関して改良を施したスロットマシンを提供する。
【解決手段】有利区間において付与された遊技用価値の合計付与数と使用された合計使用数との差を差数カウント値として計数し、差数カウント値が桁上がりしたことに基づく特定事象が発生したとき、有利区間を終了し、差数カウント値の初期値は、合計付与数と合計使用数との差が特定数を上回ったときに特定事象が発生するように設定される。
【選択図】図91
特許請求の範囲【請求項1】
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンであって、
遊技の進行の制御を行う遊技制御手段を備え、
前記遊技制御手段は、
前記スロットマシンの状態を通常区間と有利区間とに制御し、
前記有利区間において付与された遊技用価値が合計された合計付与数と、前記有利区間において使用された遊技用価値が合計された合計使用数との差を差数カウント値として計数する差数カウンタを有し、
前記有利区間において遊技用価値が使用されたとき、使用された遊技用価値に対応する値を前記差数カウント値から減算し、
前記有利区間において遊技用価値が付与されたとき、付与された遊技用価値に対応する値を前記差数カウント値に加算し、
前記差数カウント値が桁上がりしたことに基づく特定事象が発生したか否かを判定し、前記特定事象が発生したとき、前記有利区間への制御を終了するとともに前記通常区間への制御を開始し、
前記差数カウント値の初期値は、前記合計付与数と前記合計使用数との差が特定数を上回ったときに前記差数カウント値が桁上がりすることで前記特定事象が発生するように設定される、スロットマシン。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンであって、
遊技の進行の制御を行う遊技制御手段を備え、
前記遊技制御手段は、
前記スロットマシンの状態を通常区間と有利区間とに制御し、
前記有利区間において付与された遊技用価値が合計された合計付与数と、前記有利区間において使用された遊技用価値が合計された合計使用数との差を差数カウント値として計数する差数カウンタを有し、
前記有利区間において遊技用価値が使用されたとき、使用された遊技用価値に対応する値を前記差数カウント値から減算し、
前記有利区間において遊技用価値が付与されたとき、付与された遊技用価値に対応する値を前記差数カウント値に加算し、
前記差数カウント値に判定値を加算して前記差数カウント値が桁上がりしたことに基づく特定事象が発生したか否かを判定し、前記特定事象が発生したとき、前記有利区間への制御を終了するとともに前記通常区間への制御を開始し、
前記判定値は、前記合計付与数と前記合計使用数との差が特定数を上回ったときに前記判定値が加算された前記差数カウント値が桁上がりすることで前記特定事象が発生するように設定される、スロットマシン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、可変表示部を変動表示した後、可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンに関する。
続きを表示(約 6,200 文字)【背景技術】
【0002】
スロットマシンとして、有利区間のメダルの純増枚数が規定枚数を越えたときに有利区間への制御を終了するものが提案されている。たとえば、特開2019-187897号公報(以下、特許文献1と称する。)に記載のスロットマシンは、メダル純増枚数が2388枚を越えたときに、遊技区間を有利区間から通常区間へ移行させる。
【0003】
特許文献1に記載のスロットマシンは、純増枚数カウンタを用いてメダルの純増枚数を計数することが記載されている。このようなスロットマシンでは、1ゲームごとに純増枚数カウンタの値を更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-187897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のスロットマシンにおいて、純増枚数が規定枚数を越えたことを判定するための制御に関して改良の余地があった。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、有利区間における付与数と使用数との差が特定数を越えたことを判定する制御に関して改良を施したスロットマシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(たとえば、S台2)であって、
遊技の進行の制御を行う遊技制御手段(たとえば、主制御部161)を備え、
前記遊技制御手段は、
前記スロットマシンの状態を通常区間(たとえば、図4に示される通常区間)と有利区間(たとえば、図4に示される有利区間)とに制御し、
前記有利区間において付与された遊技用価値が合計された合計付与数と、前記有利区間において使用された遊技用価値が合計された合計使用数との差を差数カウント値として計数する差数カウンタ(たとえば、図89に示されるようなRAM161cに記憶される2バイトの差数カウンタ)を有し、
前記有利区間において遊技用価値が使用されたとき、使用された遊技用価値(たとえば、3枚)に対応する値を前記差数カウント値から減算し、(たとえば、図91に示されるように使用されたとき差数カウント値を減算)
前記有利区間において遊技用価値が付与されたとき、付与された遊技用価値(たとえば、8枚)に対応する値を前記差数カウント値に加算し、(たとえば、図91に示されるように付与されたとき差数カウント値を加算)
前記差数カウント値が桁上がりしたことに基づく特定事象(たとえば、図91に示されるように差数カウンタの15ビット目が「0」から「1」に変化すること)が発生したか否かを判定し、前記特定事象が発生したとき、前記有利区間への制御を終了するとともに前記通常区間への制御を開始し、
前記差数カウント値の初期値(たとえば、図91の例では、13983)は、前記合計付与数と前記合計使用数との差が特定数(たとえば、+2400)を上回ったときに前記差数カウント値が桁上がりすることで前記特定事象が発生するように設定される(たとえば、図91に示されるように差数カウント値が「16383」になり15ビット目が「0」から「1」に変化するように初期値が設定される)。
【0008】
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(たとえば、S台2)であって、
遊技の進行の制御を行う遊技制御手段(たとえば、主制御部161)を備え、
前記遊技制御手段は、
前記スロットマシンの状態を通常区間(たとえば、図4に示される通常区間)と有利区間(たとえば、図4に示される有利区間)とに制御し、
前記有利区間において付与された遊技用価値が合計された合計付与数と、前記有利区間において使用された遊技用価値が合計された合計使用数との差を差数カウント値として計数する差数カウンタ(たとえば、図89に示されるようなRAM161cに記憶される2バイトの差数カウンタ)を有し、
前記有利区間において遊技用価値が使用されたとき、使用された遊技用価値(たとえば、3枚)に対応する値を前記差数カウント値から減算し、(たとえば、図96に示されるように使用されたとき差数カウンタを減算)
前記有利区間において遊技用価値が付与されたとき、付与された遊技用価値(たとえば、8枚)に対応する値を前記差数カウント値に加算し、(たとえば、図96に示されるように付与されたとき差数カウンタを加算)
前記差数カウント値に判定値(たとえば、図96の例では1983)を加算して(たとえば、図95に示されるSbPos5Aの処理)前記差数カウント値が桁上がりしたことに基づく特定事象(たとえば、図96に示されるように差数カウンタの15ビット目が「0」から「1」に変化すること)が発生したか否かを判定し、前記特定事象が発生したとき、前記有利区間への制御を終了するとともに前記通常区間への制御を開始し、
前記判定値は、前記合計付与数と前記合計使用数との差が特定数(たとえば、+2400)を上回ったときに前記判定値が加算された前記差数カウント値が桁上がりすることで前記特定事象が発生するように設定される(たとえば、図96に示されるように差数カウント値が16383になり15ビット目が「0」から「1」に変化するように判定値が設定される)。
【図面の簡単な説明】
【0009】
カードユニットおよびスロットマシンの正面図である。
カードユニットおよびスロットマシンの内部構成を示すブロック図である。
リールの図柄配列を示す図である。
遊技状態の遷移を説明するための図である。
入賞役の種類、入賞役の図柄組合せ、および入賞時の付与について説明する ための図である。
入賞役の種類、入賞役の図柄組合せ、および入賞時の付与について説明する ための図である。
入賞役の種類、入賞役の図柄組合せ、および入賞時の付与について説明する ための図である。
入賞役の種類、入賞役の図柄組合せ、および入賞時の付与について説明する ための図である。
遊技状態ごとに抽選対象役として読み出される入賞役の組合せについて説明 するための図である。
押し順役当選時のリール制御を説明するための図である。
スタートスイッチが操作されたときに主制御部が演出制御部に対して送信 する遊技開始時コマンドを示す図である。
第3停止時に主制御部が演出制御部に送信する遊技終了時コマンドを示す である。
主制御基板がメダル数制御基板へ送信するコマンドの種類を示す図である 。
遊技機設置情報コマンドを説明する図である。
遊技機特性の詳細を示す図である。
役物情報コマンドの構成を示す図である。
役物作動情報の詳細を示す図である。
有利区間情報コマンドの構成を示す図である。
有利区間情報の詳細を示す図である。
投入コマンドの構成を示す図である。
精算コマンドの構成を示す図である。
開始時コマンドの構成を示す図である。
終了時コマンドの構成を示す図である。
払出パルスコマンドの構成を示す図である。
大当りコマンドの構成を示す図である。
ホールコンピュータ信号の詳細を示す図である。
遊技機不正1コマンドの構成を示す図である。
設定情報の詳細を示す図である。
遊技機不正2コマンドの構成を示す図である。
ドア情報の詳細を示す図である。
遊技機不正3コマンドの構成を示す図である。
主制御状態コマンドの構成を示す図である。
主制御基板エラーコマンドの構成を示す図である。
主制御基板エラー一覧を示す図である。
遊技機性能情報(予備)コマンドの構成を示す図である。
メダル数制御基板から主制御基板へのコマンド一覧を示す図である。
応答コマンドの構成を示す図である。
枠側情報コマンドの構成を示す図である。
主制御基板とメダル数制御基板間の通信の一例を示す図である。
枠側情報コマンドの通信を説明するための図である。
主制御基板がコマンド受信をする際の処理を示すフローチャートである。
電源投入からの主制御基板とメダル数制御基板との間の通信の流れを示す 図である。
通番が正常である場合の通信の一例を示す図である。
通番不一致エラーが発生した場合の通信の一例を示す図である。
遊技メダルに関するエラーが発生した場合の通信の一例を示す図である。
遊技機設置情報コマンドの送受信前における通信が発生した例を示す図で ある。
電源投入におけるタイムアウトの例を示す図である。
賭数設定操作と精算操作について説明する図である。
賭数設定操作後、応答コマンドを受信する前に新たに賭数設定操作がされ た例を示す図である。
精算操作後、応答コマンドを受信する前に新たに精算操作がされた例を示 す図である。
賭数設定操作後、応答コマンドを受信する前に新たに精算操作がされた例 を示す図である。
精算操作後、応答コマンドを受信する前に新たに賭数設定操作がされた例 を示す図である。
賭数設定操作における通番エラーを説明する図である。
精算操作における通番エラーを説明する図である。
枠側情報の確認処理を説明する図である。
払出枚数の表示制御を説明する図である。
役比モニタを示す図である。
役比モニタの表示例を示す図である。
役比情報の初期化処理を説明するための図である。
主制御部が用いるメモリ領域のアドレスマップである。
主制御部のCPUに含まれるレジスタバンクを説明するための図である。
主制御部の起動処理を示すフローチャートである。
主制御基板が行う初期設定処理を説明する図である。
主制御基板が行うメイン処理の制御内容を説明する図である。
主制御基板が行うRT情報出力処理の制御内容を説明する図である。
主制御基板が行う安全装置関連処理の制御内容を説明する図である。
主制御部が行うエラー処理の制御内容を示すフローチャートである。
主制御基板が行う遊技開始待ち処理の制御内容を説明する図である。
主制御基板が行う賭数設定操作受付処理の制御内容を説明する図である。
主制御基板が行う精算操作受付処理の制御内容を説明する図である。
主制御部とメダル数制御部とが統合された場合のカードユニットおよびス ロットマシンの内部構成を示すブロック図である。
演出制御部、主制御部、メダル数制御部、CU制御部の通信を説明するた めの図である。
S台に設けられたスイッチの操作面を説明するための斜視図である。
操作タイミングを示唆せずにMAXBETスイッチの操作を促進する操作 促進画像の一例を示す図である。
操作タイミングを示唆しかつ下パネルスイッチの操作を促進する操作促進 画像の第1例を示す図である。
操作タイミングを示唆しかつ下パネルスイッチの操作を促進する操作促進 画像の第2例を示す図である。
演出用スイッチが設けられた場合のスロットマシンの内部構成を示すブロ ック図である。
S台に設けられた演出用スイッチの操作面を説明するための斜視図である 。
操作タイミングを示唆せずに演出用スイッチの操作を促進する操作促進画 像の一例を示す図である。
操作タイミングを示唆しかつストップスイッチの操作を促進する操作促進 画像の例を示す図である。
操作タイミングを示唆せずにストップスイッチの操作を促進する操作促進 画像の一例を示す図である。
遊技情報表示部の外観を示す図である。
外部信号処理を示すフローチャートである。
本実施の形態における外端信号ランプの点灯態様を説明するための図であ る。
外端信号ランプの点灯態様の第1変形例を説明するための図である。
外端信号ランプの点灯態様の第2変形例を説明するための図である。
主制御部の出玉制御前処理を示すフローチャートである。
初期値による有利区間終了判定を実行する主制御部の出玉制御後処理を示 すフローチャートである。
RAMの差数カウンタを説明するための図である。
CPUを介した第1レジスタバンクとRAMとの間の通信の流れを示す図 である。
初期値設定による有利区間終了判定の第1パターンを説明するための図で ある。
初期値設定による有利区間終了判定の第2パターンを説明するための図で ある。
初期値設定による有利区間終了判定の第3パターンを説明するための図で ある。
初期値設定による有利区間終了判定の第4パターンを説明するための図で ある。
判定値による有利区間終了判定を実行する場合の主制御部の出玉制御後処 理を示すフローチャートである。
判定値による有利区間終了判定の第1パターンを説明するための図である 。
判定値による有利区間終了判定の第2パターンを説明するための図である 。
判定値による有利区間終了判定の第3パターンを説明するための図である 。
判定値による有利区間終了判定の第4パターンを説明するための図である 。
主制御基板と演出制御基板との間におけるコマンド通信を説明するため の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係るスロットマシンを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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