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公開番号
2025018587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122428
出願日
2023-07-27
発明の名称
点検支援システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】点検作業員が建物に入らずとも点検対象機器の点検を行える点検支援システムを得る。
【解決手段】点検対象機器を撮影して撮影画像を出力する撮影部と、撮影部を用いた点検対象機器の撮影をユーザに促す情報を出力する表示出力部と、点検対象機器の設置位置を含む設備情報を記憶する第1記憶部と、設備情報から取得した点検対象機器の設置位置と、撮影画像とを対応づけた点検記録情報を記憶する第2記憶部とを備えた点検支援システム。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
点検対象機器を撮影して撮影画像を出力する撮影部と、
前記撮影部を用いた前記点検対象機器の撮影をユーザに促す情報を出力する表示出力部と、
前記点検対象機器の設置位置を含む設備情報を記憶する第1記憶部と、
前記設備情報から取得した前記点検対象機器の設置位置と、前記撮影画像とを対応づけた点検記録情報を記憶する第2記憶部とを備えた
点検支援システム。
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【請求項2】
前記撮影部が前記点検対象機器を撮影した位置である撮影位置を取得する位置情報取得部を備え、
前記第2記憶部は、前記点検対象機器の設置位置と、前記撮影画像と、前記撮影位置とを対応づけた前記点検記録情報を記憶する
請求項1記載の点検支援システム。
【請求項3】
前記表示出力部は、
撮影すべき前記点検対象機器の位置を示す情報と、前記点検対象機器の撮影方法を指示する情報と、のいずれか又は両方を出力する
請求項1記載の点検支援システム。
【請求項4】
前記撮影部により撮影された前記撮影画像が要件を満たすか否かを判定する画像判定部を備え、
前記表示出力部は、
前記画像判定部により前記撮影画像が前記要件を満たさないと判定された場合に、再撮影を促す情報を出力する
請求項1記載の点検支援システム。
【請求項5】
前記点検対象機器ごとに、前記撮影部の撮影期日を管理する期日管理部と、
前記撮影期日が到来しても前記撮影部から前記撮影画像が出力されない場合に、ユーザに対して点検作業員の訪問日程の決定を促す情報を出力する日程調整部とを備えた
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の点検支援システム。
【請求項6】
前記第2記憶部に記憶された前記点検記録情報に基づいて、前記点検対象機器の点検報告書を出力する報告書出力部を備えた
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の点検支援システム。
【請求項7】
前記点検報告書は、
前記点検対象機器の設置位置を示す地図と、前記地図の前記点検対象機器の前記設置位置に表示された前記撮影画像とを含む
請求項6記載の点検支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物内に設置された設備又は機器の点検を支援する点検支援システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
商業ビル、オフィスビル、又はマンション等の建物内に設置された火災報知システム等の設備又は機器は、定期的な保守点検が求められている。例えば特許文献1に開示されているように、火災報知システムの保守点検においては、携帯情報端末を携帯した点検作業員が、建物内に入り、点検対象機器である感知器の点検を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-140451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、点検対象機器の点検は専門の点検作業員が行うが、点検項目の中に目視点検が含まれている場合、点検作業員は点検のために建物及び室内に入る必要がある。例えば対象の建物がマンション等の住戸である場合には、点検作業員は、訪問日を住人と調整しなければならないが、日程調整は容易ではない。特に、決められた点検期間内に複数の住人と訪問日の調整を行うことは困難であり、住人の希望する訪問日が重なった場合には点検作業員の増員が必要なこともある。また、点検作業員は、点検期間内に同じ建物を複数回訪問しなければならないこともある。このため、点検作業員の工数が大きくなってしまう。
【0005】
住人にとっても、訪問日の日程調整は負荷のかかる作業であり、住戸内に点検作業員を招くことに負担を感じる住人もいる。このような背景から住人が点検作業員との訪問日の日程調整を行えなかった場合には、点検作業員は点検対象機器の点検を行うことができず、結果として点検対象機器が必要なときに正常に動作しないなどの事態を招きかねない。
【0006】
本発明は、上記のような課題を背景としたものであり、点検作業員が建物に入らずとも点検対象機器の点検を行える点検支援システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る点検支援システムは、点検対象機器を撮影して撮影画像を出力する撮影部と、前記撮影部を用いた前記点検対象機器の撮影をユーザに促す情報を出力する表示出力部と、前記点検対象機器の設置位置を含む設備情報を記憶する第1記憶部と、前記設備情報から取得した前記点検対象機器の設置位置と、前記撮影画像とを対応づけた点検記録情報を記憶する第2記憶部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の点検支援システムによれば、ユーザに点検対象機器の撮影を促す。そして、点検対象機器の設置位置と、撮影された撮影画像とを対応づけた点検記録情報を記録するため、点検作業員は、建物には入らずとも記録された情報に基づいて点検作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る点検支援システムの構成例を説明する図である。
実施の形態に係る点検支援システムの機能ブロック図である。
実施の形態に係る設備情報の一例を説明する図である。
実施の形態に係る点検記録情報の一例を説明する図である。
実施の形態に係る撮影画像の取得処理の動作の流れを説明する図である。
実施の形態に係る携帯端末に表示される撮影促進画面の一例を示す図である。
実施の形態に係る携帯端末に表示される撮影画面の一例を示す図である。
実施の形態に係る点検処理の動作の流れを説明する図である。
実施の形態に係る点検作業員によるユーザへの訪問日程の調整処理の流れを説明する図である。
実施の形態に係る点検報告書の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、図面に示す装置は、本発明の装置の一例を示すものであり、図面に示された装置によって本発明の装置が限定されるものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
(【0011】以降は省略されています)
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