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公開番号
2025017788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121029
出願日
2023-07-25
発明の名称
通信システム、制御プログラム及び制御方法
出願人
エフサステクノロジーズ株式会社
代理人
弁理士法人真田特許事務所
,
個人
主分類
G06F
11/20 20060101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ノード障害時も基地局機能を維持する。
【解決手段】Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)構成の基地局を含む通信システム100であって、通信システム100に備えられる全てのノード21と全てのアクセラレータ231との間のレイテンシの測定結果142を記憶し、ノード障害が発生した際に、レイテンシと、障害発生ノード21に接続されていたアクセラレータの位置情報とに基づき、待機ノード群からレイテンシ要件145を満たす待機ノード21を特定し、障害発生ノード21を待機ノード21に切り替える、制御部1を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)構成の基地局を含む通信システムであって、
前記通信システムに備えられる全てのノードと全てのアクセラレータとの間のレイテンシの測定結果を記憶し、
ノード障害が発生した際に、前記レイテンシと、障害発生ノードに接続されていたアクセラレータの位置情報とに基づき、待機ノード群からレイテンシ要件を満たす待機ノードを特定し、
前記障害発生ノードを前記待機ノードに切り替える、
制御部を備える、通信システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記レイテンシと前記位置情報とに加えて、前記アクセラレータが収容可能なセル数に基づき、前記待機ノード群から前記レイテンシ要件に加えてセル数要件を満たす前記待機ノードを特定する、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記位置情報として、前記障害発生ノードと同一の第1のサーバラックに備えられている第1の待機ノード群から前記待機ノードを特定する、
請求項1又は2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1の待機ノード群が存在しない場合に、前記第1のサーバラックとは異なる第2のサーバラックに備えられており、前記第1のサーバラックにおける前記アクセラレータとの前記レイテンシが前記レイテンシ要件を満たす第2の待機ノード群から、前記待機ノードを特定する、
請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第2の待機ノード群が存在しない場合に、前記第2のサーバラックに備えられており、前記第2のサーバラックにおける前記アクセラレータとの前記レイテンシが前記レイテンシ要件を満たす第3の待機ノード群から、前記待機ノードを特定する、
請求項4に記載の通信システム。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第3の待機ノード群が存在しない場合に、前記第2のサーバラックに備えられており、前記第1のサーバラック又は前記第2のサーバラックとは異なる第3のサーバラックにおける前記アクセラレータとの前記レイテンシが前記レイテンシ要件を満たす第4の待機ノード群から、前記待機ノードを特定する、
請求項5に記載の通信システム。
【請求項7】
Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)構成の基地局を含む通信システムに備えられるコンピュータに、
前記通信システムに備えられる全てのノードと全てのアクセラレータとの間のレイテンシの測定結果を記憶し、
ノード障害が発生した際に、前記レイテンシと、障害発生ノードに接続されていたアクセラレータの位置情報とに基づき、待機ノード群からレイテンシ要件を満たす待機ノードを特定し、
前記障害発生ノードを前記待機ノードに切り替える、
処理を実行させる、制御プログラム。
【請求項8】
Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)構成の基地局を含む通信システムに備えられるコンピュータが、
前記通信システムに備えられる全てのノードと全てのアクセラレータとの間のレイテンシの測定結果を記憶し、
ノード障害が発生した際に、前記レイテンシと、障害発生ノードに接続されていたアクセラレータの位置情報とに基づき、待機ノード群からレイテンシ要件を満たす待機ノードを特定し、
前記障害発生ノードを前記待機ノードに切り替える、
処理を実行する、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム、制御プログラム及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
移動体通信網では、アンテナを制御する基地局装置を、専用装置から汎用サーバと信号処理アクセラレータとで実現する仮想化基地局の取り組みが進展している。
【0003】
また、基地局装置を市町村など地域ごとに在る局舎ビルに集約するCentralized Radio Access Network(C-RAN)の取り組みも進んでいる。
【0004】
仮想化基地局とC-RANとの組み合わせにより、局舎ビルをデータセンタとして利用することが想定される。局舎ビル内のサーバ群を基地局だけではなく、余剰分をMulti-access Edge Computing(MEC)としても利用することでハードウェア資源を有効活用できる。
【0005】
ハードウェア資源の利用効率をさらに高める目的で、Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)技術がサーバ業界で進展している。CDIは、サーバの構成要素であるCentral Processing Unit(CPU)やメモリ、ストレージ、ネットワークコントローラ、アクセラレータなどのハードウェア資源を分割・再構築する技術である。
【0006】
ハードウェア資源の構成を、サーバの利用用途に合わせて都度組み替えることで、特に中・大規模なデータセンタでの資源利用効率や電力効率の向上が期待できる。例えば、移動体通信網では、基地局用途には信号処理アクセラレータを、MEC用途にはGraphics Processing Unit(GPU)を割り当てることで、各サーバに両コンポーネントを搭載する場合と比べて装置価格・電力が削減される。
【0007】
基地局装置に備えられるサーバラックには、汎用計算資源が搭載されたコンピュートノード(以下、「ノード」と称する。)の外部にアクセラレータやGPUなどのコンポーネントを搭載したコンポーネントBoxが配備される。コンポーネントは、リソースマネージャの指示に従い、ファブリックスイッチを介してノードへ接続することができる。
【0008】
基地局やMECなどの用途に応じて、リソースマネージャが割り当てるコンポーネントが変更されることで、各用途のサーバを柔軟に実現できる。
【0009】
CDIは複数のサーバラックで構成されることもある。例えば、サーバラック間のファブリックスイッチを相互接続することで、サーバラックをまたいだコンポーネント割り当ても実現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
国際公開第2014/118938号
特開2008-107896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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