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公開番号
2025015917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118818
出願日
2023-07-21
発明の名称
樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法
出願人
TOWA株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
45/76 20060101AFI20250124BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】インターロックに起因して樹脂成形装置が動作しない場合に樹脂成形装置が動作しない原因をユーザに容易に認識させることが可能な樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂成形装置は、制御対象と、コントローラとを備える。コントローラは、制御対象を制御する。コントローラは、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、制御対象の所定動作に関して、複数の条件と、複数の条件の各々に対応付けられたコメントとを記憶する。複数の条件の各々は、制御対象のインターロックに関する条件である。プロセッサは、所定動作の実行が指示された場合に、複数の条件の各々が満たされているときは、所定動作の実行を指示する指令を制御対象へ出力する一方、複数の条件のうち少なくとも一部が満たされていないときは、複数の条件のうち満たされていない条件に対応付けられたコメントを出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂成形品の製造を行なう樹脂成形装置であって、
前記製造に用いられる制御対象と、
前記制御対象を制御するコントローラとを備え、
前記コントローラは、メモリと、プロセッサとを含み、
前記メモリは、前記制御対象の所定動作に関して、複数の条件と、前記複数の条件の各々に対応付けられたコメントとを記憶し、
前記複数の条件の各々は、前記制御対象のインターロックに関する条件であり、
前記プロセッサは、
前記所定動作の実行が指示された場合に、
前記複数の条件の各々が満たされているときは、前記所定動作の実行を指示する指令を前記制御対象へ出力する一方、
前記複数の条件のうち少なくとも一部が満たされていないときは、前記複数の条件のうち満たされていない条件に対応付けられた前記コメントを出力する、樹脂成形装置。
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【請求項2】
前記メモリは、条件群と、前記条件群に含まれる各条件に対応付けられたコメントとを記憶し、
前記条件群に含まれる各条件は、前記インターロックに関する条件であり、
前記複数の条件の各々は、前記条件群に含まれる、請求項1に記載の樹脂成形装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記所定動作中に前記複数の条件のうち少なくとも一部が満たされなくなった場合に、前記所定動作の停止を指示する指令を前記制御対象へ出力する、請求項1又は請求項2に記載の樹脂成形装置。
【請求項4】
ユーザからの指示の入力を受け付ける入力インターフェースをさらに備え、
前記入力インターフェースは、前記複数の条件に新たな条件を追加する指示、及び、前記複数の条件に含まれる少なくとも一部の条件を変更する指示の少なくとも一方を受け付ける、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の樹脂成形装置。
【請求項5】
互いに対向して配置される第1型及び第2型を含む成形型と、
前記成形型の前方に配置されており開閉可能なカバーとをさらに備え、
前記制御対象は、前記成形型を型締めする型締め機構を含み、
前記型締め機構は、モータを含み、
前記所定動作は、前記型締め機構による型締め動作であり、
前記複数の条件は、前記モータが駆動可能な状態であること、前記カバーが閉じられていること、及び、前記第1型及び前記第2型による型締めの圧力が所定圧力未満であることの少なくとも2つを含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の樹脂成形装置。
【請求項6】
互いに対向して配置される第1型及び第2型を含む成形型をさらに備え、
前記成形型を用いた樹脂成形時に前記成形型内は真空引きされ、
前記制御対象は、前記成形型を型締めする型締め機構を含み、
前記所定動作は、前記型締め機構による型開き動作であり、
前記複数の条件は、前記第1型及び前記第2型のうち下方の型が下限位置に存在しないこと、及び、前記成形型内が真空引きされていないことを含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の樹脂成形装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の樹脂成形装置を用いた樹脂成形品の製造方法であって、
前記制御対象に前記所定動作を実行させることと、
前記所定動作を通じて前記樹脂成形品を製造することとを含む、樹脂成形品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2023-48797号公報(特許文献1)は、樹脂封止装置を開示する。この樹脂封止装置はワーク処理ユニットを備えており、ワーク処理ユニットはローダを備えている。ローダは、樹脂封止前のワークを封止金型へ搬送し、樹脂封止済みのワークを封止金型外の所定位置へ搬送する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-48797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されている樹脂封止装置において、ローダの移動経路上に障害物が配置された状態でローダが移動すると、樹脂封止装置が故障し得る。上記特許文献1においては、このような故障の発生を抑制する手段が開示されていない。
【0005】
このような故障の発生を抑制するために、樹脂封止装置にインターロックを導入することが考えられる。例えば、ローダの移動経路上に障害物が配置されていないことがローダの移動動作に関するインターロックの条件に含まれていれば、ローダの移動経路上に障害物が配置されている場合にローダの移動が開始されない。これにより、樹脂封止装置の故障の発生が抑制される。ローダの移動が開始されない原因を解消することによって、再びローダの移動が可能となる。しかしながら、所定動作に関するインターロックの条件が複数の条件によって構成される場合に、複数の条件のうちいずれの条件が満たされていないのかをユーザが認識するのは容易ではない。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、インターロックに起因して樹脂成形装置が動作しない場合に樹脂成形装置が動作しない原因をユーザに比較的容易に認識させることが可能な樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある局面に従う樹脂成形装置は、樹脂成形品の製造を行なう。樹脂成形装置は、制御対象と、コントローラとを備える。制御対象は、樹脂成形品の製造に用いられる。コントローラは、制御対象を制御する。コントローラは、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、制御対象の所定動作に関して、複数の条件と、複数の条件の各々に対応付けられたコメントとを記憶する。複数の条件の各々は、制御対象のインターロックに関する条件である。プロセッサは、所定動作の実行が指示された場合に、複数の条件の各々が満たされているときは、所定動作の実行を指示する指令を制御対象へ出力する一方、複数の条件のうち少なくとも一部が満たされていないときは、複数の条件のうち満たされていない条件に対応付けられたコメントを出力する。
【0008】
本発明の他の局面に従う樹脂成形品の製造方法は、上記樹脂成形装置を用いた樹脂成形品の製造方法であって、制御対象に所定動作を実行させることと、所定動作を通じて樹脂成形品を製造することとを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、インターロックに起因して樹脂成形装置が動作しない場合に樹脂成形装置が動作しない原因をユーザに比較的容易に認識させることが可能な樹脂成形装置、及び、樹脂成形品の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
樹脂成形装置の正面を模式的に示す図である。
樹脂成形装置の内部の平面を模式的に示す図である。
型締め前の圧縮成形部の断面を模式的に示す図である。
樹脂材料収容部の側方断面を模式的に示す図である。
コントローラの構成を模式的に示す図である。
出力されたコメントに基づいて表示されたメッセージの一例を示す図である。
比較対象におけるメッセージの表示手順を説明するための図である。
実施の形態におけるメッセージの表示手順を説明するための図である。
実施の形態においてインターロックに関する条件の変更を行なう場合の手順について説明するための図である。
樹脂成形装置におけるインターロックに関連する動作手順を示すフローチャートである。
所定動作の実行中に行なわれるインターロックに関連する動作手順を示すフローチャートである。
各センサの接続形式の別の例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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