TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025015395
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024015417
出願日
2024-02-05
発明の名称
海底横方向探査導入装置及び導入方法
出願人
中国海洋大学
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
E02D
1/02 20060101AFI20250123BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】海底土層パラメータに対して横方向探査しやすいように、海底横方向探査導入装置及び導入方法を提供する。
【解決手段】海底横方向探査導入装置は、支持アセンブリと、導入アセンブリと、探査機構とを備え、支持アセンブリはロープ及び支持ホルダを備え、支持ホルダはロープに接続され、導入アセンブリは支持ホルダに設けられ、導入アセンブリは導入筒及び駆動板を備え、導入筒の内部に導入通路が形成され、導入通路の一端に投入口が設けられ、導入通路の他端に駆動板が設けられ、探査機構は導入筒内に設けられ、駆動板は、導入通路に沿って移動して探査機構を投入口より導入筒から離脱するように押動することができる。海底堆積物中で、駆動板は、導入通路に沿って移動して探査機構を投入口より導入筒から離脱するように押動し、探査機構は海底堆積物中を移動して横方向探査を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロープ及び前記ロープに接続される支持ホルダ(11)を備える支持アセンブリと、
前記支持ホルダ(11)に設けられ、内部に水平方向に沿って延伸する導入通路が形成される導入筒(21)及び駆動板(22)を備え、前記導入通路は一端に投入口が設けられて他端に前記駆動板(22)が設けられる導入アセンブリ(20)と、
前記導入筒(21)内に設けられ、前記投入口より前記導入筒(21)から離脱するように前記駆動板(22)が前記導入通路に沿って移動して押動可能である探査機構(30)と、を備え、
前記探査機構(30)は、
第1軸線方向に沿って前から後へ順次接続されて間に第1軸線方向に沿って伸縮可能な伸縮アセンブリ(312)が設けられる2つの支持管(311)を備え、前端が前記投入口に向かう本体部(31)と、
前記本体部(31)の前端に設けられ且つ前記支持管(311)に接続されるサウンディングアセンブリ(32)と、
各前記支持管(311)に1セットが設けられ、前記支持管(311)にスライド接続され、前記支持管(311)の径方向に沿って突き出たり引っ込んだりすることが可能な少なくとも2つのアンカーロッド(331)を備えるアンカーアセンブリ(33)と、を備える、
ことを特徴とする海底横方向探査導入装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記投入口には、前記投入口を開放又は閉鎖するように直線に沿って移動可能な邪魔板(23)が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項3】
前記導入通路の断面は円形をなし、前記邪魔板(23)は、前記導入通路の径方向に沿って移動可能である、
ことを特徴とする請求項2に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項4】
前記導入筒(21)が設けられる支持板(41)、及び前記支持板(41)に接続され、自身の軸線回りに回動して前記導入筒(21)の投入角度を調節可能な回転軸(42)を備える調節アセンブリ(40)を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項5】
前記支持板(41)には、前記導入筒(21)の長さ方向に沿って間隔をあけて並べられ、前記導入筒(21)に接続され、伸縮により前記導入筒(21)と水平面との間の挟角を調節可能な複数の伸縮ロッド(43)が設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項6】
前記支持ホルダ(11)に設けられ、前記支持ホルダ(11)に対して突き出たり引っ込んだりすることが可能ないくつかのストッパロッドを備えるストッパアセンブリを更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項7】
前記アンカーアセンブリ(33)は、前記支持管(311)に設けられ且つ前記アンカーロッド(331)に接続され、前記アンカーロッド(331)を移動するように駆動可能な第1駆動アセンブリを更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項8】
前記第1駆動アセンブリは、第1モータ(3321)と、前記第1モータ(3321)
の出力軸に接続される第1親ねじ(3322)と、前記支持管(311)にスライド接続され且つ前記第1親ねじ(3322)に螺合接続され、外周面が、前記アンカーロッド(331)の一端がスライドして設けられるガイド溝が設けられるテーパ面を備える第1ガイドブロック(3323)とを備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の海底横方向探査導入装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の海底横方向探査導入装置を採用し、
探査機構(30)を導入筒(21)内に置き、ロープと支持ホルダ(11)とを接続し、ロープと支持ホルダ(11)との間に複数の接続点があるため、支持ホルダ(11)がバランスをとっているS1と、
ロープにより支持ホルダ(11)を降ろし、支持ホルダ(11)を海水に入れて海底堆積物に接触させ、重力の作用で、少なくとも一部の支持ホルダ(11)が海底堆積物中に沈み込み、導入筒(21)を海底堆積物中に沈み込むように動かすS2と、
駆動板(22)が導入通路に沿って移動して探査機構(30)を投入口より導入筒(21)から離脱するように押動し、探査機構(30)が海底堆積物中を移動して横方向探査を行うS3と、を含む、
ことを特徴とする海底横方向探査導入方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海洋地質探査の技術分野に関し、特に、海底横方向探査導入装置及び導入方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
海洋工事の発展に伴い、海底堆積物の力学的性質に対するテストのニーズは日増しに顕著になっている。現在、静的サウンディングを用いて海底土層を踏査することが多く、静的サウンディングとは、圧力装置でサウンディングプローブを持つサウンディングロッドを土層に圧入し、土層の貫入抵抗、間隙水圧等のパラメータを測定することにより、土層の何らかの基本的な物理力学特性、例えば土の変形係数、土の許容地耐力等を決定することである。
【0003】
既存の海底静的サウンディング装置は、縦方向に沿って海底土層の強度を踏査することができる。海底静的サウンディング装置は、海底に貫入させる過程においても、縦方向に沿って貫入させている。一方、海底採鉱は、海底のある1つの浅層の土体の水平方向の一定範囲内を踏査測量する必要があり、既存の縦方向サウンディング装置は横方向に沿って探査することができず、横方向に沿って貫入することも実現できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、海底土層パラメータに対して横方向探査しやすいように、海底で横方向導入を実現可能な海底横方向探査導入装置及び導入方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の構想のように、本発明で採用される技術案は、
ロープ及び前記ロープに接続される支持ホルダを備える支持アセンブリと、前記支持ホルダに設けられ、内部に水平方向に沿って延伸する導入通路が形成される導入筒及び駆動板を備え、前記導入通路は一端に投入口が設けられて他端に前記駆動板が設けられる導入アセンブリと、前記導入筒内に設けられ、前記投入口より前記導入筒から離脱するように前記駆動板が前記導入通路に沿って移動して押動可能である探査機構と、を備える海底横方向探査導入装置である。
【0006】
そのうち、前記投入口には、前記投入口を開放又は閉鎖するように直線に沿って移動可能な邪魔板が設けられる。
【0007】
そのうち、前記導入通路の断面は円形をなし、前記邪魔板は、前記導入通路の径方向に沿って移動可能である。
【0008】
そのうち、前記導入筒が設けられる支持板、及び前記支持板に接続され、自身の軸線回りに回動して前記導入筒の投入角度を調節可能な回転軸を備える調節アセンブリを更に備える。
【0009】
そのうち、前記支持板には、前記導入筒の長さ方向に沿って間隔をあけて並べられ、前記導入筒に接続され、伸縮により前記導入筒と水平面との間の挟角を調節可能な複数の伸縮ロッドが設けられる。
【0010】
そのうち、前記支持ホルダに設けられ、前記支持ホルダに対して突き出たり引っ込んだ
りすることが可能ないくつかのストッパロッドを備えるストッパアセンブリを更に備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る