TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025014991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118020
出願日
2023-07-20
発明の名称
スリッター装置及びプリンタ
出願人
シチズン・システムズ株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
B26D
5/20 20060101AFI20250123BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】スリッター装置において、中間屑の両側の用紙部分の切断線に対応した側縁がギザギザに細かく波打って細かくしわ寄せされた状態とならずに、きれいに直線状に切断する。
【解決手段】スリッターユニット50は、ユニット基体59とスリッター部51とを備え、スリッター部51は、用紙Sの幅方向Wに延びた回転軸55aに間隔を以て配置された2つのロータリ刃53a,53bを有する外刃体53と、幅方向Wに延びた従動軸52cに間隔を以て配置された2つのロータリ刃52a,52bを有する内刃体52と、回転軸55aを回転させるスリット用モータ55とを有し、ロータリ刃53aとロータリ刃52aとによって用紙Sを切断し、ロータリ刃53bとロータリ刃52bとによって用紙Sを切断するように、外刃体53が内刃体52に対して幅方向Wの外側に配置され、外刃体53は用紙Sの上側に配置され、内刃体52は用紙Sの下側に配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
基体と、
前記基体に取り付けられたスリッター部と、を備え、
前記スリッター部は、用紙の幅方向に延びた第1の軸上に、間隔を以て配置された2つのロータリ刃を有する外刃体と、前記幅方向に延びた第2の軸上に、間隔を以て配置された2つのロータリ刃を有する内刃体と、前記第1の軸又は前記第2の軸を軸回りに回転させるモータと、を有し、前記外刃及び前記内刃体は、前記外刃体における一方の前記ロータリ刃と前記内刃体における一方の前記ロータリ刃とによって前記用紙を挟んで切断し、前記外刃体における他方の前記ロータリ刃と前記内刃体における他方の前記ロータリ刃とによって前記用紙を挟んで切断するように、前記外刃体が前記内刃体に対して前記幅方向の外側に配置され、
前記外刃体は前記用紙の上側に配置され、前記内刃体は前記用紙の下側に配置されている、スリッター装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記外刃体の2つの前記ロータリ刃の間に摩擦体が設けられ、
前記摩擦体は、前記用紙を切断して得られた3つの用紙部分のうち、前記内刃体の2つの前記ロータリ刃の間において前記内刃体によって上方に押し上げられた前記幅方向の中央の用紙部分に滑りなく接する、請求項1に記載のスリッター装置。
【請求項3】
前記スリッター部を前記幅方向に沿って移動させる、スリッター部移動手段を備え、
前記スリッター部移動手段は、前記スリッター部によって前記用紙を切断する際に、前記用紙が斜行する量を相殺するように、前記斜行する量に応じて前記スリッター部を前記幅方向に移動させる、請求項2に記載のスリッター装置。
【請求項4】
用紙に印刷を行うプリント部と、
前記プリント部で印刷された前記用紙を、前記用紙の幅方向の所定位置で切断する、請求項1から3のうちいずれか1項に記載のスリッター装置と、
を備えたプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スリッター装置及びプリンタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
スリッター装置を備えたプリンタが知られている。スリッター装置は、所定の方向に搬送される用紙が、用紙の幅方向の所定の位置に設けられた刃を通過させることで、用紙を所定の幅に切るものである。
【0003】
ここで、用紙の幅方向に2枚の画像を並べて印刷された用紙を、2枚の用紙部分に切断するスリッター装置が提案されている。このスリッター装置は、1回分の搬送ストロークで、2枚の画像を得ることができるため、用紙等の消費財や電力等の効率的な使用に資することができる。
【0004】
しかし、スリッター装置は、2枚の画像の境界線に沿って正確に2枚の用紙部分に切断するのは難しく、切断して得られた一方の用紙部分に、他方の用紙部分に印刷された画像の一部がはみ出して切断され得る。
【0005】
そこで、スリッター装置は、境界線を含む所定の幅分を、帯状の中間屑として切除することで、2枚の用紙部分のいずれも、境界線から、隣接した画像の一部がはみ出した状態の画像が出力されるのを防いでいる(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-136750号公報
特開2013-129001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献2に示すように、2枚の内刃と2枚の外刃とを備え、用紙の上側に2枚の内刃を配置し、用紙の下側に2枚の外刃を配置し、外刃と内刃とのせん断によって中間屑を切除する構成のスリッター装置は、中間屑を、内刃によって下向きに押してスリッター装置の下方に配置された中間屑捕集用の屑入れに、容易に導く。
【0008】
一方、切断によって形成された、中間屑の両側の各用紙部分は、外刃によって上方に持ち上げられるが、これらの用紙部分は、自重によって下方に垂れ下がる。このため、両側の各用紙部分は、垂れ下がった位置において外刃の厚さ分だけ幅方向の外側に押されて広げられる。このため、両側の各用紙部分におけるスリッター装置の切断刃が接触している切断起点に、切断縁を引っ張るような応力が発生する。
【0009】
そして、特に、用紙が、昇華染料が拡散転写される昇華型プリンタに用いられるような、厚さの厚い紙の場合は、両側の用紙部分の側縁(切断縁)を引っ張る応力によって、両側の用紙部分は、切断縁がギザギザに細かく波打って細かくしわ寄せされた状態となり、外観品質(見栄え)が低下するという問題がある。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、中間屑の両側の用紙部分の切断縁がギザギザに細かく波打って細かくしわ寄せされた状態とならずに、きれいに直線状に切断することができるスリッター装置及びスリッター装置を備えたプリンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ハサミ
5か月前
個人
ラインカッター
5か月前
株式会社Yui
包丁
7か月前
個人
カッター
8か月前
個人
テープカッター
4か月前
個人
鼻毛処理用ハサミ
10か月前
個人
野菜切り器
5か月前
個人
ハサミ用補助定規
6か月前
有限会社カルチエ
ナイフ
1か月前
個人
折り畳みナイフ
1か月前
個人
折り畳みナイフ
4か月前
個人
剃刀具
4か月前
コクヨ株式会社
ハサミ
2か月前
個人
紙器打抜ブランカー下型
8か月前
個人
2wayコーナーパンチ
3日前
有限会社和田技研
スライサ
9か月前
株式会社文創
切創抑制器具
2か月前
株式会社伊勢藤
食パン切断器
10か月前
個人
鶏卵および納豆パックカッター
8か月前
株式会社東伸
回転刃ホルダー
9か月前
学校法人神奈川大学
鋏
5か月前
トヨタ自動車株式会社
切断装置
1か月前
デュプロ精工株式会社
処理装置
9か月前
第一精工株式会社
ナイフ
4か月前
大創株式会社
打抜き部受支装置
2か月前
TOWA株式会社
樹脂材料の切断器具
5か月前
協和工業株式会社
食品用鋏
6か月前
株式会社日本キャリア工業
食品切断装置
8か月前
株式会社マサヒロ
波刃包丁
5か月前
ビアメカニクス株式会社
ドリル加工装置
10か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
11日前
株式会社島精機製作所
裁断機
8か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
10か月前
匠技研株式会社
スライス装置
8か月前
学校法人修道学園
ハンマーヘッド付ナイフ
6か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
4か月前
続きを見る
他の特許を見る