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公開番号
2025014832
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117714
出願日
2023-07-19
発明の名称
タイヤ状態検知装置
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約
【課題】センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、様々なサイズの車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過できるようにする。
【解決手段】タイヤ状態検知装置10は、上方を通過する車両12に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、路面20に設置される基部14と、基部14に、車両12の幅方向に延びて設置されるセンサ部16と、基部14に設けられ、車両12に向けて、センサ部16に対する車両12の幅方向の走行位置の目印となる光50を照射する光源18と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上方を通過する車両に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、
路面に設置される基部と、
前記基部に、前記車両の幅方向に延びて設置されるセンサ部と、
前記基部に設けられ、前記車両に向けて、前記センサ部に対する前記車両の幅方向の走行位置の目印となる光を照射する光源と、
を有するタイヤ状態検知装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記センサ部として、前記車両の幅方向の一方側に装着されたタイヤを検知する第1センサ部と、他方側に装着されたタイヤを検知する第2センサ部とが、前記車両の幅方向に離間して配置されている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項3】
前記光源は、前記車両の幅方向において、前記第1センサ部と前記第2センサ部との間に配置されている請求項2に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項4】
前記光源は、前記車両の幅方向において、前記センサ部が配置される領域内に配置されている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項5】
前記光源は、前記車両の幅方向の複数箇所に配置されている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項6】
前記光源は、前記車両の幅方向に移動可能とされている請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項7】
前記センサ部に接近する前記車両の情報を取得する車両検知部を備え、
前記光源は、前記車両検知部で取得された車両情報に基づいて光の照射を行う請求項1に記載のタイヤ状態検知装置。
【請求項8】
前記車両の進行方向の側方から見た、前記路面に対する光の照射角度を変更可能とされている請求項1~請求項7の何れか1項に記載のタイヤ状態検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ状態検知装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両を走行させ、タイヤがセンサ上を通過するときにトレッドの厚さや溝の深さを測定する磁気ドライブオーバーシステムが開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-551685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、日本の運送業者は、様々なサイズのトラックやバスを運用していることが多い。乗用車の場合でも、軽自動車の様な小型の車両から、バン等の大型の車両が存在する。
【0005】
しかしながら、ドライブ・オーバー型のタイヤ状態検知装置を正しく利用するために、左右のタイヤがそれぞれ左右のセンサ上をすべて通過する必要があるため、センサ幅との関係で多種の幅の車両に対応することが難しい。具体的には、対応可能な車両に制約が生じたり、ドライバーの技量が求められたりする。特にサイズの小さい車両では、左右のタイヤ間隔が小さいため、左右のセンサの上を正しく通過させることが難しい。様々なサイズの車両に対応するためには、左右のセンサのサイズをそれぞれ大きくすることが考えられるが、コスト上昇を招き、また装置の運搬や設置作業が大きな負担となり得る。
【0006】
本発明は、センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、様々なサイズの車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係るタイヤ状態検知装置は、上方を通過する車両に装着されたタイヤ状態を検知するタイヤ状態検知装置であって、前記路面に設置される基部と、前記基部に、前記車両の幅方向に延びて設置されるセンサ部と、前記基部に設けられ、前記車両に向けて、前記センサ部に対する前記車両の幅方向の走行位置の目印となる光を照射する光源と、を有する。
【0008】
このタイヤ状態検知装置では、基部に設けられた光源から車両に向けて、センサ部に対する車両の幅方向の走行位置の目印となる光を照射する。車両の運転者が照射された光を目印に車両の走行位置を調節することで、車両のサイズにかかわらず、車両走行位置を正しく導くことができる。このため、センサ部のサイズの拡大を抑制しつつ、車両のタイヤがセンサ部上を適切に通過するようにすることができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に係るタイヤ状態検知装置において、前記センサ部として、前記車両の幅方向の一方側に装着されたタイヤを検知する第1センサ部と、他方側に装着されたタイヤを検知する第2センサ部とが、前記車両の幅方向に離間して配置されている。
【0010】
このタイヤ状態検知装置では、第1センサ部と第2センサ部とが車両の幅方向に離間しているので、誤検知の可能性を減少させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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