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公開番号
2025014481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117066
出願日
2023-07-18
発明の名称
ヒートシンク、発光モジュール及びヒートシンクの製造方法
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人シリウスIP
,
個人
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20250123BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】曲げ加工を工夫した新たなヒートシンクを提供する。
【解決手段】ヒートシンク24は、一枚の金属板を折り曲げ加工することで構成されたヒートシンクであって、基板が載置される複数の折り曲げ面24aと、隣接する折り曲げ面24a同士を接続するように設けられたU字状のフィン24bと、を有する。U字状のフィン24bは、U字の底面24cに通気孔24dが設けられていてもよい。底面24cは、該底面の垂線X1と折り曲げ面24aの垂線X2とがねじれの位置関係となるように設けられていてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一枚の金属板を折り曲げ加工することで構成されたヒートシンクであって、
基板が載置される複数の折り曲げ面と、
隣接する前記折り曲げ面同士を接続するように設けられたU字状のフィンと、を有することを特徴とするヒートシンク。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記U字状のフィンは、U字の底面に通気孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
【請求項3】
前記底面は、該底面の垂線と前記折り曲げ面の垂線とがねじれの位置関係となるように設けられていることを特徴とする請求項2に記載のヒートシンク。
【請求項4】
前記折り曲げ面は、矩形の平面であり、
前記U字状のフィンは、前記矩形の一辺と連なる第1のU字状のフィンと、前記一辺と対向する他辺と連なる第2のU字状のフィンと、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヒートシンク。
【請求項5】
前記第1のU字状のフィンのU字の底面と前記第2のU字状のフィンのU字の底面とは、前記矩形の平面の対角線を挟んで配置されていることを特徴とする請求項4に記載のヒートシンク。
【請求項6】
複数の折り曲げ面と、隣接する前記折り曲げ面同士を接続するように設けられたU字状のフィンと、を有し、一枚の金属板を折り曲げ加工することで構成されたヒートシンクと、
前記複数の折り曲げ面に一方の面が載置された基板と、
前記基板の他方の面に搭載された発光素子と、を備え、
前記発光素子は、前記基板の他方の面を正面から見て前記折り曲げ面と重なるように配置されていることを特徴とする発光モジュール。
【請求項7】
複数回の折り曲げ加工ができるように矩形の一部が打ち抜かれた一枚の金属板を準備する工程と、
前記金属板を所定方向に二つ折りすることで複数の折り曲げ面を形成する工程と、
前記所定方向と異なる方向に複数回折り曲げることで複数のU字状のフィンを形成する工程と、を含み、
前記U字状のフィンは、隣接する前記折り曲げ面同士を接続するように設けられていることを特徴とするヒートシンクの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒートシンクに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源の熱を放熱するためのヒートシンクの一部又は全部を一枚の金属薄板を曲げ加工して作製したものが知られている。例えば、熱源体が表面に取り付けられる熱源体取付板と、熱源体取付板に連続して形成された波形状の放熱板と、を備えるヒートシンクが考案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-234909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述のヒートシンクは、矩形の熱源体取付板の一辺から、複数のフィン部からなる放熱板が延びており、熱源体取付板に取り付けられた熱源体が発生する熱を、放熱板のフィン部へと拡散させるまでの経路が長い。そのため、必ずしも放熱が効率的に行えるものとは言えない。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところの一つは、曲げ加工を工夫した新たなヒートシンクを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のヒートシンクは、一枚の金属板を折り曲げ加工することで構成されたヒートシンクであって、基板が載置される複数の折り曲げ面と、隣接する折り曲げ面同士を接続するように設けられたU字状のフィンと、を有する。
【0007】
この態様によると、基板を載置できるとともに折り曲げ面と一体的にU字状のフィンが設けられたヒートシンクを実現できる。
【0008】
U字状のフィンは、U字の底面に通気孔が設けられていてもよい。これにより、フィンの間だけでなく底面からも空気が流出入するため、放熱効果を向上できる。
【0009】
底面は、該底面の垂線と折り曲げ面の垂線とがねじれの位置関係となるように設けられていてもよい。これにより、基板の垂線と交差する方向へ空気が流れやすくなる。
【0010】
折り曲げ面は、矩形の平面であり、U字状のフィンは、矩形の一辺と連なる第1のU字状のフィンと、一辺と対向する他辺と連なる第2のU字状のフィンと、を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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