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公開番号
2025014425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116960
出願日
2023-07-18
発明の名称
切換弁
出願人
イーグル工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
11/22 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】多様な切換モードに対応可能な切換弁を提供する。
【解決手段】ハウジング50と、ハウジング50に設けられた複数の流入ポートP2,P4,P5,P7と、ハウジング50に設けられた複数の流出ポートP1,P3,P6,P8と、流入ポートP2,P4,P5,P7と流出ポートP1,P3,P6,P8とを連通可能な複数の貫通孔11~46を有しハウジング50内に互いに相対可動可能に配置される複数の弁体10~40と、を備え、少なくとも1つの弁体10は、一の貫通孔、一の流入ポート、または一の流出ポートから面方向に延びる連通路17を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられた複数の流入ポートと、
前記ハウジングに設けられた複数の流出ポートと、
前記流入ポートと前記流出ポートとを連通可能な複数の貫通孔を有し前記ハウジング内に互いに相対可動可能に配置される複数の弁体と、を備え、
少なくとも1つの弁体は、一の貫通孔、一の流入ポート、または一の流出ポートから面方向に延びる連通路を有している切換弁。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記連通路は開口溝であり、該開口溝の開口は隣接する前記弁体または前記ハウジングによって閉塞されている請求項1に記載の切換弁。
【請求項3】
前記連通路は、前記一の貫通孔、前記一の流入ポート、または前記一の流出ポートから前記弁体の内径側に延びている請求項1に記載の切換弁。
【請求項4】
それぞれの前記弁体に前記連通路が設けられている請求項1に記載の切換弁。
【請求項5】
前記流入ポートと前記流出ポートとが同数である請求項1ないし4のいずれかに記載の切換弁。
【請求項6】
前記弁体の前記貫通孔および前記連通路の数は、前記流入ポートの半分以上である請求項1に記載の切換弁。
【請求項7】
前記各弁体は、前記貫通孔および前記連通路の数が、前記流入ポートの数の倍数から1減じた数以上有している請求項6に記載の切換弁。
【請求項8】
前記連通路の形状が異なる2つの弁体が上下対称に2セット設けられている請求項1に記載の切換弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切換弁、例えば流体が流れる流路を切り換える切換弁に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
様々な産業分野において、流体供給源と、流体作動装置、熱交換器等の流体負荷とが流路によって接続された流体回路が用いられている。このような流体回路には、作動流体の流路を切り換える切換弁を設けることで、一つの流体回路によって流体負荷を作動させるモードを複数実現させたものもある。
【0003】
例えば、特許文献1の切換弁は、第1弁座、第2弁座、第3弁座を有する弁ケースと、弁ケース内における第1弁座と第2弁座の間に回動可能に配置される主弁体と、弁ケース内における第2弁座と第3弁座の間に回動可能に配置される補助弁体と、を備えている。第1弁座には、第1ポート~第3ポートが設けられ、第2弁座には、第1連通孔および第2連通孔が設けられている。
【0004】
主弁体は、第1ポートと第2ポートを連通させる第1連通位置と、第1ポートと第3ポートを連通させる第2連通位置と、に切り換え可能である。また、補助弁体は、第2連通孔の遮断位置と開放位置とに切り換え可能である。補助弁体が開放位置にあるときには、第1連通孔および第2連通孔を介して第1ポート~第3ポートが連通するようになっている。これにより、主弁体が第1連通位置、補助弁体が遮断位置にある第1モードと、主弁体が第2連通位置、補助弁体が遮断位置にある第2モードと、主弁体が第2連通位置、補助弁体が開放位置にある第3モードと、に切り換え可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-218893号公報(第13頁、第4図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年では、1つの切換弁に多くの流体導入管および流体導出管を接続し多様な切換モードに切り換えることが求められている。しかしながら、特許文献1のような切換弁にあっては、1つの主弁体に流体導入管と流体導出管とを連通させる複数種類のポートを設けるには限界があり、多様な切換モードに対応することが困難であった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、多様な切換モードに対応可能な切換弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の切換弁は、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられた複数の流入ポートと、
前記ハウジングに設けられた複数の流出ポートと、
前記流入ポートと前記流出ポートとを連通可能な複数の貫通孔を有し前記ハウジング内に互いに相対可動可能に配置される複数の弁体と、を備え、
少なくとも1つの弁体は、一の貫通孔、一の流入ポート、または一の流出ポートから面方向に延びる連通路を有している。
これによれば、各弁体を相対回動させることで連通路に連通する貫通孔、流入ポート、流出ポートを切り換えることができるため、複数種類の流路パターンを柔軟に切り換えることができ、多様な切換モードに対応可能である。
【0009】
前記連通路は開口溝であり、該開口溝の開口は隣接する前記弁体または前記ハウジングによって閉塞されていてもよい。
これによれば、連通路を簡素な構造にできる。
【0010】
前記連通路は、前記一の貫通孔、前記一の流入ポート、または前記一の流出ポートから前記弁体の内径側に延びていてもよい。
これによれば、より多様な流路パターンを構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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