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公開番号
2025014086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-29
出願番号
2021201138
出願日
2021-12-10
発明の名称
安定化5-アミノレブリン酸組成物
出願人
KIYAN PHARMA株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C07C
227/44 20060101AFI20250122BHJP(有機化学)
要約
【課題】5-ALA化合物の組成物であって、水と共存させても高い5-ALA化合物の安定性を発揮する組成物を提供すること。
【解決手段】5-アミノレブリン酸(5-ALA)、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物、水性媒体、及びデキストリン類を含有する、安定化組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
5-アミノレブリン酸(5-ALA)、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物、水性媒体、及びデキストリン類を含有する、安定化組成物。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
酸性を呈する、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記5-ALA化合物に対する、前記水性媒体の含有量が、質量比で45~90である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
賦形剤を更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
請求項4に記載の組成物の加熱処理物。
【請求項6】
デキストリン類からなる、5-アミノレブリン酸(5-ALA)、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物同士の反応防止剤。
【請求項7】
5-アミノレブリン酸(5-ALA)、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物と、水性媒体に、デキストリン類を含有させる、安定化組成物の製造方法。
【請求項8】
5-アミノレブリン酸(5-ALA)、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物と、水性媒体に、デキストリン類を含有させる、5-ALA化合物同士の反応防止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、安定化5-アミノレブリン酸組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
5-アミノレブリン酸(「5-ALA」とも呼ばれる。)は、天然アミノ酸の一種であり、プロトポルフィリンIX及びヘムの原料であること等が知られ、幅広い利用が期待されている。しかし、5-アミノレブリン酸は安定性が低いことも知られており、いくつかの利用条件に合わせて5-アミノレブリン酸を安定化する方法が検討されている。
【0003】
例えば、引用文献1には、5-アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩、及び油脂類を固形肥料中に実質的に均一に含有する固形肥料が開示されている。同文献にはまた、組成物中の5-アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩の保存安定性を十分に確保することができると記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-189469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
5-アミノレブリン酸はアミノ酸の一種であることから、還元糖と共に加熱されることでメイラード反応を生じ変性することが知られていた。しかし、本発明者らは、5-アミノレブリン酸は、還元糖が不存在の状態でも水と共存する場合に特に不安定化し、経時的に5-アミノレブリン酸の量が減少してしまうことがあるとの新規知見を得た。
【0006】
そこで、本発明は、5-ALA、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物の組成物であって、水と共存させても高い5-ALA化合物の安定性を発揮する組成物を提供することを目的とする。また、5-ALA化合物の不安定化を防止することのできる剤、5-ALA化合物が安定化された組成物の製造法及び5-ALA化合物の安定化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、5-アミノレブリン酸(5-ALA)、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる5-ALA化合物、水性媒体、及びデキストリン類を含有する、安定化組成物を提供する。なお、「デキストリン類」の定義については後述する。
【0008】
本発明の安定化組成物は、デキストリン類を含有するため、5-ALA化合物と水性媒体とが共存するにもかかわらず、高い5-ALA化合物の安定性を発揮する。
【0009】
上記組成物は、酸性を呈するものであることが好ましい。この場合、5-ALA化合物の安定性が更に優れる。
【0010】
5-ALA化合物に対する、水性媒体の含有量は、質量比で45~90であってもよい。このように、5-ALA化合物の含有量に対する水性媒体の含有量が多い場合であっても、上記組成物は5-ALA化合物の安定性に優れる。
(【0011】以降は省略されています)
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