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公開番号
2025014011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024189522,2020191532
出願日
2024-10-29,2020-11-18
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社三共
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250121BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】演出間の関連性を高めて演出効果を向上する。
【解決手段】発光手段を備え、有利状態に制御されることを報知可能な特定演出、有利結果が報知される場合に実行される特別演出、特別演出の後に実行される事後演出を実行する。特定演出として、特定キャラクタを表示する第1特定演出、特殊キャラクタを表示する第2特定演出、キャラクタを表示しない第3特定演を実行する。事後演出として、特定キャラクタを表示する第1事後演出、特殊キャラクタを表示する第2事後演出、第3特定演出に関連した演出態様の第3事後演出を実行する。事後演出において発光手段を発光させることが可能である。
【選択図】図13-6
特許請求の範囲
【請求項1】
演出識別情報の可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
発光手段と、
有利結果を報知することにより前記有利状態に制御されることを報知可能な特定演出と、前記特定演出により前記有利結果が報知される場合に実行される特別演出と、該特定演出により前記有利結果が報知される場合に実行される特別演出の後に実行される事後演出と、を実行可能な演出実行手段と、
可変表示中の所定タイミングにおいて所定演出識別情報を一旦仮停止させた後に可変表示を再開する所定演出を実行可能な所定演出実行手段と、
前記所定演出識別情報が仮停止することを示唆する示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
前記所定演出識別情報が仮停止したことを報知する報知演出を実行可能な報知演出実行手段と、を備え、
前記有利状態は、第1有利状態と、該第1有利状態よりも遊技者にとって有利な第2有利状態と、を含み、
前記演出実行手段は、
前記特定演出として、特定キャラクタを表示する第1特定演出と、特殊キャラクタを表示する第2特定演出と、前記特定キャラクタと前記特殊キャラクタとのいずれも表示しない第3特定演出と、を実行可能であり、
前記事後演出として、前記第1特定演出において前記特別演出を実行した後に前記特定キャラクタを表示する第1事後演出を実行可能であり、
前記事後演出として、前記第2特定演出において前記特別演出を実行した後に前記特殊キャラクタを表示する第2事後演出を実行可能であり、
前記事後演出として、前記第3特定演出において前記特別演出を実行した後に該第3特定演出に関連した演出態様であって前記特定キャラクタと前記特殊キャラクタとのいずれも表示しない第3事後演出を実行可能であり、
前記事後演出において前記発光手段を発光させることが可能であり、
前記事後演出を、第1条件が成立した場合と、該第1条件よりも遊技者にとって有利である第2条件が成立した場合と、で実行可能であり、
前記第1事後演出を前記第2条件が成立した場合に実行するときにおいて、前記第2事後演出を前記第2条件が成立した場合に実行するときと共通の特定発光パターンにより前記発光体を発光させることが可能であり、
前記第3事後演出を前記第2条件が成立した場合に実行するときにおいて、前記特定発光パターンとは異なる発光パターンにより前記発光体を発光させることが可能であり、
前記第2有利状態に制御される割合は、前記第1特定演出と前記第2特定演出と前記第3特定演出のいずれが実行されるかによって異なり、
前記示唆演出実行手段は、前記示唆演出として、効果表示の表示によって、前記所定演出識別情報とは異なる演出識別情報の視認性を第1低視認状態に一旦低下させる演出を実行可能である、
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 9,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機等において、例えば、通常大当りが発生した後に、通常の遊技状態に制御され、大当りとすることが決定される確率が1/300程度に設定され、実行された特図ゲームの回数が1000回に達しても大当りが発生しないときには、遊技状態が天井確変状態に制御され、大当りとすることが決定される確率が1/100程度に高められたもの等があった。また、通常の遊技状態で1000ゲーム大当りが生じなかったときに、天井確変状態の代わりに時短状態を発生させてもよいことが開示されている。また、特許文献2に示すように、従来の遊技機には、装飾図柄(演出識別情報)の可変表示を実行可能であるとともに、該装飾図柄の可変表示中に擬似連図柄(特定演出識別情報)の仮停止と再可変表示とを含む擬似連演出(特定演出)を実行可能なものがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-95449号公報
特開2016-131876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および特許文献2の双方の機能や構成を有する遊技機において、商品性を高める余地があった。
【0005】
この発明は、上記の実状に鑑みてなされたものであり、商品性を高めた遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の遊技機は、
演出識別情報の可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
発光手段と、
有利結果を報知することにより前記有利状態に制御されることを報知可能な特定演出と、前記特定演出により前記有利結果が報知される場合に実行される特別演出と、該特定演出により前記有利結果が報知される場合に実行される特別演出の後に実行される事後演出と、を実行可能な演出実行手段と、
可変表示中の所定タイミングにおいて所定演出識別情報を一旦仮停止させた後に可変表示を再開する所定演出を実行可能な所定演出実行手段と、
前記所定演出識別情報が仮停止することを示唆する示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
前記所定演出識別情報が仮停止したことを報知する報知演出を実行可能な報知演出実行手段と、を備え、
前記有利状態は、第1有利状態と、該第1有利状態よりも遊技者にとって有利な第2有利状態と、を含み、
前記演出実行手段は、
前記特定演出として、特定キャラクタを表示する第1特定演出と、特殊キャラクタを表示する第2特定演出と、前記特定キャラクタと前記特殊キャラクタとのいずれも表示しない第3特定演出と、を実行可能であり、
前記事後演出として、前記第1特定演出において前記特別演出を実行した後に前記特定キャラクタを表示する第1事後演出を実行可能であり、
前記事後演出として、前記第2特定演出において前記特別演出を実行した後に前記特殊キャラクタを表示する第2事後演出を実行可能であり、
前記事後演出として、前記第3特定演出において前記特別演出を実行した後に該第3特定演出に関連した演出態様であって前記特定キャラクタと前記特殊キャラクタとのいずれも表示しない第3事後演出を実行可能であり、
前記事後演出において前記発光手段を発光させることが可能であり、
前記事後演出を、第1条件が成立した場合と、該第1条件よりも遊技者にとって有利である第2条件が成立した場合と、で実行可能であり、
前記第1事後演出を前記第2条件が成立した場合に実行するときにおいて、前記第2事後演出を前記第2条件が成立した場合に実行するときと共通の特定発光パターンにより前記発光体を発光させることが可能であり、
前記第3事後演出を前記第2条件が成立した場合に実行するときにおいて、前記特定発光パターンとは異なる発光パターンにより前記発光体を発光させることが可能であり、
前記第2有利状態に制御される割合は、前記第1特定演出と前記第2特定演出と前記第3特定演出のいずれが実行されるかによって異なり、
前記示唆演出実行手段は、前記示唆演出として、効果表示の表示によって、前記所定演出識別情報とは異なる演出識別情報の視認性を第1低視認状態に一旦低下させる演出を実行可能である、
ことを特徴としている。
さらに、他の態様に係る遊技機は、
複数種類の演出識別情報の可変表示を行って表示結果を導出表示し、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
非特別状態と該非特別状態よりも前記始動条件が成立しやすい特別状態とに制御可能な状態制御手段と、
識別情報の可変表示に関する情報を保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
前記有利状態に制御することを決定可能な決定手段と、
遊技に関する情報を送信可能な情報送信手段と、
前記情報送信手段から受信した情報に基づいて、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶について前記有利状態に制御されることを示唆する先読み予告演出を含む演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記非特別状態における演出識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの所定タイミングにおいて、表示手段の特定表示領域に特定演出識別情報を一旦仮停止させた後に可変表示を再開する再可変表示を実行可能であり、
前記再可変表示を実行する場合、前記特定演出識別情報とは異なる演出識別情報であって表示手段の特定表示領域とは異なる表示領域に表示された所定演出識別情報の視認性を前記効果表示により第1低視認状態に一旦低下させた後に、該第1低視認状態よりも更に視認性が低い第2低視認状態に低下させ、その後、前記特定演出識別情報が表示された状態で、前記所定演出識別情報を視認不能とすることで前記再可変表示が実行されることを報知し、
前記再可変表示を実行しない場合、前記特定演出識別情報とは異なる演出識別情報であって表示手段の特定表示領域とは異なる表示領域に表示された前記所定演出識別情報の視認性を前記効果表示により前記第1低視認状態に一旦低下させた後に、該第1低視認状態よりも更に視認性が低い前記第2低視認状態に低下させ、その後、前記特定演出識別情報を表示させずに、前記所定タイミングを過ぎた後の所定期間は前記効果表示を継続して表示することで前記再可変表示が実行されないことを示唆し、
前記特別状態は、前記非特別状態から制御された前記有利状態が終了したときに制御される第1特別状態と、所定回数の可変表示が実行されたことを条件に制御される第2特別状態と、を含み、
前記演出実行手段は、複数種類の先読み予告演出パターンのうちから1の先読み予告演出パターンを決定可能であり、
前記決定手段によって前記有利状態に制御することが決定されない可変表示である場合に前記演出実行手段が前記第2特別状態において決定可能な先読み予告演出パターンの数は、前記第1特別状態において決定可能な先読み予告演出パターンの数よりも少なく、
前記第2特別状態において前記決定手段によって前記有利状態に制御することが決定されない可変表示である場合に前記先読み予告演出が実行される割合は、前記第1特別状態において前記決定手段によって前記有利状態に制御することが決定されない可変表示である場合に前記先読み予告演出が実行される割合よりも低い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定回数の可変表示を経て制御された第2特別状態では、有利状態に制御されない期間が長く続いたことを考慮して、有利状態に制御することが決定されない可変表示は、可変表示パターンの種類が少ないとともに可変表示期間の平均期間が短くなることで、他の状態よりも可変表示の消化速度が高まるため、好適な第2特別状態を提供することができるとともに、仮停止することに対する遊技者の期待感を高めることができるとともに、仮停止したことに対する高揚感を高めることができるとともに、仮停止しない場合に、仮停止の所定タイミング後においても効果表示が継続表示されていることで、仮停止しなかったことを遊技者が認識し易くなるとともに、仮停止しなかったことに対する遊技者の落胆感を和らげることができるようになるので、遊技興趣を向上させることができるので、商品性を高めることができる。
【0007】
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。
この実施の形態におけるパチンコ遊技機の背面斜視図である。
パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
表示結果判定テーブルを示す説明図である。
通常状態または時短状態での第1特図の可変表示における大当りの数値範囲と時短付きはずれの数値範囲を示す図である。
演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特徴部069SGにおけるパチンコ遊技機を示す正面図である。
特徴部069SGにおけるパチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。
(A)は各乱数を示す説明図であり、(B)は表示結果判定テーブルを示す説明図であり、(C1)及び(C2)は大当り種別判定テーブルを示す説明図であり、(D)は各種大当りの内容を示す説明図である。
移行契機毎の時短回数決定テーブルを示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
演出制御コマンドを例示する図である。
遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。
状態遷移を説明するための状態遷移図である。
遊タイム(救済時短)を説明するための説明図である。
同じく遊タイム(救済時短)を説明するための説明図である。
同じく遊タイム(救済時短)を説明するための説明図である。
(A)はバトルラッシュに関する演出態様の具体例を示す説明図であり、(B)は遊タイムに関する演出態様の具体例を示す説明図である。
極・バトルラッシュに関する演出態様の具体例を示す説明図である。
可変表示回数表示と特別回数表示とに関する演出態様の具体例を示す説明図である。
RAMクリア後に救済時短到達する場合に関する演出の実行タイミングを示すタイムチャートである。
RAMクリア後に救済時短到達する場合に関する演出態様の具体例を示す説明図である。
(A)は大当り後、900回の可変表示で救済時短到達する場合に関する演出の実行タイミングを示すタイムチャート、(B)は時短突入演出Bの変形例を示すタイムチャートである。
大当り後、900回の可変表示で救済時短到達する場合に関する演出態様の具体例を示す説明図である。
救済時短に到達したときに保留記憶数が0の場合の演出動作例を示す説明図である。
救済時短に到達したときに保留記憶数が1以上である場合の演出動作例を示す説明図である。
客待ち画面に関する演出態様の具体例を示す説明図である。
特徴部069SG変形例1としての客待ち画面への移行に関する演出動作例を示す図である。
特徴部069SG変形例1としての客待ち画面への移行に関する演出動作例の変形例を示す図である。
特徴部069SG変形例2としての遊技制御用タイマ割込み処理を示すフローチャートである。
特徴部069SG変形例2としての特別図柄停止処理を示すフローチャートである。
特徴部069SG変形例2としての特別図柄停止処理を示すフローチャートである。
特徴部069SG変形例2としての表示処理を示すフローチャートである。
特徴部069SG変形例3を示す図である。
各種演出の内容を説明するための図である。
カウントダウン予告の演出動作例を示す図である。
同じく、カウントダウン予告の演出動作例を示す図である。
保留変化予告の演出動作例を示す図である。
図柄チャンス目予告の演出動作例を示す図である。
エフェクト表示予告の演出動作例を示す図である。
(A)~(D)は先読み予告種別決定テーブルを示す図である。
(A)~(F)は先読み予告演出パターン決定テーブルを示す図である。
可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。
可変表示中演出処理の一例を示すフローチャートである。
(A)はリーチ予告実行決定テーブル、(B)~(E)はボタン予告演出パターン決定テーブルを示す図である。
(A)~(D)はキャラクタ予告パターン決定テーブルを示す図である。
(A)~(D)は可動体動作パターン決定テーブルを示す図である。
(A)~(D)は可動体予告パターン決定テーブルを示す図である。
(A)~(C)は遊技状態別の各種動作例を説明するための図である。
(A)は確変状態、時短状態Aのはずれ短縮非リーチ変動パターン、(B)は時短状態Bのはずれ短縮非リーチ変動パターンにおける図柄の可変表示態様を示すタイミングチャートである。
確変状態、時短状態Aの短縮非リーチはずれ変動パターンの演出動作例である。
確変状態、時短状態Aの短縮非リーチはずれ変動パターンの演出動作例である。
時短状態Bの短縮非リーチはずれ変動パターンの演出動作例である。
SPリーチE、SPリーチDの演出動作例である。
非リーチはずれ変動パターンの演出動作例を比較する図である。
非リーチはずれ変動パターンの演出動作例を比較する図である。
スーパーリーチ変動パターンの演出動作例を比較する図である。
スーパーリーチ変動パターンの演出動作例を比較する図である。
スーパーリーチ変動パターンの演出動作例を比較する図である。
(A)~(C)はSPリーチE、C、Dにおける制御動作例を示すタイミングチャートである。
スーパーリーチと非リーチはずれとを比較する図である。
(A)~(C)は突入導入演出、(D)は時短突入演出Aの演出動作例を示す図である。
(A1)~(A4)は確変突入演出、(B1)~(B4)は時短突入演出Bの演出動作例を示す図である。
特徴部069SGにおける実施の形態2としての変動パターン判定テーブルの具体例を示す説明図である。
特徴部069SGにおける実施の形態2としての可変表示開始設定処理の一部を示す図である。
可変表示演出パターン決定テーブルを示す図である。
SPリーチDの演出動作例である。
遊技状態別の特徴を説明するための図である。
特徴部099SGにおいて、(A)は各乱数を示す説明図であり、(B1)、(B2)は大当り種別判定テーブルを示す説明図であり、(C)は大当り種別の説明図である。
(A)、(B)は普通図柄当り判定テーブルを示す説明図であり、(C)は普通図柄の可変表示時間の説明図であり、(D)は普通図柄当り時の第2始動入賞口開放時間の説明図である。
可変表示結果に応じた変動パターンの説明図である。
遊技制御用データ保持エリアの説明図である。
通常状態における変動パターン判定テーブルの説明図である。
確変状態における変動パターン判定テーブルの説明図である。
確変状態における変動パターン判定テーブルの説明図である。
時短状態Aにおける変動パターン判定テーブルの説明図である。
時短状態Aにおける変動パターン判定テーブルの説明図である。
時短状態Bにおける変動パターン判定テーブルの説明図である。
時短状態Bにおける変動パターン判定テーブルの説明図である。
始動入賞口への入賞確率及び入賞間隔の説明図である。
期間値α、β、γの説明図である。
期間値α’、β’、γ’の説明図である。
期間値δ、ε、ζの説明図である。
期間値δ’、ε’、ζ’の説明図である。
期間値η、θ、ιの説明図である。
期間値η’、θ’、ι’の説明図である。
期間値κ、λ、μの説明図である。
期間値κ’、λ’、μ’の説明図である。
期間値ν、ξ、πの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る遊技機を実施するための形態を図面に基づいて以下に説明する。
【0010】
(特徴部069SG形態)
(SG2020-069)形態1-1の遊技機は、
始動条件が成立したこと(例えば、遊技球の始動入賞口への入賞)にもとづいて可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
非特別状態と該非特別状態よりも前記始動条件が成立しやすい特別状態とに制御可能な状態制御手段(例えば、CPU103が、通常状態と、特別図柄(特に第2特別図柄)の変動効率が向上する時短制御を実行する時短状態Aと、確変状態と、時短状態Bとに制御可能な部分)と、
前記有利状態に制御することを決定可能な決定手段(例えば、CPU103が特別図柄通常処理におけるステップ069SGS62にて大当り判定処理を実行する部分)と、
前記決定手段の決定結果にもとづいて、可変表示期間が異なる複数種類の可変表示パターンのうちから1の可変表示パターンを決定可能な可変表示パターン決定手段(例えば、CPU103が、ステップ069SGS111の変動パターン設定処理にて、可変表示結果に基づいて複数種類の変動パターンのうちからいずれかを決定する部分)と、
を備え、
前記特別状態は、前記非特別状態(例えば、通常状態)から制御された前記有利状態が終了したときに制御される第1特別状態(例えば、時短状態A)と、所定回数(例えば、900回)の可変表示が実行されたことを条件に制御される第2特別状態(例えば、時短状態B)と、を含み、
前記決定手段によって前記有利状態に制御することが決定されない可変表示である場合に前記可変表示パターン決定手段が前記第2特別状態において決定可能な可変表示パターンの数は、前記第1特別状態において決定可能な可変表示パターンの数よりも少なく(例えば、可変表示結果が「はずれ」である場合にCPU103が「時短状態B」において決定可能なはずれ変動パターンの数(例えば、2個)は、「時短状態A」において決定可能な可変表示パターンの数(例えば、3個)よりも少ないとともに、「確変状態」において決定可能なはずれ変動パターンの数(例えば、4個)よりも少ない部分)、
前記決定手段によって前記有利状態に制御することが決定されない可変表示である場合に前記可変表示パターン決定手段が前記第2特別状態において決定する可変表示パターンの可変表示期間の平均期間は、前記第1特別状態において決定する可変表示パターンの可変表示期間の平均期間よりも短い(例えば、可変表示結果が「はずれ」である場合にCPU103が「時短状態B」において決定するはずれ変動パターンの可変表示時間の平均時間(例えば、約2.2秒)は、「時短状態A」において決定するはずれ変動パターンの可変表示時間の平均時間(例えば、約5.58秒)よりも少ないとともに、「確変状態」において決定するはずれ変動パターンの可変表示時間の平均時間(例えば、約4.83秒)よりも少ない部分。図11-50参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定回数の可変表示を経て制御された第2特別状態では、有利状態に制御されない期間が長く続いたことを考慮して、有利状態に制御することが決定されない可変表示は、可変表示パターンの種類が少ないとともに可変表示期間の平均期間が短くなることで、他の状態よりも可変表示の消化速度が高まるため、好適な第2特別状態を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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