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公開番号2025013496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024193730,2023182702
出願日2024-11-05,2019-05-24
発明の名称情報提供方法
出願人パナソニックホールディングス株式会社
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】配送員が複数の目的地に複数の荷物を徒歩で配送する場面において荷物を効率良く配送できると共に配送員の肉体的な負荷の軽減を図る。
【解決手段】複数の荷物の各々の大きさ又は重量を示す第1荷物情報、及び複数の第1配送経路を示す第1配送経路情報をメモリから取得し(S1)、前記複数の第1配送経路のそれぞれは、配達開始場所から開始し、前記複数の荷物が配送されるべき複数の目的地を経由し、前記配達開始場所で終わり、第1荷物情報、及び第1配送経路情報に基づいて、複数の第1配送経路の各々の評価値を算出し(S2)、算出した複数の評価値に基づいて、複数の第1配送経路の中から最適な第1配送経路を特定し(S3)、特定した第1配送経路を示す情報を情報端末に出力し(S4)、特定した第1配送経路が情報端末のディスプレイに表示され、配送員は前記特定した第1配送経路に沿って前記複数の目的地に前記複数の荷物を配送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報提供システムのコンピュータが、
複数の荷物を配送車で配送する配送員に関する情報を取得し、
前記複数の荷物が配送されるべき複数の目的地を含む第1配送経路情報を取得し、
前記第1配送経路情報に基づいて算出される評価値から前記複数の目的地を経由する第1配送経路を特定し、
前記特定した第1配送経路を示す情報を前記配送員に利用される第1情報端末に出力し、
前記第1配送経路情報は、前記第1配送経路の道路状況に基づいて前記評価値を算出する、
情報提供方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報提供方法であって、
前記評価値は、前記配送員に関する情報に基づいて、上限評価値が設定されており、前記上限評価値より小さい評価値となる前記複数の目的地を経由する第1配送経路を特定する、
情報提供方法。
【請求項3】
請求項1記載の情報提供方法であって、
前記特定した第1配送経路は、前記第1情報端末のディスプレイに表示される、
情報提供方法。
【請求項4】
請求項1記載の情報提供方法であって、
前記第1配送経路は、配達開始場所から開始し、前記複数の荷物が配送されるべき複数の目的地を経由し、前記配達開始場所で終わる、
情報提供方法。
【請求項5】
請求項4記載の情報提供方法であって、前記配達開始場所は、前記配送員が前記配送車を停止させる場所であり、前記第1配送経路は、前記配送車を停止させる場所から開始し、前記配送員が徒歩で前記複数の目的地を経由し、前記配送車を停止させる場所で終わる、
情報提供方法。
【請求項6】
請求項1記載の情報提供方法であって、
前記第1配送経路情報は、前記第1配送経路の道路状況と、前記第1配送経路の距離とに基づいて前記評価値を算出し、
前記第1配送経路の道路状況は、前記第1配送経路の高度差であり、
前記高度差が昇り方向に増大するにつれて評価値が高くなるように算出される、
情報提供方法。
【請求項7】
請求項1記載の情報提供方法であって、
前記第1配送経路を特定することは、
第1荷物情報、及び前記第1配送経路情報に基づいて、前記第1配送経路の評価値を算出し、算出された前記評価値が上限評価値以上である場合、前記評価値が前記上限評価値よりも小さくなるように前記複数の目的地のうちの少なくとも1つの目的地を削除することを含む、
情報提供方法。
【請求項8】
請求項7記載の情報提供方法であって、
前記第1配送経路情報は、前記第1配送経路の道路状況と、前記第1配送経路の距離とに基づいて前記評価値を算出し、
天候に応じた配送経路の上限距離をメモリから取得することを含み、
前記第1配送経路の距離は、前記天候に応じた上限距離になるように設定される、
情報提供方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配送員が複数の配送先に複数の荷物を配送する際の最適な配送経路を配送員に提示する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、配送車で荷物を搬送する配送員の安全且つ円滑な業務遂行を支援する技術が開示されている。具体的には、特許文献1には、配送員が過去に危険な思いを経験した位置情報を含む運転注意地点情報に基づいて、配送員が注意を払うべき配送ルート上の地点に具体的な注意内容を表示した地図画面を作成し、配送員に提示する技術が開示されている。
【0003】
特許文献2には、配送車による配送業務において、配送員に対して各配送先の各顧客に対応した具体的な配送車の停車位置を優先順位付きで提示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-352599号公報
特開2001-76285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記文献はいずれも配送員が配送車から降りて徒歩で荷物を配送する場面及びこの場面における配送員の肉体的な負荷が何ら考慮されていないので、この点改善の必要がある。
【0006】
本開示は、配送員が複数の目的地に複数の荷物を徒歩で配送する場面において荷物を効率良く配送できると共に配送員の肉体的な負荷の軽減を図ることができる配送経路を正確に算出する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る情報提供方法は、情報提供システムのコンピュータが、
複数の荷物の各々の大きさ又は重量を示す第1荷物情報、及び複数の第1配送経路を示す第1配送経路情報をメモリから取得し、前記複数の第1配送経路のそれぞれは、配達開始場所から開始し、前記複数の荷物が配送されるべき複数の目的地を経由し、前記配達開始場所で終わり、
前記第1荷物情報、及び前記第1配送経路情報に基づいて、前記複数の第1配送経路の各々の評価値を算出し、
前記算出した複数の評価値に基づいて、前記複数の第1配送経路の中から最適な第1配送経路を特定し、
前記特定した第1配送経路を示す情報を第1情報端末に出力し、
前記特定した第1配送経路が前記第1情報端末のディスプレイに表示され、配送員は前記特定した第1配送経路に沿って前記複数の目的地に前記複数の荷物を配送する。
【0008】
尚、この包括的又は具体的な態様は、装置、システム、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能な記録媒体で実現されてもよく、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えばCD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の不揮発性の記録媒体を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、配送員が複数の目的地に複数の荷物を徒歩で配送する場面において、荷物を効率良く配送できると共に配送員の肉体的な負荷の軽減を図ることができる配送経路を算出することができる。
【0010】
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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