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公開番号2025012310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115053
出願日2023-07-13
発明の名称監視システム、制御方法、及び、プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーが自身の所有物から離れてしまった場合にユーザーの所有物から機密情報が漏れてしまう可能性を低減する。
【解決手段】監視システム1は、所定の撮影範囲内に存在するユーザーと、ユーザーの所有物とを撮像する撮像部6と、撮像部6によって撮像される画像に基づき、ユーザーの所有物からユーザーが離れたことを検知する第1検知部31と、ユーザーの所有物にユーザーとは異なる別の人物が近づいたことを検知する第2検知部32と、第1検知部31によって所有物からユーザーが離れたことが検知され、且つ、第2検知部32によって所有物に別の人物が近づいたことが検知されたとき、ユーザーに対して通知を行う通知部33と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の撮影範囲内に存在するユーザーと、前記ユーザーの所有物とを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記所有物から前記ユーザーが離れたことを検知する第1検知部と、
前記所有物に前記ユーザーとは異なる別の人物が近づいたことを検知する第2検知部と、
前記第1検知部によって前記所有物から前記ユーザーが離れたことが検知され、且つ、前記第2検知部によって前記所有物に別の人物が近づいたことが検知されたとき、前記ユーザーに対して通知を行う通知部と、
を備えることを特徴とする監視システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
所定の撮影範囲内に存在するユーザーと、前記ユーザーの所有物とを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記所有物から前記ユーザーが離れたことを検知する第1検知部と、
前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記撮影範囲内において前記所有物が移動したことを検知する第2検知部と、
前記第1検知部によって前記所有物から前記ユーザーが離れたことが検知され、且つ、前記第2検知部によって前記所有物が移動したことが検知されたとき、前記ユーザーに対して通知を行う通知部と、
を備えることを特徴とする監視システム。
【請求項3】
前記ユーザーが所持する携帯端末に関する端末情報を取得する取得部、
を更に備え、
前記通知部は、前記端末情報に基づき、前記携帯端末に対して通知を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の監視システム。
【請求項4】
前記通知部は、前記携帯端末に対して通知を送信するとき、前記撮像部によって撮像された画像を前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項3に記載の監視システム。
【請求項5】
前記通知部は、前記第2検知部による検知がなされる直前の画像を前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項4に記載の監視システム。
【請求項6】
前記ユーザーを登録する登録部と、
前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記登録部によって登録された前記ユーザーと、前記ユーザーの所有物とを相互に関連付けて管理する所有物管理部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の監視システム。
【請求項7】
前記登録部は、前記ユーザーを登録する際、少なくとも前記ユーザーの顔画像を登録することを特徴とする請求項6に記載の監視システム。
【請求項8】
前記第2検知部は、前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記所有物に対して前記ユーザーとは異なる別の人物が近づいたことを検知することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
【請求項9】
前記第2検知部は、前記撮像部によって撮像される画像から前記所有物が消失した場合に、前記所有物が移動したことを検知することを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
【請求項10】
前記撮影範囲内に存在する前記所有物の種類を特定する特定部と、
前記所有物の種類に基づき、前記所有物が機密情報を含む物品であるか否かを判断する判断部と、
を備え、
前記通知部は、前記判断部によって前記所有物が機密情報を含む物品であると判断されることを条件として、前記ユーザーに対する通知を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の監視システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視システム、制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、コワーキングスペースなどを利用してテレワークを行うユーザーが増えてきている。しかし、コワーキングスペースには、ユーザーと同じ会社の人物だけがいるとは限らず、他の会社の人物がいる可能性もある。そのような状況において、例えばユーザーがテレワークの途中でデスク上に自身の所有物を放置したまま離席した場合、別の人物によってユーザーの所有物が閲覧され、機密情報が漏れてしまう可能性がある。
【0003】
従来、荷物と、荷物の持ち主とを紐付けておくことで持ち主が荷物を忘れた場合に、通知を行う装置が提案されている(例えば特許文献1)。この従来技術は、持ち主が荷物を乗物内に置いたことをセンサで検出し、全方位カメラが撮影した映像データとセンサデータとに基づいて、荷物が網棚に置かれたと判定する。そして従来技術は、荷物と、持ち主とを紐づけ、荷物と持ち主との相対的な位置関係に基づいて、荷物の位置が変わらない状態で、荷物と持ち主との距離が所定の閾値以上となった場合、忘れ物であると判定し、忘れ物であることを通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-166058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の従来技術は忘れ物を防止することができる。しかし、特許文献1の従来技術を適用したとしても、コワーキングスペースなどにおいてユーザーがテレワークの途中でデスク上に自身の所有物を放置したまま離席した場合に、機密情報が漏れてしまう可能性を低減することができない。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するため、ユーザーが自身の所有物から離れてしまった場合に機密情報が漏れてしまう可能性を低減できるようにした監視システム、制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、監視システムであって、所定の撮影範囲内に存在するユーザーと、前記ユーザーの所有物とを撮像する撮像部と、前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記所有物から前記ユーザーが離れたことを検知する第1検知部と、前記所有物に前記ユーザーとは異なる別の人物が近づいたことを検知する第2検知部と、前記第1検知部によって前記所有物から前記ユーザーが離れたことが検知され、且つ、前記第2検知部によって前記所有物に別の人物が近づいたことが検知されたとき、前記ユーザーに対して通知を行う通知部と、を備えることを特徴とする構成である。
【0008】
請求項2に係る発明は、監視システムであって、所定の撮影範囲内に存在するユーザーと、前記ユーザーの所有物とを撮像する撮像部と、前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記所有物から前記ユーザーが離れたことを検知する第1検知部と、前記撮像部によって撮像される画像に基づき、前記撮影範囲内において前記所有物が移動したことを検知する第2検知部と、前記第1検知部によって前記所有物から前記ユーザーが離れたことが検知され、且つ、前記第2検知部によって前記所有物が移動したことが検知されたとき、前記ユーザーに対して通知を行う通知部と、を備えることを特徴とする構成である。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2の監視システムにおいて、前記ユーザーが所持する携帯端末に関する端末情報を取得する取得部、を更に備え、前記通知部は、前記端末情報に基づき、前記携帯端末に対して通知を送信することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項3の監視システムにおいて、前記通知部は、前記携帯端末に対して通知を送信するとき、前記撮像部によって撮像された画像を前記携帯端末へ送信することを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)

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