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公開番号
2025012288
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115022
出願日
2023-07-13
発明の名称
乗客コンベア
出願人
東芝エレベータ株式会社
代理人
弁理士法人蔦田特許事務所
主分類
B66B
31/02 20060101AFI20250117BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】手摺りにつかまる抵抗感を減らし、乗客が手摺りをつかみやすくなる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】本発明の乗客コンベアは、トラス2内を循環移動する複数のステップ30と、ステップ30の両側に設けられた一対の欄干13と、ステップ30の循環移動に同期して欄干13の周囲を移動する手摺ベルト15と、帰路を移動する手摺ベルト15を加熱する加熱装置52と、帰路を移動する手摺ベルトを除菌する除菌装置53とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
トラス内を循環移動する複数のステップと、前記ステップの両側に設けられた一対の欄干と、前記ステップの循環移動に同期して前記欄干の上部を往路、前記欄干の下方を帰路にして循環移動する手摺ベルトと、前記帰路を移動する前記手摺ベルトを加熱する加熱装置と、帰路を移動する前記手摺ベルトを除菌する除菌装置とを備える、乗客コンベア。
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【請求項2】
前記加熱装置は、帰路を移動する前記手摺ベルトの下面、側面及び上面を覆うカバー内部に設けられ、前記手摺ベルトを加熱する、請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項3】
前記除菌装置も、前記カバー内部に設けられ、前記手摺ベルトを前記カバーの内部において除菌する、請求項2に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
前記ステップが水平方向へ移動する水平部と、水平方向に対して所定の傾斜角度で前記ステップが直線移動する中間傾斜部とを備え、
前記加熱装置が、前記中間傾斜部に設けられ、水平方向に対して所定の傾斜角度で直線移動する前記手摺ベルトを加熱する、請求項1に記載の乗客コンベア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乗客コンベアに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアでは、冬などにおいて設置雰囲気の気温が低くなると手摺りも冷たくなるので、手摺りにつかまりたがらず、衣服のポケットに手を入れて暖をとるなどしている乗客が多く見られるようになる。また、近年の感染症予防に対する関心の高まりから、不特定多数の乗客が触れる手摺りにつかまるのを避ける傾向が強まっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-215383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、手摺りにつかまる抵抗感を減らし、乗客が手摺りをつかみやすくなる乗客コンベアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る乗客コンベアは、トラス内を循環移動する複数のステップと、前記ステップの両側に設けられた一対の欄干と、前記ステップの循環移動に同期して前記欄干の周囲を移動する手摺ベルトと、帰路を移動する前記手摺ベルトを加熱する加熱装置と、帰路を移動する前記手摺ベルトを除菌する除菌装置とを備えるものである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の一実施形態の乗客コンベアを概略的に示す側面図
図1のA-A線断面図
乗客コンベアに取り付けられた処理装置の右側から見た縦断面図
本発明の一実施形態の乗客コンベアの電気構成を示すブロック
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態の乗客コンベア1について図面を参照して説明する。
【0008】
本実施形態では、乗客コンベア1として、多数のステップ30(以下、「踏段30」ということがある)が上階側の乗降口17と下階側の乗降口18との間で循環移動するエスカレータについて説明するが、本発明は、ステップが水平方向に移動する動く歩道に対しても適用することができる。
【0009】
なお、以下の説明において、トラス2の長手方向を前後方向、トラス2の幅方向を左右方向ということがある。また、前後方向や左右方向は下階から上階を見たときの方向を示し、上階側が前側、下階側が後側とする。
【0010】
(1)乗客コンベア1
図1に示すように、乗客コンベア1の枠組みである前後方向(踏段30の移動方向)に延びるトラス2が、建屋の上階と下階に跨がって支持アングル(不図示)を用いて支持されている。なお、図1では、乗客コンベア1の右側の部材を省略している。
(【0011】以降は省略されています)
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