TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025010989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023113343
出願日2023-07-10
発明の名称破袋装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B65B 69/00 20060101AFI20250116BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】袋の内容物へのダメージを抑えながら袋を破ることを安定的に行うことが可能な破袋装置を得る。
【解決手段】コンプレッサ52が空気を圧縮する。コンプレッサ52から供給された圧縮空気の圧力をレギュレータ56が調整する。ここで、コントローラ48の圧力制御部48Aは、圧縮空気の圧力が目標圧力になるようにレギュレータ56を制御する。また、温度調整部46は、コイル45への通電によって発熱し、コンプレッサ52からレギュレータ56等を介して供給された圧縮空気の温度を調整する。ここで、コントローラ48の温度制御部48Bは、圧縮空気の温度が目標温度になるように温度調整部46を制御する。レギュレータ56によって圧力が調整されかつ温度調整部46によって温度が調整された圧縮空気はノズル部44から破袋対象物100に対して噴射される(矢印A参照)。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
空気を圧縮するコンプレッサと、
前記コンプレッサから供給された圧縮空気の圧力を調整する圧力調整部と、
圧縮空気の圧力が目標圧力になるように前記圧力調整部を制御する圧力制御部と、
通電により発熱するように構成され、前記コンプレッサから供給された圧縮空気の温度を調整する温度調整部と、
圧縮空気の温度が目標温度になるように前記温度調整部を制御する温度制御部と、
前記圧力調整部によって圧力が調整されかつ前記温度調整部によって温度が調整された圧縮空気を破袋対象物に対して噴射する噴射部と、
を有する破袋装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記噴射部の噴射口と前記破袋対象物の加工点との距離を調整する距離調整機構を有する請求項1に記載の破袋装置。
【請求項3】
前記破袋対象物を搬送するコンベアと、
前記距離調整機構の一部を構成して前記噴射部と一体的に上下動可能に設けられ、前記コンベアに載せられて搬送される前記破袋対象物の上面を回転しながら当該上面の形状に追従して変位するように配置されたローラと、
を有する請求項2に記載の破袋装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、破袋装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、容器包装分離装置が開示されている。簡単に説明すると、この装置では、ごみの入った袋に向かって高温流体を噴射することで袋を溶断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-7663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この先行技術では、袋の内容物へのダメージを抑えながら袋を破ることを安定的に行うという点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、袋の内容物へのダメージを抑えながら袋を破ることを安定的に行うことが可能な破袋装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る破袋装置は、空気を圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサから供給された圧縮空気の圧力を調整する圧力調整部と、圧縮空気の圧力が目標圧力になるように前記圧力調整部を制御する圧力制御部と、通電により発熱するように構成され、前記コンプレッサから供給された圧縮空気の温度を調整する温度調整部と、圧縮空気の温度が目標温度になるように前記温度調整部を制御する温度制御部と、前記圧力調整部によって圧力が調整されかつ前記温度調整部によって温度が調整された圧縮空気を破袋対象物に対して噴射する噴射部と、を有する。
【0007】
第1の態様に係る破袋装置によれば、コンプレッサが空気を圧縮する。コンプレッサから供給された圧縮空気の圧力を圧力調整部が調整し、圧力制御部は、圧縮空気の圧力が目標圧力になるように圧力調整部を制御する。また、温度調整部は、通電により発熱するように構成され、コンプレッサから供給された圧縮空気の温度を調整し、温度制御部は、圧縮空気の温度が目標温度になるように温度調整部を制御する。そして、圧力調整部によって圧力が調整されかつ温度調整部によって温度が調整された圧縮空気を噴射部が破袋対象物に対して噴射する。このため、破袋対象物の内容物へのダメージを抑えつつ破袋対象物を破れるような速度及び温度の圧縮空気を破袋対象物に対して噴射することが可能になる。
【0008】
第2の態様に係る破袋装置は、第1の態様に係る破袋装置において、前記噴射部の噴射口と前記破袋対象物の加工点との距離を調整する距離調整機構を有する。
【0009】
第2の態様に係る破袋装置によれば、噴射部の噴射口と破袋対象物の加工点との距離が距離調整機構によって調整される。このため、破袋対象物に到達する時点の圧縮空気の速度及び温度のばらつきを抑えることが可能になる。
【0010】
第3の態様に係る破袋装置は、第2の態様に係る破袋装置において、前記破袋対象物を搬送するコンベアと、前記距離調整機構の一部を構成して前記噴射部と一体的に上下動可能に設けられ、前記コンベアに載せられて搬送される前記破袋対象物の上面を回転しながら当該上面の形状に追従して変位するように配置されたローラと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
3か月前
個人
包装体
3か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
容器
6日前
個人
パウチ補助具
3か月前
個人
折り畳み水槽
3か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
閉塞装置
28日前
個人
圧縮収納袋
4か月前
個人
ゴミ処理機
今日
個人
包装箱
27日前
三甲株式会社
容器
5か月前
三甲株式会社
蓋体
8日前
三甲株式会社
容器
6か月前
個人
粘着テープ切断装置
5か月前
個人
粘着テープ剥がし具
4か月前
個人
塗料容器用蓋
3か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
6か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
株式会社イシダ
包装装置
3か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
5か月前
日東精工株式会社
供給装置
6日前
株式会社デュプロ
包装装置
3か月前
日東精工株式会社
検査装置
6か月前
個人
蓋付結束バンド
5か月前
個人
ゴミ箱用ゴミ袋保持具
3か月前
株式会社シプソル
梱包装置
29日前
三甲株式会社
パレット
3か月前
個人
ソース ディスペンサー
8日前
個人
包装用台紙
2か月前
旭精工株式会社
紙幣処理装置
4か月前
個人
手荷物吊下げ器具
6か月前
個人
飲料ボトル
1か月前
株式会社イシダ
製袋包装装置
5か月前
続きを見る