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公開番号
2025010841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113100
出願日
2023-07-10
発明の名称
走行中非接触給電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60M
7/00 20060101AFI20250116BHJP(車両一般)
要約
【課題】ユーザが搭乗している車両の電欠までの残使用時間や航続距離をユーザが確認できること。
【解決手段】車両側受電装置を搭載した走行中の車両に、道路側給電装置から電力を非接触で供給する走行中非接触給電システムであって、車両との間で情報を通信可能なサーバを備え、サーバは、停電が生じた場合に、車両から、車両における電力消費状態および電力残量を取得し、停電からの復旧時間および復旧後の車両の経路における給電量を予測し、広域通信によって車両に対して復帰までの予測時間を送信し、車両は、電欠の発生を予測して、受信した予測時間に基づいて、車両の残使用時間または航続距離を出力する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
車両側受電装置を搭載した走行中の車両に、道路側給電装置から電力を非接触で供給する走行中非接触給電システムであって、
前記車両との間で情報を通信可能なサーバを備え、
前記サーバは、
停電が生じた場合に、前記車両から、前記車両における電力消費状態および電力残量を取得し、
前記停電からの復旧時間および復旧後の前記車両の経路における給電量を予測し、
広域通信によって前記車両に対して復帰までの予測時間を送信し、
前記車両は、
電欠の発生を予測して、受信した前記予測時間に基づいて、前記車両の残使用時間または航続距離を出力する
走行中非接触給電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、走行中非接触給電システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、受電装置または送電装置の異常を検知した場合、充電を一旦停止させた後、異常を検出してから第1時間が経過したら充電を再開する手続きを行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-092978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行中給電の場合、道路側から電力を車両に送電する道路側給電装置において、事故発生時や災害発生時や道路上の不具合発生時などの異常の発生時などに、道路側給電装置が停電したり、異常の発生に対応させて道路側給電装置への供給電力を停電したりすることにより、給電機能を全範囲で停止させると大規模な電欠が生じる。この場合、再開時の電欠見積りができないという問題が生じる。そのため、電欠までの走行時間である残使用時間や電欠までの走行距離である航続距離をユーザが確認することができる技術が望まれていた。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ユーザが搭乗している車両の電欠までの残使用時間や航続距離をユーザが確認できる走行中非接触給電システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る走行中非接触給電システムは、車両側受電装置を搭載した走行中の車両に、道路側給電装置から電力を非接触で供給する走行中非接触給電システムであって、前記車両との間で情報を通信可能なサーバを備え、前記サーバは、停電が生じた場合に、前記車両から、前記車両における電力消費状態および電力残量を取得し、前記停電からの復旧時間および復旧後の前記車両の経路における給電量を予測し、広域通信によって前記車両に対して復帰までの予測時間を送信し、前記車両は、電欠の発生を予測して、受信した前記予測時間に基づいて、前記車両の残使用時間または航続距離を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る走行中非接触給電システムは、ユーザが搭乗している車両の電欠までの残使用時間や航続距離をユーザが確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムを示す模式図である。
図2は、ワイヤレス電力伝送システムの全体構成を示す図である。
図3は、ワイヤレス電力伝送システムにおける広域無線通信を説明するための模式図である。
図4は、送電ECUの機能構成を説明するためのブロック図である。
図5は、車両ECUの機能構成を説明するためのブロック図である。
図6は、電力伝送プロセスを説明するための図である。
図7は、車両と供給装置との間で広域無線通信を用いた通信を実施する場合を示すシーケンス図である。
図8は、供給装置から車両への走行中給電が終了した後の動作を示すシーケンス図である。
図9は、ワイヤレス電力伝送システムにおける車両の電欠までの残使用時間または航続距離をユーザに通知する制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示に係る走行中非接触給電システムの実施形態について説明する。なお、本開示は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。まず、本開示の実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムについて具体的に説明する。
【0010】
図1は、実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムを示す模式図である。ワイヤレス電力伝送システム(Wireless Power Transfer System)1は、供給設備2と車両3とを備え、走行中の車両3に供給設備2から電力を供給する走行中非接触給電システムである。供給設備2は、走行中の車両3に非接触で電力を供給する設備である。車両3は、外部電源から供給された電力を充電可能な電動車両であり、例えば電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などである。
(【0011】以降は省略されています)
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