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公開番号2025010628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-22
出願番号2024189532,2022073563
出願日2024-10-29,2022-04-27
発明の名称容器
出願人エビス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 43/04 20060101AFI20250115BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】使い勝手を向上することができる容器を提供する。
【解決手段】容器は、容器本体と、容器本体を密閉するように容器本体に取り付け可能かつ容器本体から取り外し可能である蓋体と、容器本体および蓋体のいずれか一方に設けられ、上下方向に交差する横方向に延びる回転中心を有するヒンジ部と、容器本体と蓋体のうちヒンジ部と同じ側に設けられ、蓋体が容器本体を密閉することを許容する第1位置と、蓋体と容器本体との間に隙間を形成する第2位置との間を、ヒンジ部の回転中心を中心にして回動可能な回動部とを備える。回動部は、第1位置から第2位置に向けて一方向に回動するとき、容器本体および蓋体の他方を押すことで、蓋体を押し上げて容器本体蓋体と容器本体との間の密閉を解除し、更に一方向に回動するとき、容器本体と蓋体との間に挿入され、第2位置に位置するとき、容器本体と蓋体との間に挟まれて隙間を維持するように、構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部に開口を有する容器本体と、
前記容器本体を密閉するように前記容器本体に取り付け可能である一方で、前記容器本体から取り外し可能である蓋体と、
前記容器本体および前記蓋体のいずれか一方に設けられ、上下方向に交差する横方向に延びる回転中心を有するヒンジ部と、
前記容器本体と前記蓋体のうち前記ヒンジ部と同じ側に設けられ、前記蓋体が前記容器本体を密閉することを許容する第1位置と、前記蓋体と前記容器本体との間に隙間を形成する第2位置との間を、前記ヒンジ部の前記回転中心を中心にして回動可能な回動部と
を備え、
前記回動部は、前記第1位置から前記第2位置に向けて一方向に回動するとき、少なくとも一部が前記容器本体および前記蓋体の他方を押すことで、前記蓋体を押し上げて前記蓋体と前記容器本体との間の密閉を解除し、更に前記一方向に回動するとき、少なくとも一部が前記容器本体と前記蓋体との間に挿入され、前記第2位置に位置するとき、少なくとも一部が前記容器本体と前記蓋体との間に挟まれて前記隙間を維持するように、構成されている、容器。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記容器本体および前記蓋体の少なくともいずれか一方は、前記回動部が前記第2位置に位置するとき、前記回動部の前記一方向と逆向きの逆方向に回動することを規制する規制部を備える、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記容器本体および前記蓋体の一方は、前記ヒンジ部および前記回動部を有し、
前記容器本体および前記蓋体の他方は、前記回動部が嵌入可能な凹部を有し、
前記規制部は、前記凹部を画定する隆起部分によって構成されている、請求項2に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
食品を密閉型の容器に入れ冷蔵庫、冷凍庫にて、食品の乾燥、変質、汚染を防止しつつ保存することは家庭においても従来から広く行われている。このような食品保存容器は、傾きや転倒によって内部の液状物が漏れ出ないよう液密性や気密性が担保されている。一般的に、この種の保存容器において、液密性や気密性を保持するには、容器本体と蓋体の嵌め合いを強固にする傾向にあり、開封する際に大きな力が必要となる。この種の容器の一例として、特許文献1には、容器本体に回動可能に連結された回動取っ手を上側に持ち上げて回動させることで、蓋体を容器本体から取り外す容器が開示されている。
【0003】
また、保存された食品を電子レンジを用いて加熱(加温や解凍)するにあたり、別の容器に移し替えることなく保存容器ごと電子レンジに入れて加熱できる容器も種々提供されている。この種の保存容器においては、加熱に伴う容器内部の空気の膨張によって、容器の変形を生じたり突発的な蓋体の外れが生じないように、予め、蒸気弁を外したり、蓋体を外したり(蓋体をずらしたり)して、容器本体内を外部に開放する必要がある。
【0004】
蓋体をずらして加熱した場合には蓋体の裏面や容器本体の縁に多数の水滴がつくが、ずらし方が小さいと、この水滴により蓋体がすべり加熱中に蓋体が閉まってしまうことがある。そうなると、前記空気膨張による変形の他、加熱後の冷却に伴う内圧減少による容器変形や開封困難も生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-193132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の容器では、使い勝手の観点から改善の余地がある。
【0007】
本発明は、食品を密閉保存している状態から軽い力で蓋を開封するのに併せて、容器本体の内部を外部に開放した状態を維持することのできる食品保存容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本発明は、以下のように構成する。
本発明の一態様に係る容器は、
上部に開口を有する容器本体と、
前記容器本体を密閉するように前記容器本体に取り付け可能である一方で、前記容器本体から取り外し可能である蓋体と、
前記容器本体および前記蓋体のいずれか一方に設けられ、上下方向に交差する横方向に延びる回転中心を有するヒンジ部と、
前記容器本体と前記蓋体のうち前記ヒンジ部と同じ側に設けられ、前記蓋体が前記容器本体を密閉することを許容する第1位置と、前記蓋体と前記容器本体との間に隙間を形成する第2位置との間を、前記ヒンジ部の前記回転中心を中心にして回動可能な回動部と
を備え、
前記回動部は、前記第1位置から前記第2位置に向けて一方向に回動するとき、少なくとも一部が前記容器本体および前記蓋体の他方を押すことで、前記蓋体を押し上げて前記容器本体前記蓋体と前記容器本体との間の密閉を解除し、更に前記一方向に回動するとき、前記容器本体と前記蓋体との間に挿入され、前記第2位置に位置するとき、少なくとも一部が前記容器本体と前記蓋体との間に挟まれて前記隙間を維持するように、構成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、食品を密閉保存している状態から軽い力で蓋を開封するのに併せて、容器本体の内部を外部に開放した状態を維持することのできる食品保存容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る容器の分解斜視図。
図1に示す容器の密閉状態の斜視図。
図2のIII-III線に沿った断面図。
図1に示す容器の開放状態の斜視図。
図4のV-VI線に沿った断面図。
図1に示す容器が密閉状態から開放状態に遷移している途中の状態を示す斜視図。
本発明の第1実施形態の変形例に係る容器の分解斜視図。
本発明の第2実施形態に係る容器の密閉状態の斜視図。
本発明の第2実施形態に係る容器の開放状態の斜視図。
本発明の第2実施形態の変形例に係る容器の密閉状態の斜視図。
本発明の第2実施形態の変形例に係る容器の開放状態の斜視図。
本発明の第3実施形態に係る容器の密閉状態の斜視図。
本発明の第3実施形態に係る容器の開放状態の斜視図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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